今回は野菜を使った簡単な副菜やスープのおすすめレシピを、レシピルの編集部員でかつ保育園給食の現場の経験もある管理栄養士がご紹介します。では早速見ていきましょう!
高齢者施設、保育施設の給食調理の経験を経て、現在は家庭で簡単にできる子ども向けレシピの開発を行っている管理栄養士。大好きなうさぎ2匹とのんびりライフを満喫。1番好きな果物は梨!梨が出回る季節はほぼ毎日食べている。笑
子どもも食べやすい副菜5選
その1:ごま香る!「シャキシャキいんげんのごま和え」
必要な材料…三度豆(インゲン)、塩、白ごま、上白糖、薄口醤油、みりん、和風顆粒出汁
調理時間の目安…20分
緑黄色野菜でβカロテンやビタミンがたくさん含まれているいんげんですが、見た目が緑色なこともあり苦手なお子さまもいるかもしれないですね。甘い味付けでごまの風味が強いのでお子さまも食べやすいレシピだと思います。
日持ちするので作り置きやお弁当にもおすすめですよ!ぜひ試してみてくださいね。
ごまの香りが食を加速!ヘルシー副菜「三度豆の胡麻ダレ和え」のレシピ
その2:ごはんとの相性も◎「ネバネバ!オクラ納豆」
必要な材料…オクラ、大葉、納豆、卵黄、味のり、粉わさび、濃口醤油、塩
調理時間の目安…20分
ごはんのお供やおつまみにぴったりなので、大人から子どもまで楽しめるレシピです。お子さま向けにはわさびを入れずに作ってみてくださいね。
納豆とオクラのネバネバには栄養がたっぷり含まれています!ごはんの上にのせてオクラ納豆丼にするのもおすすめですよ〜
その3:さっぱりヘルシー!「トマトと玉ねぎのサラダ」
必要な材料…トマト、玉ねぎ、パセリ、塩、白胡椒、レモンジュース、米酢、オリーブオイル
調理時間の目安…20分
塩をふりかけることでトマトの自然な甘味が引き出されます!酸味が苦手なお子さまに甘さが足りない場合は、はちみつや砂糖を追加して甘味を調節してみてください。
トマトと玉ねぎを切って和えるだけで簡単なので、メンチカツを揚げながらささっと作れると思います。
シンプルな一皿!ダイエットにもぴったりな基本の「トマトサラダ」のレシピ
その4:作り置きがおすすめ「きんぴらごぼう」
必要な材料…ごぼう、にんじん、ごま油、砂糖、酒、みりん、しょうゆ、輪切り唐辛子、白ごま
調理時間の目安…15分
ごぼうは下処理の手間がかかるイメージが強く、使用頻度が少ない方も多いと思いますが、腸内環境を整えたり便通をよくする食物繊維がたくさん含まれています。
千切りの手間はかかりますが、普段不足しがちな食物繊維をたっぷりとれるレシピです。休日にたくさん作って作り置きしておきましょう!
基本のきんぴらごぼうのレシピ!お弁当や副菜に♪コツを押さえてこっくり味しみ
その5:程よい甘さがクセになる「キャロットラペ」
必要な材料…ニンジン、オレンジ、アーモンド、レーズン、塩、白ワインビネガー、塩こうじ、乾燥ハーブ、EXオリーブオイル
調理時間の目安…15分
オレンジやレーズンが入っていて程よい酸味と甘味を楽しめます。甘めの味付けなので、お子さまも食べやすいと思います。手間のかかる千切りはスライサーにお任せしましょう!
彩りがよくきれいなのでメンチカツに添えると一気に華やかになりますし、ごちそうやおもてなしにもぴったりです!
美肌効果UPでダイエットにも効果的!!「甘くて食べやすいキャロットラペ」のレシピ
野菜たっぷりのスープ5選
その6:やっぱり日本のソウルフード!「大根の味噌汁」
必要な材料…大根、油揚げ、細ねぎ、水、水、出汁パック、味噌
調理時間の目安…25分
日本の食生活に欠かせない味噌汁は、具材をアレンジすることでいろいろな栄養素をとることができます。
大根は加熱に時間がかかる野菜ですよね。先に下茹ですることで煮崩れ防止ができるだけでなく、アクが抜けてお子さまが苦手な苦味を減らすことができるのでやってみてください!
【冷蔵3日】厚めにカットして存在感UP!失敗しない基本の「大根の味噌汁」のレシピ
その7:家で簡単に作れる!「本格オニオンコンソメスープ」
必要な材料…玉ねぎ、えのき、ベーコン、塩、ホワイトペッパー、EVオリーブオイル、乾燥パセリ
調理時間の目安…30分
オニオンコンソメスープと言えば、レストランなどで食べることが多いイメージですが、家でコンソメなしで本格的に作ることができる魔法のレシピです。玉ねぎの皮に含まれる栄養素や旨味も活用しています。
焼いたパンやチーズを使ってお子さまも喜ぶグラタンスープにもアレンジできますよ。
時短で作る本格オニオンスープのレシピ!コンソメ不使用でもコクあり!
その8:優しい味わい「野菜たっぷりミネストローネ」
必要な材料…カットトマト缶、ハーフベーコン、じゃがいも、セロリ、玉ねぎ、にんじん、キャベツ、にんにく、オリーブオイル、塩コショウ、刻みパセリ、水、顆粒コンソメ
調理時間の目安…25分
自然と野菜をたっぷり食べられるので、メンチカツにぴったりです。水を加える前にしっかり炒めて水分をとばして、野菜の旨味をしっかり引き出すのがポイントです。
トマトの酸味が苦手なお子さま向けには、ケチャップや砂糖を追加して少し甘味を追加して調整してみてくださいね!
一手間で野菜のうま味を引き出す!「基本のミネストローネ」のレシピ
その9:野菜嫌いのお子さまにぜひ!「ほっこり白菜のポタージュ」
必要な材料…白菜、長ねぎ、じゃがいも(メークイン)、無塩バター、牛乳、生クリーム、味噌、塩
調理時間の目安…20分
見た目で野菜を食べないお子さまにおすすめのレシピです!生クリームが入っているのでまろやかな味わいで自然に食べられると思います。
白菜が余った時の大量消費にもぴったりです!白菜は鍋料理や煮物などに使うことが多いので、新しい食べ方としてレパートリーに加えてみてはいかがでしょう?
白菜の大量消費に白菜ポタージュのレシピ!ほっこり優しい味で生クリームを抜いて離乳食にも
その10:レンジで簡単に作れる「濃厚かぼちゃスープ」
必要な材料…かぼちゃ、豆乳、バター、塩、ブラックペッパー
調理時間の目安…10分
電子レンジ加熱だけで作れる簡単レシピで、砂糖不使用で自然な甘さを楽しめます。
かぼちゃの糖質が少し気になる方もいますよね?かぼちゃには抗酸化作用を持つβカロテンを含め、ビタミン・ミネラルがたくさん含まれているのでダイエット中にもおすすめですよ!
牛乳不使用の濃厚かぼちゃスープのレシピ!レンジで簡単調理♪忙しい朝にもぴったり
簡単に作れるあと一品!5選
その11:5分で完成「小松菜とえのきの煮浸し」
必要な材料…小松菜、えのきだけ、油揚げ、めんつゆ(3倍濃縮)、砂糖、すりおろし生姜、ごま油、水、白ごま
調理時間の目安…5分
揚げ物のように手間がかかるメニューの時に嬉しい超時短レシピです。お子さまの苦手な葉物野菜の小松菜には、お子さまの成長にとても大切なカルシウムが豊富です。
メンチカツを作る前にささっと作って置いておくことで、しっかりと味が染み込んでお子さまも食べやすくなると思いますよ!
もう一品欲しい時にレンジで一発!えのきと小松菜の煮びたしのレシピ
その12:食べ応えあり!「シャキシャキコールスロー」
必要な材料…キャベツ、にんじん、塩、ハム、コーン、マヨネーズ、お酢、砂糖、オリーブオイル、マスタード
調理時間の目安…10分
野菜をみじん切りではなく千切りにすることでシャキシャキ感があり食べ応えがあると思います。キャベツの硬い部分やにんじんの皮まで使った栄養たっぷりのレシピです。お子さまの大好きなコーンも入っていますよ!
酸味が苦手なお子さまには、マヨネーズや酢の量を調節してみてくださいね。
ひと手間で水っぽくならない!最後までシャキシャキ基本のコールスローのレシピ
その13:一口食べたら止まらない「もやしのナムル」
必要な材料…もやし、カニカマ、塩、鶏ガラスープの素、しょうゆ、砂糖、酢、ごま油、白ごま
調理時間の目安…10分
とりあえず買っておけば色々な料理に使えるもやしは万能食材ですよね。一見栄養があまりなさそうなもやしですが、食物繊維やビタミンなどたくさんの栄養が含まれている食材です。
水っぽくならないようにしっかりともやしの水気を切って作るのがポイントです。カニカマの代わりにハムやちくわなどを入れてアレンジするのもおすすめです。
水っぽさなし&ばっちり決まる黄金比!基本のもやしナムルのレシピ
その14:シャキシャキ!「白菜と大根の塩昆布サラダ」
必要な材料…白菜、大根、胡麻油、サラダ油、塩、塩昆布、かつお節、いりゴマ、刻み海苔
調理時間の目安…5分
あまり生で食べないかもしれませんが、白菜は生で食べられる野菜です!シャキシャキしていて甘味がありおいしいです。生で食べることで、加熱すると熱で壊れてしまうビタミンCも摂取できます。
塩昆布とかつお節の旨味と野菜が合わさって、お子さまも食べやすいと思います!
【大量消費】5分でできる白菜でもう1品!白菜と塩昆布のサラダのレシピ
その15:とろ〜りチーズの「丸ごと玉ねぎ焼き」
必要な材料…玉ねぎ、めんつゆ(3倍濃縮)、味噌、バター、ピザ用チーズ、粗挽き黒こしょう
調理時間の目安…12分
とろっと柔らかい玉ねぎとめんつゆと味噌のたれの相性がよく、濃厚なバターとチーズが絡むので、一口食べたらやみつきになると思います。
玉ねぎの皮の近くには抗酸化作用のあるケルセチンが含まれています。皮をむく手間も減らせて栄養もとれるなんて最高ですよね!
玉ねぎ消費!レンジで時短「丸ごと玉ねぎのとろける味噌チーズ焼き」のレシピ
メンチカツと野菜たっぷりの副菜やスープを合わせて食べよう!
この記事では管理栄養士が考案した、メンチカツに合う副菜やスープのレシピ15品をご紹介しました。野菜をたっぷりとれるレシピをご紹介しましたが、ヒントになりそうなレシピはありましたか?
レシピルでは、これからも日々の献立に活用していただけるようなレシピをご紹介していきます。この記事を読んでくださった方が、メンチカツと一緒に野菜を楽しく食べるきっかけになりますように!