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ピラフの献立15選!軽めのランチ向きのおかず、夕食に組み合わせたい主菜やスープなどを3児の母が提案

鶏肉やエビ、カレー味などバリエーションが豊富な「ピラフ」。和食の炊き込みご飯とはまた違うおいしさで子供も喜ぶメニューですね。炊飯器で簡単に作れるレシピも多く、食卓への登場回数が多いというご家庭もあるのではないでしょうか。

そこで今回はピラフに合うおかずや副菜を、レシピルの編集部員でかつ調理師の3児の母である私が15品厳選してまとめました。ランチや夕食などシーン別にオススメのレシピをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

著者/sato rika

朝から晩まで子育てに奮闘中の3児の母。高校卒業後に調理師・製菓衛生士の資格を取得。それぞれ好みの違う家族5人が満足するごはんを日々研究中。趣味はキャンプ&釣りのアウトドア家族。

軽めのランチにどうぞ!主菜3選

その1:大葉が爽やかに香る!チーズと大葉入りハムカツ

必要な材料…ロースハム、スライスチーズ、大葉、薄力粉、溶き卵、マヨネーズ、水、パン粉

調理時間の目安…10分

どこか懐かしい雰囲気のハムカツ。大葉とチーズを挟むと風味が増し、大人も子供も満足できる一品になるでしょう。薄いハムカツは揚げ時間も短く、パパっと済ませたいランチに最適ですね。

バッター液にマヨネーズを加えると、コクとサクサク感が増しよりおいしくなります。また、パン粉を付けてから5~10分休ませてから揚げると衣がはがれずきれいに揚げあがりますよ!

その2:フライパンひとつで楽レシピ!豆乳グラタン

必要な材料…鶏むね肉、玉ねぎ、エリンギ、じゃがいも、マカロニ、コンソメ顆粒、味噌、塩コショウ、豆乳、ピザ用チーズ、薄力粉、オリーブ油、ドライパセリ、ブラックペッパー

調理時間の目安…25分

具材を炒めるところからホワイトソース作りまで、フライパンひとつで完結するお手軽なグラタンのレシピをご紹介します。洗い物が少なく済むのはとてもうれしいですよね!バターを使っていないとは思えないほどコクがありクリーミーで、ピラフとグラタンのみでも大満足のランチになるでしょう。

こちらのレシピは豆乳を使用していますが、もちろん牛乳でも大丈夫。豆乳の方が若干カロリーが低めではありますが、それぞれ栄養面での良さもあるため、お好みで使い分けてみてくださいね。

その3:魚料理のレパートリーに加えたい!サケの味噌マヨホイル焼き

必要な材料…生鮭、塩、酒、玉ねぎ、エリンギ、もやし、ブロッコリー、塩コショウ、味噌、酒、マヨネーズ、ブラックペッパー

「ランチは軽めに魚料理を作りたいな!」そんな気分の日にオススメなのがサケのホイル焼きです。蒸し焼きは油を使わないのでヘルシーで、様々な食材のアレンジが効くのも魅力のひとつ。きのこの種類を増やしたり、タラなどの白身魚に変えてもおいしいですよ。

魚の生臭みを抑えるポイントは下処理!塩と酒を振っておくと余分な水分とともに臭みが抜け、おいしいホイル焼きに仕上がります。魚料理をおいしくするポイントを覚えておきましょう。

作り置き可能!ランチ向け副菜2選

その4:懐かしの給食風!大豆入りポークケチャップ

必要な材料…豚こま肉、玉ねぎ、しめじ、じゃがいも、大豆水煮、オリーブオイル、顆粒コンソメ、砂糖、水、ケチャップ、トマト缶(カット)、ウスターソース、おろしにんにく、

調理時間の目安…30分

昔から給食の人気メニューのひとつ「ポークケチャップ」トマトの酸味と甘味が調和し、大人から子供まで食べやすい味つけの副菜ですね。煮込み時間はかかりますが作り置きも可能なので、ぜひ献立のレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

このレシピは大豆が入っていて、ピラフだけでは不足しがちなたんぱく質を十分に補えるよう工夫されています。育ち盛りの子供達だけでなく大人にとってもたんぱく質は重要な栄養素です。水煮缶やドライパックなどを積極的に取り入れていきましょう!

その5:栄養バランス◎ひじきサラダ

必要な材料…乾燥ひじき、ツナ缶、玉ねぎ、ミックスビーンズ、冷凍枝豆、マヨネーズ、上白糖、ごま油、濃口醤油

調理時間の目安…25分

野菜だけでなく海藻や豆など種類豊富な食材を使ったこちらのレシピは、栄養バランスも良く食べ応えもあるサラダです。食感も様々で最後まで飽きずに食べられますね。さらにボリューム感が欲しい時には、ほうれん草やれんこん、にんじん、コーンなどをプラスするのもオススメですよ!

マヨネーズベースのマイルドな味付けなので、ピラフの種類を問わず相性が良いでしょう。

ボリューム満点!夕食にオススメの主菜4選

その6:サルサソースでさっぱりと!チキンカツ

必要な材料…鶏ムネ肉、パン粉、トマト、玉ねぎ、ピーマン、ニンニク、チリパウダー、ケチャップ、レモン果汁、EXオリーブオイル、卵、米粉、水、塩、白こしょう

調理時間の目安…30分

みじん切りのトマトや玉ねぎたっぷりで酸味の効いた味わいが特徴のサルサソースは、メキシコ料理を代表するソースのひとつです。本場のソースはハーブやスパイスで辛味があるものも多いですが、辛さがなくとも十分においしく食べられますよ。

サクッと揚がったチキンカツにかけると油っぽさが中和され、いくらでも食べられてしまうでしょう。鶏むね肉を使用しているので、満足感もありながらヘルシーなメイン料理に仕上がります。

その7:おもてなしにもオススメ!豚肉の香草グリル

必要な材料…豚肩ロース、にんにく、ローズマリー、オリーブオイル塩、こしょう、玉ねぎ、にんじん、オリーブオイル

調理時間の目安…80分

使用する食材や盛り付けを工夫すると、おもてなし料理としても使えるピラフ。お祝い事など華やかなシーンで組み合わせるのにオススメなのが、こちらの豚肉の香草グリルです。塊肉でインパクトもあり食卓が盛り上がるでしょう。

豚肩ロースは湯せん焼きにすることでしっとりとした焼き上がりになります。また、焼き上がってから肉汁が落ち着くまで休ませるのも大事なポイント!シンプルな味付けで豚肉のおいしさを堪能しましょう。

その8:魚介の風味抜群!アクアパッツァ

必要な材料…切り身魚、アサリ、ミニトマト、人参、白ワイン、オリーブオイル、イタリアンパセリ、エクストラバージンオリーブオイル

調理時間の目安…20分

「見映えのする魚料理って何だろう…」そんな人にオススメなのが、フライパンひとつで作れるアクアパッツァです。彩りも良く食欲をそそります。レストランのような魚介の旨味たっぷりの一皿が自宅で食べられるなんてうれしいですね。

タイやスズキ・タラなどのクセのない白身魚を使うことが多いアクアパッツァ。切り身でももちろんおいしくできますが、骨からも良いだしが出るので、丸ごとの魚で豪快に作るアクアパッツァにもぜひチャレンジしてみてください!

その9:ふんわり食感で子供も喜ぶ!チキンナゲット

必要な材料…鶏むね肉、絹豆腐、マヨネーズ、おろしにんにく、おろし生姜、片栗粉、塩、カレー粉、揚げ油

調理時間の目安…20分

ファストフード店の人気メニューのひとつ「チキンナゲット」実は家庭でも簡単に作ることができるんですよ!このレシピは豆腐が入っていてふんわりと優しい食感で、小さな子供も食べやすいでしょう。揚げたてのチキンナゲットを食べられるのは手作りならではの特権ですね。

おいしさのポイントは鶏むね肉を包丁でたたいて粗みじん切りにすること!市販の鶏ひき肉よりも粗目なので鶏肉の食感が適度に残り、ジューシーさもアップしますよ。

夕食に添えたい!おしゃれな副菜&サラダ4選

その10:食材をシンプルにおいしく!ベーコンと野菜のオイル焼き

必要な材料…ブロックベーコン、茄子、トマト、ニンニク、オリーブオイル、塩、白胡椒、鶏ガラスープの素、白ワイン

調理時間の目安…25分

野菜本来の味をシンプルに楽しめるオイル焼き。冷たいサラダは体が冷えてしまうという人も、あたたかい焼き野菜なら一年中おいしく食べられますよ。

こちらのレシピでは油と相性の良いなす、加熱すると旨味と甘味が凝縮するトマトの2種類ですが、旬の食材に変えて季節感を楽しむのも良いでしょう。旬の野菜は安価でおいしいだけでなく、栄養素も高いので積極的に献立に取り入れてみてください。

その11:カレー風味が新鮮!マカロニサラダ

必要な材料…マカロニ、塩、水、きゅうり、塩、ハム、卵、マヨネーズ、牛乳、お酢、砂糖、カレー粉、塩コショウ、パセリ、ブラックペッパー

定番のマカロニサラダも少量のカレー粉を加えるだけで、いつもとはひと味違うおいしさになりますよ。カレーの風味のみで辛味はほとんど感じられないので、小さな子供にも安心のレシピです。

きゅうりやハムは同じ太さに切りそろえるのが、全体に統一感のあるサラダに仕上げるポイント!食材の切り方は、味なじみだけでなく口に入れた時の食感などにも差が出てきます。定番の料理こそ丁寧に作りたいですね。

その12:カフェ風のおしゃれ副菜!ほうれん草とベーコンのキッシュ

必要な材料…冷凍パイシート、たまねぎ、ほうれん草、ベーコン、卵、生クリーム、オリーブオイル、塩、こしょう

調理時間の目安…60分

「ピラフの食卓を華やかに演出したい!」そんな願いをかなえてくれるのが、ほうれん草とベーコンのキッシュです。難しそうなキッシュですが冷凍パイシートを使えば手間もかからず、自宅でカフェ風のメニューを楽しめますよ。

ピラフとキッシュどちらも下準備さえしておけば、あとは炊飯器やオーブンにお任せでOK!どちらも出来立てを食べられるように調理時間を逆算して、ぜひ作ってみてくださいね。

その13:包丁を使わないお手軽な一皿!春菊と生ハムのサラダ

必要な材料…春菊、くるみ、生ハム、カッテージチーズ、粉チーズ、オリーブオイル、ワインビネガー、塩、こしょう

調理時間の目安…10分

鍋の具材としてのイメージが強い春菊。独特のクセと苦味で苦手という人も多いかもしれませんね。実は春菊の苦味やえぐみは、加熱することで強まるという性質があります。そのため生食すると苦味をあまり感じず、香りだけを楽しむことができるんですよ!

春菊をサラダで食べる場合は、なるべく茎が細めの柔らかそうなものを選ぶと良いでしょう。まだ試したことがないという人も、ぜひ一度春菊のサラダを作ってみてくださいね。

ホッと温まる!スープ2選

その14:長ねぎの甘味を堪能!長ねぎのポタージュ

必要な材料…長ネギ、じゃがいも、無塩バター、水、牛乳、塩、こしょう、オリーブオイル、固形ブイヨン、ローリエ

調理時間の目安…30分

味噌汁や鍋などの具材というイメージが強い長ねぎ、冷蔵庫に常備している人も多いかと思います。和食で大活躍の長ねぎですが、実は牛乳やバターと組み合わせてポタージュにしてもおいしいんです!バターでじっくりと炒めると甘味が引き出され、優しい味わいに仕上がります。

クセのないまろやかな長ねぎのポタージュは、どんな種類のピラフとも相性が良いでしょう。長ねぎには血行を促進し体を温める働きも期待できます。寒い季節にぜひ作ってみてくださいね。

その15:基本をおさらい!ポトフ

必要な材料…じゃがいも、玉ねぎ、ニンジン、キャベツ、ブロッコリー、ウインナー、オリーブオイル、顆粒コンソメ、塩、白ワイン、ブラックペッパー

調理時間の目安…30分

フランスの家庭料理のひとつ「ポトフ」大きめの野菜がゴロっと入っていて、食べ応えのあるスープですね。こちらのレシピでは煮込む前に弱火で蒸し焼きにすることで、野菜の旨味を引き出す方法が紹介されています。野菜の旨味がしっかり出ていると薄味でも十分においしく感じられ減塩にもつながるでしょう。

ピラフだけではどうしても野菜が不足しがちなので、野菜をたくさん食べられるポトフを添えてみてはいかがでしょうか。

enjoy cooking!

シーンや気分に合わせて、ピラフの献立を楽しみましょう!


今回はピラフに合うおかずやスープを、ランチ・夕食のシーン別にご紹介しました。献立を考えるヒントは見つかりましたか?

ピラフ自体もバリエーションが豊富で、組み合わせるメイン料理やスープによって様々な食卓を演出できますね。普段のランチや夕飯はもちろん、おもてなしなどの献立を考える際にも参考にしてみてください。

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