洋食歴20年の料理人hiroです。今回は夏野菜の代表格ナスとトマトを使ってオリーブオイル焼きにします。オリーブオイルは適度に摂取すれば太らないと科学的に証明されています。シンプルに相性の良いオイルと食材で焼いて食す!ベーコンの旨味もあるので味付けもシンプルです。それでは早速作っていきましょう。
ブロックベーコンと茄子、トマトのオイル焼きの材料(2人分)
具材
ブロックベーコン | 70g | |
茄子 | 3本 | |
トマト | 1個 | |
ニンニク | 2片 |
調味料
オリーブオイル | 大さじ2+大さじ1 | |
塩 | 少々 | |
白胡椒 | 少々 | |
鶏ガラスープの素 | 小さじ2/3 | |
白ワイン | 大さじ2 |
付けあわせ
スナップエンドウ |
ブロックベーコンと茄子、トマトのオイル焼きの作り方(1分動画で早回し解説)
ブロックベーコンと茄子、トマトのオイル焼きの作り方
カットした後の茄子は、水につけてアク抜きです。また断面の変色を防ぐことができます。10分ほど水に晒してザルにあけ、水気をとっておきましょう。
ニンニクは細かくみじん切りに。
ブロックベーコンは、厚めの短冊上にカットして存在感を出します。
トマトは1/8にくし切りにした後、さらに斜めにナイフを入れて1個を1/2に。カットが16粒になるようにします。断面からジュースが出るので、カット後は器に取っておきましょう。トマトから出てくるジュースも余すことなく使用します。
オリーブオイルを無駄なく使うには茄子をすぐに返すことにあり!
並べた後に、すぐ茄子を返してフライパンの底に残っているオリーブオイルを吸わせます。茄子の性質上、油を吸ってしまうので、片面だけに油を吸わせず、両面にまんべんなく油を吸わせて焼いていくのです。オリーブオイルも高価ですので、こういった工夫で焦さずに最小限の油で焼いていくんですね。
返したら片面のみに軽く塩、白胡椒を下味をつけます。
焼き色が付いたら、器に取っておきましょう。これだけでも立派な焼きナスとして食べれますね。余熱でさらに火が入り、柔らかくなります。
最後にトマトを加えます。トマトはジュースごと加えて、サッと和える程度でOK。形を崩さないように炒めることがポイントとなります。
オリーブオイルのチカラで健康に!
今回のようなシンプルな味付けの炒めものは、ワインだと赤白どちらでも合いますし、日本酒やビールでも合わせられます。オリーブオイルにはオレイン酸やリノール酸という体に良い健康効能があり、悪玉コレステロールを減少させ、動脈硬化や生活習慣病予防、さらにお肌に良いものとして重宝されます。
コック歴20年の私は、その間は仕事でもプライベートでもオリーブオイルは良く使用するので、体重が大幅に変わることがなくベストな状態を保っています。妻も同じく。野菜を多く摂取することも考えられますが、やはりオリーブオイルのチカラが健康状態を保ってくれてるのでは?と考えることもあります。オリーブオイルは高価なものですが、その場その時で量を調整しながら積極的に摂取しておきたいですね。是非ともシンプルな味付けのオイル焼き、ご家庭でお試しくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。