こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。お鍋の具材としておなじみの春菊。香りや苦みが強く、ちょっと苦手な方も多いのでは?でも、生でサラダとして食べると思った以上にクセが少なく美味しく召し上がれます。今回は包丁を使わない超簡単レシピにしてみました。それでは早速作っていきましょう!
春菊と生ハムのフレッシュサラダの材料(2人分)
主な材料
春菊 | 70g | |
くるみ | 20g | |
生ハム | 20g | |
カッテージチーズ | 30g | |
粉チーズ | 5g |
ドレッシングの材料
オリーブオイル | 大さじ3 | |
ワインビネガー | 大さじ1 | |
塩 | 小さじ1/2 | |
こしょう | 少々 |
春菊と生ハムのフレッシュサラダの作り方
春菊の栄養はサラダで食べると吸収力アップ
春菊にはベータカロテンやビタミンB、ビタミンCなどが豊富に含まれます。ベータカロテンは油と一緒に食べると吸収が良いので、ドレッシングと合わせると相性が良いですね。また、ビタミンBやビタミンCは水溶性のビタミンなので、茹でると水に流れ出てしまいます。サラダでそのまま食べる事で、ロス無く召し上がれますよ。
ドレッシングのオイルと酢の黄金バランスは「3:1」
自家製ドレッシングのオイルと酢の割合は「3:1」が基本です。このバランスを知っていれば、市販のドレッシングが無くても美味しいサラダがいつでも楽しめます。粒マスタードやゆず胡椒、アンチョビやはちみつなどをプラスする事でバリエーションが広がりますね。
思ったよりマイルドな味わい!おもてなしにもぴったりのサラダです
生で食べる春菊は、加熱したものと違って香りも苦みもマイルド。思った以上の食べやすさにきっと驚かれると思います。生ハムやカッテージチーズがうま味やボリュームをプラスしてくれるので、満足感や食べ応えもバッチリです。粉チーズの香りが春菊の香りを抑えてくれるので、食べやすさがアップして最後まで飽きずに食べられますよ。春菊はビタミンなどの栄養がとても豊富、美容や健康が気になる方に是非試して頂きたいサラダです。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」