洋食歴20年の料理人hiroです。今回は洋風なおもてなしに最適なマリネサラダをご紹介します。ちょっとした集まりに赤、黄、緑、白、ピンクと、この一皿で食卓にパッと花が咲きます。バゲットに乗せてカナッペとして楽しむのも良いですね。爽やかな味付けです。それでは早速作っていきましょう。
生ハムとブロッコリーのマリネの材料(4人前)
具材
生ハム切り落とし | 40g | |
ブロッコリー | 1株 | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
ニンニク | 2かけ | |
プチトマト | 10粒 | |
レモン広島レモン | 1個 |
調味料
サラダ油 | 大さじ2 | |
塩 | 適量 | |
白胡椒 | 少々 |
調味量
白ワイン | 大さじ2 | |
茹で汁 | 100cc | |
はちみつ | 小さじ1 | |
オリーブオイル | 大さじ1 |
生ハムとブロッコリーのマリネの作り方
もう半分のレモンをフレッシュレモンジュースに
もう半分は、ギュッと絞ってジュースにします。このレモン果汁は後ほどマリネ液として使います。絞れるところまでギュッと絞っておきましょう。
ブロッコリーの茎は、一番下の部分と、四隅を落とし、1.5cmほどの四角柱にします。この部分がブロッコリーの芯です。3mm幅にスライスしておきましょう。
ボイル用のお湯を沸かします
ブロッコリーをボイルするためのお湯を鍋に沸かします。2ℓの熱湯に0.5%ほどの塩、つまりは10gの塩を加えます。塩でボイルすることで、ブロッコリーの発色を良くします。
ボウルに氷水を用意して、沸騰している塩水にブロッコリーの芯から茹でます。
芯をボイルし始めてから1分後に、ブロッコリーのつぼみを加えます。時々、穴ジャクシを使って、浮いてきたつぼみを優しく沈めてあげましょう。ブロッコリーのつぼみを正確には花蕾(からい)と言います。
サラダ油がフツフツとしてきたら、すぐに弱火に。時折、フライパンを傾けたり、火から離してゆすったりしてニンニクが色づくまで炒めます。サラダ油にニンニクの香りをうつす作業です。
玉ねぎに軽く塩、白胡椒をして下味をつけ、さらにしんなりするまで炒めていきます。
アルコールが飛んだところで、ブロッコリーを湯がいた茹で汁を100cc加え、ひと煮立ちさせます。
ひと煮立ちさせたら、大きめのボウルの中にあけます。
マリネベースをしっかりと冷まそう
ボウルに氷を用意して、玉ねぎのマリネベースをしっかりと冷まします。
オリーブオイルを加え…
ハチミツで酸味を抑えたマリネ駅に
さらにハチミツを足して、ゴムベラで混ぜ合わせます。これが今回のマリネ液(ドレッシング)となります。しっかりと混ぜて一度、味見しましょう。ハチミツは、酸味のカドを取るのに適した調味料です。少し多めに入れても良いでしょう。
ブロッコリーをさっくりと混ぜたら、今度はトマトとレモンを形を崩さないようにさっくりと混ぜてお皿に盛り付けます。生ハムは一枚一枚丁寧に剥ぎ取り、手ちぎりして飾るように盛り付けたら完成です。
サッパリとした味付けは飽きがないです
今回のマリネサラダは、レモンベースのさっぱりとした味付けです。程よい酸味とハチミツの甘味で食べていて飽くことがありません。また、国産レモンは皮まで食べられるので、キュッと噛んだときのキリッとした酸味がさらに食欲を増進。生ハムの塩っ気も良いアクセントとなります。ちょっとした集まりの時にこのようなカラフルなオードブルがあると、会話も弾みそうですね。是非とも今回のマリネサラダを食のレパートリーに加えてみてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。