このページでは、野菜のうどを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
うどのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはうどの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 19 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.3 | g | |
└糖質 | 2.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.4 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.8 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「(うど類) うど 茎 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、うどがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
うどはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
うどとは?どんな食材?
うどは、野菜の一種であり、独特な形状を持つ食材です。その見た目は、細長い棒状の形をしており、白い色をしています。食材として使用されるのは、うどの茎部分です。うどは、主に中国料理や日本料理で使われることが多く、その独特な食感と風味が特徴です。
うどの特徴
うどは、他の野菜とは異なる特徴を持っています。まず、その形状が特徴的であるという点です。細長い形状をしており、他の野菜とは一線を画しています。また、うどは、歯ごたえがあり、シャキシャキとした食感があります。さらに、独特な風味も持っており、料理にアクセントを与えることができます。
うどの使い方
うどは、さまざまな料理に使うことができます。まず、うどを細切りにして、サラダに加えることができます。そのシャキシャキとした食感が、サラダにアクセントを加えてくれます。また、うどは、炒め物や煮物にも適しています。独特な風味が、料理全体の味を引き立ててくれます。さらに、うどは、鍋料理にもよく使われます。うどの形状が、鍋の中で目立ち、食卓を彩ります。
以上のように、うどは、野菜の一種であり、その特徴的な形状と独特な風味が魅力です。さまざまな料理に使うことができ、料理にアクセントを加えることができます。ぜひ、うどを使った料理を楽しんでみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はうどがダイエットにどう役立つか説明します!
うどはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「うど」は可食部100gあたり19kcalと、非常に低カロリーです。これはダイエット中やカロリー制限をしている人にとって非常に嬉しい特徴です。食事のカロリー摂取量を抑えたい方や、体重管理をしたい方にとって、「うど」は健康的な食事の一部として選ばれることでしょう。
2. 糖質がかなり低いため血糖値の上昇を抑える効果がある
「うど」の糖質は可食部100gあたり2.9gと、かなり低いです。糖質の摂取量が多いと血糖値が急激に上昇し、その後の血糖値の急降下が起こることがありますが、低糖質の食材である「うど」を摂取することで、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。これは糖尿病予防や血糖値のコントロールをしたい方にとって重要なポイントです。
3. 食物繊維が普通量含まれており、腸内環境の改善に役立つ
「うど」には可食部100gあたり1.4gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境の改善に役立ち、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の量を抑えることができます。このため、「うど」は健康的な食事やダイエットに取り入れることで、腸内環境の改善や満腹感のサポートに役立つでしょう。
おすすめ:うどのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
うどに含まれる無機質の栄養を解説!
「うど」の特徴
「うど」は野菜の一種であり、その栄養データを見ると以下のような特徴があります。
1. カリウムが普通の量含まれています
「うど」は可食部100gあたりに220 mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、筋肉の収縮や神経伝達にも関与しています。普通の量のカリウムが含まれているため、バランスの良い食事に取り入れることができます。
2. カルシウムやマグネシウムが低い量しか含まれていません
「うど」にはカルシウムが7 mg、マグネシウムが9 mgしか含まれていません。これらの栄養素は骨や歯の形成に重要な役割を果たすため、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があります。そのため、「うど」を摂取する際には、他の食材との組み合わせや補完を考える必要があります。
3. 亜鉛やセレン、クロム、モリブデンなどの無機質栄養素はほとんど含まれていません
「うど」には亜鉛、セレン、クロム、モリブデンなどの無機質栄養素がほとんど含まれていません。これらの栄養素は体内の機能や代謝に関与しており、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があります。そのため、「うど」を摂取する際には、他の食材からこれらの栄養素を補う必要があります。
うどに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンEの含有量は普通である
「うど」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールという形で0.2 mg含まれています。この量は普通の範囲にあたります。
2. ビタミンKの含有量は普通である
「うど」にはビタミンKも含まれており、その量は2 μgです。この量は普通の範囲にあたります。
3. ビタミンCの含有量は多い
「うど」にはビタミンCが4 mg含まれています。この量は多い方です。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はうどの使用例としてレシピをご紹介します。
うどを使ったレシピ20選!
#1 基本の「きつねうどん」のレシピ!甘辛さがクセになる、メリハリある味の仕上げ方
冷凍うどん、油揚げ、長ネギ、かまぼこ、出汁、上白糖、みりん、薄口醤油、出汁、等
冷凍うどんを使った、きつねうどんのレシピ。油揚げを熱湯で油抜きし、出汁に味を染み込ませます。…
レシピを見る#2 プロのまかない風・具沢山焼きうどん
うどん、ベーコン、人参、玉ねぎ、椎茸、ニンニク、キャベツ、米油、和風顆粒出汁、等
うどん、ベーコン、野菜を使った、プロのまかない風具沢山焼きうどんのレシピ。具材は順番に炒め、酒と和風顆粒出汁を合わせておくことがポイント。…
レシピを見る#3 お手軽ランチにおすすめ!ピリ辛ニラだれうどん
冷凍うどん、薄切り豚ロース肉、ニラ、醤油、きび砂糖、ごま油、白ごま、コチュジャン、ラー油、等
冷凍うどんを使った、さっぱりピリ辛ニラだれうどんのレシピ。豚肉を茹でて冷まし、ニラだれを作ります。…
レシピを見る#4 牛肉とエリンギの具沢山うどん
牛肉、エリンギ、油揚げ、小松菜、顆粒だし、みりん、砂糖、しょうゆ、うどん、等
このレシピは、牛肉とエリンギの具沢山うどんの作り方です。まずは、エリンギを食べやすい大きさに切り、小松菜を3㎝幅に切り、油揚げを食べやすい大きさに切るところから始めます。…
レシピを見る#5 ランチにおすすめ!辛うま汁なし担々肉みそうどん
うどん、豚ひき肉、にんにく、しょうが、豆板醤、ごま油、しょうゆ、みそ、細ネギ、等
うどんを使った、汁なし担々肉みそうどんのレシピ。豚ひき肉を香ばしく炒め、調味料Aと一緒に炒め合わせます。…
レシピを見る#6 辛旨!コチュジャンで作る「うどんでビビン麺」
うどん、長ネギ、キュウリ、キムチ、コチュジャン、鶏ガラスープの素、ごま油、白ごま
うどんを使った、コチュジャンで作る「ビビン麺」のレシピ。温玉、長ネギ、キュウリ、キムチを用意し、うどんをレンチンして、タレを作ります。…
レシピを見る#7 明太子と白だしで簡単おいしい!冷たい明太子クリームうどん
明太子、大葉、生クリーム、白だし、うどん
明太子と生クリームを使った、冷製明太子クリームうどんのレシピ。明太子をホロホロに崩して、生クリームと白だしと混ぜます。…
レシピを見る#8 出汁をつないでしっかり麺に絡ませて!基本の「カレーうどん」
うどん、豚こま切れ肉、長ネギ、油揚げ、カレー粉、片栗粉、米油、上白糖、濃口醤油、等
うどんを使った、カレーうどんのレシピ。豚こま切れ肉と長ネギを炒め、カレー粉と片栗粉でトロミをつけた合わせ調味料を加えます。…
レシピを見る#9 つゆが決め手!冷水でしめてコシを出す!基本の「サラダうどん」
うどん、かいわれ大根、きゅうり、人参、乾燥ワカメ、トマト、ホールコーン、和出汁、みりん、等
うどんを使った、サラダうどんのレシピ。さっぱりとしたぶっかけうどんつゆを作り、茹でたうどんを冷水でしめます。…
レシピを見る#10 電子レンジで簡単5分でお店の味★明太クリームうどん
冷凍うどん、明太子、牛乳、白だし、有塩バター、小ねぎ、刻み海苔
明太子をほぐして、冷凍うどんをレンジで加熱して、牛乳と白だし、バターを加えて和え、小ねぎや刻んだ明太子の皮、刻みのりをのせて完成。5分でできる時短レシピです。…
レシピを見る#11 豆乳冷やし坦々うどん
冷凍うどん、あいびき肉、生姜、にんにく、ごま油、コチュジャン、味噌、砂糖、醤油、等
豆乳を使った、電子レンジで簡単に作れる冷やし担々うどんのレシピ。鍋やフライパンは使わないので後片付け楽々。…
レシピを見る#12 冷凍うどんで時短♪鶏と野菜と赤味噌でコク旨な基本の「味噌煮込みうどん」
冷凍うどん、鶏もも肉、長ネギ、油揚げ、椎茸、人参、大根、出汁パック、みりん、等
冷凍うどんを使った、味噌煮込みうどんのレシピ。鶏もも肉や野菜を具材として使い、赤味噌を加えてコクと深みを出します。…
レシピを見る#13 ゆでうどんと肉野菜で香り良し!「豚肉入り焼きカレーうどん」
ゆでうどん、豚こま切れ肉、キャベツ、人参、ピーマン、白胡椒、米油、カレーパウダー、濃口醤油、等
豚肉入り焼きカレーうどんのレシピ。キャベツ、人参、ピーマンを炒め、豚肉を加え、バットにあけて冷ます。…
レシピを見る#14 ピリ辛豆乳坦々うどん
冷凍うどん、豚ひき肉、チューブにんにく、豆乳、白すりごま、鶏がらスープの素、味噌、豆板醤、ラー油、等
冷凍うどんを使った、ボウル一つで作れる担々麺のレシピ。麺をうどんで代用しています。…
レシピを見る#15 簡単時短!甘辛牛肉と出汁がよく合う基本の「肉うどん」
うどん、牛こま切れ肉、細ねぎ、かまぼこ、みりん、濃口醤油、上白糖、出汁パック、みりん、等
うどんを使った、肉うどんのレシピ。甘辛く煮た牛肉と出汁を合わせて、冷凍うどんを加えて調理します。…
レシピを見る#16 基本の「鍋焼きうどん」のレシピ!手作り出汁でアツアツ風味豊かな一品を
冷凍うどん、鶏もも肉、長ネギ、椎茸、しめじ、かまぼこ、出汁パック、みりん、薄口醤油、等
冷凍うどんを使った、鍋焼きうどんのレシピ。鶏もも肉や椎茸、かまぼこなどを具材として使い、出汁パックや調味料で味付けします。…
レシピを見る#17 めんつゆでお手軽!栄養満点あんかけ肉うどん
うどん、豚肉、ニンジン、ほうれん草、舞茸、めんつゆ、片栗粉、料理酒
うどんを使った、栄養満点あんかけ肉うどんのレシピ。豚肉を茹でて臭みを取り、ニンジンと舞茸を加えて煮込みます。…
レシピを見る#18 基本の「肉汁うどん」のレシピ!肉たっぷりの濃厚つけ汁が食欲そそる埼玉の郷土料理
うどん、豚バラ薄切り肉、油揚げ、長ねぎ、ごま油、和風だしの素、砂糖、みりん、醤油、等
うどんを使った、肉汁うどんのレシピ。豚バラ肉と油揚げを入れた濃い醤油ベースのつけ汁が特徴です。…
レシピを見る#19 野菜嫌いさんもよく食べる!保育園で人気の具沢山けんちんうどん
大根、人参、しいたけ、里芋、長ネギ、油揚げ、木綿豆腐、煮干し、ごま油、等
大根、人参、しいたけなどを炒めて煮干し出汁を加え、具沢山のけんちんうどんを作ります。大根や人参は小さめに切って、見た目も美しく仕上げましょう。…
レシピを見る#20 冷やしてもおいしい!たぬきうどん
冷凍うどん、揚げ玉、細ネギ、乾燥わかめ、しょうゆ、みりん、和風顆粒だし、しょうが
冷凍うどんを使った、冷やしたぬきうどんのレシピ。調味料を作り、冷ましておきます。…
レシピを見る最後に、うどの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「うど」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 19 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.3 | g | |
└糖質 | 2.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.4 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.8 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「うど」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 35 | % | 特になし |
水分 | 94.4 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.4 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「うど」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | Tr | mg | 無し |
カリウム | 220 | mg | 普通 |
カルシウム | 7 | mg | 低い |
マグネシウム | 9 | mg | 低い |
リン | 25 | mg | 低い |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.05 | mg | 普通 |
マンガン | 0.04 | mg | 普通 |
ヨウ素 | Tr | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.2 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 2 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.01 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.5 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.12 | mg | 低い |
ビオチン | 0.5 | μg | 普通 |
ビタミンC | 4 | mg | 多い |
軟白栽培品/廃棄部位: 株元、葉及び表皮/硝酸イオン: Tr
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。