料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、夏のランチにピッタリな汁なし担々肉みそうどん。汁がない分、箸で挟みやすく、味がうどんにしっかり馴染むので、食べやすいのが嬉しい。程よい辛さが食欲をそそるおいしさです。では早速作りましょう。
汁なし担々肉みそうどんの材料(2人分)
具材
うどん冷凍 | 2玉 | |
豚ひき肉 | 200g |
調味料A
にんにくすりおろし | 小さじ1 | |
しょうがすりおろし | 小さじ1 | |
豆板醤 | 小さじ1 | |
ごま油 | 大さじ1 |
調味料B
しょうゆ | 大さじ1 | |
酒 | 大さじ1 | |
みそ | 大さじ1 |
その他
細ネギ | 3本 |
汁なし担々肉みそうどんの作り方
ひき肉の臭みを消して火を通す
ひき肉にしっかり火を通して炒めることで、肉の生臭さがなくなります。調味料Aに含まれるにんにくとしょうがは、味付けはもちろん生臭さを消す役割も担っています。最初に炒めた時に焦がしてしまうと苦みだけが残るので、焦がさないようにしたのは、このためです。
ちなみに、にんにくには疲労回復効果(スタミナ回復)、しょうがは代謝を活発にしてくれる効果があるので、体力が落ちる夏場には嬉しい食材ですね。
ゆで上がったうどんをざるにあげ、しっかり湯をきります。水分が残っていると仕上がりの味が薄くなるため、ざるごと何回か上下に振ってしっかり湯をきるのが大切です。 パスタのように、うどんに油分をこの段階で加える必要はありません。調味料にごま油やひき肉の油分があるため、この後和える時にうどんの表面をコーティングしてくれるので、麺同士がくっつくことを予防してくれます。
辛うまな汁なし担々麺はランチにぴったり!
汁なし担々麺というと、「ちょっと食べにくいかな」とはじめは思っていたものの、ごま油が入っているのでうどんがくっつくことなく、ほどよい辛みの肉味噌がしっかり馴染んでとてもおいしく、食欲の減る夏でも食べやすいです。
ひき肉を細かくしすぎないように炒めているので、ポロポロとこぼれることなく箸でも食べられるのが汁なしならではのメリット。
あと引くおいしさとは、まさにこの味付けと分かる仕上がりです。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。