料理人hiroです。今回は基本のきつねうどんのレシピをご紹介します。油揚げが味気ないものにしてしまいがちですが、先に油抜きして別で含め煮にしておくことがポイントとなります。決まった量のうどん出汁を作ってシンプルな具材で仕上げ、味に「メリハリ」をつけていきます。それでは早速作っていきましょう。
きつねうどんの材料(2人分)
具材
冷凍うどん | 2玉 | |
油揚げ | 2枚(120g) | |
長ネギ | 1/4本分 | |
かまぼこ | 6枚 |
調味料A
出汁 | 150mℓ | |
上白糖 | 大さじ1 | |
みりん | 大さじ0.5 | |
薄口醤油 | 大さじ1 |
調味料B
出汁 | 600mℓ | |
酒 | 大さじ1 | |
みりん | 大さじ2 | |
薄口醤油 | 大さじ2 | |
塩 | 小さじ1/4 |
きつねうどんの作り方
今回のレシピのポイント
油揚げは先に熱湯をかけて油抜きした後に味を染み込ませます。それに合ううどん出汁を作り味に、メリハリをつけます。
かまぼこは6枚分を0.3cm幅にカットします。
油揚げ2枚(120g)を半分にカットします。
油揚げに味が染みやすくなる油抜き
油揚げの周りには油でコーティングされていて、そのままだとなかなか味が入りにくいです。熱湯をかけてコーティングを剥がすことで味が染みやすくなります。この行程を「油抜き」と言います。すぐにかけたお湯は捨てて、油揚げを軽く手で押さえつけて水気を切っておきましょう。
油抜きした油揚げを入れておきます。あとで火にかけます。
今回のうどん出汁となります。いわゆる関西風のうどんの味付けとなります。
煮汁が沸騰したら弱中火にして落としブタをかぶせます。
落としブタで味シミの油揚げに
弱中火のままタイマーを10分かけます。落としブタをかぶせることで、油揚げが出汁の上に浮くことなく、均一に含め煮の状態となります。10分経ったら火を止めてそのままの状態で冷ましておくと一層味が染み込んでいきますよ♪これが今回の「きつね」にあたる油揚げの作り方です。
ひと煮立ちさせたところに、長ネギの白い部分を加えてサッと煮ます。
何かとコスパ良しの冷凍うどん
冷凍うどんは、まずは長期保存が効きいつでも食べれるという点、別鍋で茹でる必要がなく手間が省けるという点で優れています。手間が省けるということは時短にも繋がりますね。冷凍庫にストックしておきたい食材です。もちろん冷蔵うどんでも乾麺のうどんでも使用可能ですが、別鍋で茹で、しっかりと水気を切る必要があります。
甘辛さで味にメリハリを!
油揚げに使った出汁はどちらかと言えば甘めで、うどん出汁は甘塩っぱいものに仕上がっています。味にメリハリがあるからこそ、きつねうどんは美味しく頂けるものです。また今回は濃口醤油は使わずに薄口醤油でまとめているのは関西風の味付けです。親しみやすい味付けとなっていて、冷凍うどんを使用することでツルツル、シコシコな食感を楽しめますよ♪七味唐辛子や柚子の皮を加えて味変を!是非とも一度作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。