鶏手羽先肉のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

鶏手羽先肉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは鶏手羽先肉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	207	Kcal	平均的
炭水化物	0	g
└糖質	0.1	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	17.4	g	多い
脂質	16.2	g	多い
食塩相当量	0.2	mg	普通

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、肉分類に所属する正式名称「＜鳥肉類＞　にわとり　［若どり・主品目］　手羽さき　皮つき　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、鶏手羽先肉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

鶏手羽先肉はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

鶏手羽先肉とは？どんな食材？

鶏手羽先肉は、鶏の手羽の付け根にあたる部位であり、手羽先の肉部分を指します。鶏の手羽先をさらに細かく分けた部分であり、一般的には骨付きで販売されています。

特徴１：ジューシーな食感と風味

鶏手羽先肉は、骨付きであるため、焼いたり煮込んだりする際に骨から出る旨味が肉に染み込みます。そのため、食べ応えがありながらも、ジューシーで柔らかな食感が特徴です。また、鶏肉独特の風味も楽しめます。

特徴２：調理方法の幅広さ

鶏手羽先肉は、さまざまな調理方法に適しています。焼くと外側はカリッとした食感になり、中はしっとりとした肉質が楽しめます。煮込むと骨から出るコラーゲンが溶け出し、とろっとした食感になります。また、唐揚げや炒め物、煮物など、様々な料理に活用することができます。

特徴３：手軽に楽しめる食材

鶏手羽先肉は、比較的手頃な価格で入手することができます。また、調理も簡単であり、初心者でも取り組みやすい食材です。手軽に購入して、家庭で美味しい料理を楽しむことができます。

鶏手羽先肉はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. タンパク質が豊富に含まれている

鶏手羽先肉は、可食部100gあたり17.4gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は体の組織を作り、修復するために必要な栄養素です。タンパク質は筋肉の形成や免疫機能の維持にも関与しており、健康的な食事には欠かせない成分です。鶏手羽先肉のタンパク質は他の食材と比べても多く含まれているため、筋肉の増強や体力の向上を目指す方に特に役立つ食材と言えます。

2. 糖質が非常に低い

鶏手羽先肉は、可食部100gあたり0.1gの糖質を含んでいます。糖質はエネルギー源となる栄養素ですが、摂り過ぎると血糖値の上昇や肥満のリスクが高まると言われています。鶏手羽先肉は糖質が非常に低いため、糖質制限を行っている方や糖質の摂り過ぎを気にしている方にとっては適した食材と言えます。

3. カロリーが控えめである

鶏手羽先肉は、可食部100gあたり207kcalのカロリーを含んでいます。カロリーは食事のエネルギー量を表す指標であり、摂取するカロリーのバランスが健康に影響を与えます。鶏手羽先肉はカロリーが控えめなため、ダイエットやカロリーコントロールを意識している方にとっては適した食材と言えます。また、カロリーが控えめなために、他の食材との組み合わせでバランスの良い食事を作ることも容易です。

おすすめ：鶏手羽先肉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

鶏手羽先肉に含まれる無機質の栄養を解説！

1. 栄養バランスが良い

鶏手羽先肉は、無機質栄養素を含むバランスの良い食材です。ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンなどの栄養素が含まれており、健康に必要な栄養を摂取することができます。

2. 亜鉛やセレンなどの栄養素が豊富

鶏手羽先肉には、亜鉛やセレン、クロム、モリブデンなどの栄養素が多く含まれています。亜鉛は免疫力の向上や傷の治癒を促進し、セレンは抗酸化作用があります。これらの栄養素は、健康維持に役立つ重要な役割を果たしています。

3. 銅やマンガンが低い

鶏手羽先肉には、銅やマンガンが低い量しか含まれていません。銅は体内の酵素の働きを助け、マンガンは骨や結合組織の形成に関与していますが、鶏手羽先肉からはそれほど多く摂取することはできません。そのため、これらの栄養素を摂取するには他の食材を取り入れる必要があります。

鶏手羽先肉に含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンAの特徴

鶏手羽先肉に含まれるビタミンAは、レチノールとレチノール活性当量の2つがあります。レチノールの含有量は51 μgで、これは多いと言えます。また、レチノール活性当量も同じく51 μgで、これも多いと言えます。鶏手羽先肉はビタミンAを豊富に含んでおり、健康な視力や皮膚の健康維持に役立つと言えます。

2. ビタミンDの特徴

鶏手羽先肉に含まれるビタミンDは、0.6 μg含まれています。これは多いと言えます。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の健康を維持するために重要な役割を果たします。鶏手羽先肉はビタミンDを摂取するのに適した食材であると言えます。

3. ビタミンKの特徴

鶏手羽先肉に含まれるビタミンKは、45 μg含まれています。これは多いと言えます。ビタミンKは血液の凝固を助け、骨の健康を維持するために重要な役割を果たします。鶏手羽先肉はビタミンKを摂取するのに適した食材であると言えます。

「鶏手羽先肉」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	207	Kcal	平均的
炭水化物	0	g
└糖質	0.1	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	17.4	g	多い
脂質	16.2	g	多い
「鶏手羽先肉」のその他栄養情報
廃棄率	40	%	特になし
水分	67.1	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	0.8	g	普通
コレステロール	120	mg	多い
食塩相当量	0.2	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「鶏手羽先肉」のビタミン・無機質等
ナトリウム	78	mg	普通
カリウム	210	mg	普通
カルシウム	20	mg	普通
マグネシウム	16	mg	普通
リン	140	mg	普通
鉄	0.6	mg	普通
亜鉛	1.5	mg	多い
銅	0.02	mg	低い
マンガン	0	mg	無し
ヨウ素	1	μg	普通
セレン	14	μg	多い
クロム	2	μg	多い
モリブデン	4	μg	多い
ビタミンA
└レチノール	51	μg	多い
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	51	μg	多い
ビタミンD	0.6	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.6	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0.1	mg	普通
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	45	μg	多い
ビタミンB1	0.07	mg	普通
ビタミンB2	0.09	mg	普通
ナイアシン	5.4	mg	多い
ビタミンB6	0.30	mg	多い
ビタミンB12	0.5	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.84	mg	多い
ビオチン	3.0	μg	多い
ビタミンC	2	mg	普通

別名：ブロイラー／廃棄部位： 骨

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

鶏手羽先肉と同じ肉の鶏肉ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
鶏手羽肉	189	0.9	17.8	14.3	(0)
鶏胸肉（皮付き）	133	3.6	21.3	5.9	(0)
鶏胸肉（皮なし）	105	3.4	23.3	1.9	(0)
鶏もも肉（皮付き）	190	0.1	16.6	14.2	(0)
鶏ささみ肉	98	2.8	23.9	0.8	(0)
鶏ひき肉	171	3.4	17.5	12.0	(0)
鶏ハツ	186	4.6	14.5	15.5	(0)
鶏レバー	100	4.7	18.9	3.1	(0)
すなぎも	86	3.5	18.3	1.8	(0)
鶏皮	466	4.6	9.4	48.1	(0)
鶏の軟骨	54	0.5	12.5	0.4	(0)
焼き鳥缶詰	173	11.0	18.4	7.8	(0)
鶏手羽先肉	207	0.1	17.4	16.2	(0)
鶏手羽元肉	175	1.6	18.2	12.8	(0)
鶏ももの唐揚げ	307	17.0	24.2	18.1	0.8
チキンナゲット	235	17.1	15.5	13.7	1.2
つくね	235	9.1	15.2	15.2	(1.9)
鶏ささみの天ぷら	192	9.6	25.7	7.4	-
鶏ささみのフライ	246	11.1	26.8	12.8	-

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。