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ヤンニョムチキンの献立15選!韓国風からさっぱり・まろやかな味わい別のおかず、スープまで3児の母が提案

ジューシーな鶏の唐揚げに甘辛ダレを絡めた韓国発祥の「ヤンニョムチキン」。おかずにもおつまみにもピッタリのヤンニョムチキンを、家で作って楽しんでいる人も多いでしょう。ご飯ものや副菜も韓国風でまとめて、ちょっとした旅行気分を味わってみるのも盛り上がりそうですね!

そこで今回はヤンニョムチキンと相性の良い料理を、レシピルの編集部員でかつ調理師の3児の母である私が15品厳選してまとめました。統一感の出る定番の韓国料理から、さっぱり・まろやか・ピリ辛など味わい別の他ジャンルの料理まで阿波広くご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

著者/sato rika

朝から晩まで子育てに奮闘中の3児の母。高校卒業後に調理師・製菓衛生士の資格を取得。それぞれ好みの違う家族5人が満足するごはんを日々研究中。趣味はキャンプ&釣りのアウトドア家族。

とことん韓国気分を味わいたい!韓国料理6選

その1:カリカリの秘密を大公開!海鮮チヂミ

必要な材料…シーフードミックス、にら、にんじん、薄力粉、片栗粉、塩、和風顆粒だし、炭酸水、ごま油、ポン酢、ごま油、砂糖、しょうゆ

日本でもすっかりおなじみとなった韓国風のお好み焼き「チヂミ」。酸味のあるタレで食べるチヂミは、濃い味付けのヤンニョムチキンと相性抜群です。カリっと食感よく仕上げるために使うのが炭酸水!生地に加える水を炭酸水にするだけでカリカリ感が増し、本場の雰囲気に近くなるでしょう。

玉ねぎやほうれん草、チーズ、キムチなどを加えてアレンジしてみるのもオススメ!具材が増えると栄養バランスも整いますよ。

その2:人気の韓国風海苔巻き!キンパ

必要な材料…ご飯、豚もも肉、卵、ほうれん草、にんじん、海苔、砂糖、醤油、みりん、コチュジャン、豆板醤、砂糖、醤油、ごま油、鶏ガラスープの素

調理時間の目安…30分

野菜のナムルや甘辛い肉など具材たっぷりで、ボリュームのある韓国の海苔巻き「キンパ」。日本の酢飯で作る太巻きとはひと味違うおいしさで、日本でも人気がありますね。断面の彩りも良いので、おもてなしにもピッタリです。

海苔巻きを巻くのは難しそうに感じますが、コツさえつかめば大丈夫!ご飯の量は欲張らずに少なめ、巻き終わり部分は1.5cmほどご飯を広げず空けておく、具材はご飯の中央にバランスよく乗せる、巻く時は躊躇せずに一気に巻く。これらのことを意識しながら何度か挑戦してみてくださいね。

その3:栄養&ボリューム満点!豚肉とほうれん草のチャプチェ

必要な材料…豚こま切れ肉、人参、玉ねぎ、ほうれん草、春雨、生姜、ニンニク、ごま油、塩、黒胡椒、上白糖、酒、みりん、濃口醤油、

調理時間の目安…30分

韓国の家庭料理の定番「チャプチェ」。韓国料理=辛いとイメージしがちですが、このチャプチェは辛くないので、子供がいる家庭でも安心して作れますね。フライパンで炒め合わせていくだけと作り方も簡単!野菜がたっぷり使われていて、栄養バランスにも優れた一品です。

本場韓国では、さつまいもが原料のモチモチとした太めの春雨が使われています。日本の春雨はじゃがいもや緑豆から作られたものが一般的で、韓国春雨とはやや食感が違いますが、十分においしいチャプチェが作れますよ。

その4:ピリ辛で体が温まる!ユッケジャンスープ

必要な材料…牛肉薄切り、長ねぎ、にんじん、ニラ、にんにく、卵、塩昆布、酒、しょうゆ、砂糖、コチュジャン、水、鶏がらスープの素、白ごま

隠し味に塩昆布を加えたコクのあるユッケジャンスープ。料理酒の代わりに赤ワインを使ったレシピで、辛いだけでなく風味が良いのが特徴です。卵も入った食べ応えのあるスープなので、ヤンニョムチキンとの組み合わせは食べ盛りの子供や男性に喜ばれるでしょう

にんにくやニラ・長ねぎに含まれる硫化アリルは、体を温める作用が期待できます。特に指先などの末端の血流を良くすると言われているので、冷え性の方は意識して料理に使ってみてくださいね。

その5:具だくさんの卵焼き!ケランマリ

必要な材料…卵、にんじん、小ねぎ、塩、ごま油、ケチャップ

調理時間の目安…10分

ごま油の風味が食欲を刺激する、韓国風の卵焼き「ケランマリ」。小さく刻んだ野菜の歯ごたえとふんわりとした卵、2つの食感が楽しめます。野菜が苦手な子供の克服メニューとしても使えそうなレシピですね!玉ねぎやピーマン、パプリカなど野菜のアレンジもOK。冷蔵庫にある半端な野菜などを使って作ってみてくださいね。

塩とごま油というシンプルな味付けのケランマリとこってり甘辛いヤンニョムチキン、味のバランスが良い組み合わせでしょう。献立で悩んだ時は、料理の味付けが被らないようにすると決めやすいですよ!

その6:焼肉屋さんでも定番のサラダ!チョレギサラダ

必要な材料…レタス、サニーレタス、きゅうり、新玉ねぎ、海苔、ニンニク、上白糖、米酢、濃口醤油、ごま油、白ごま

調理時間の目安…25分

にんにくが効いたパンチのあるドレッシングで、いくらでも野菜が食べられそうな「チョレギサラダ」。ごま油と海苔の風味がより食欲を刺激します。先にドレッシングをかけてしまうと野菜がしなっとなるので、食べる直前に和えると良いでしょう。

焼肉屋さんや韓国料理店でよく見かけるチョレギサラダ、実は日本が発祥だと知っていましたか?厳密には韓国料理ではないのですが、ヤンニョムチキンに添えると統一感があるので、今回は韓国料理の項目でご紹介しました!ぜひ家で作ってみてくださいね。

旨辛味と相性抜群!さっぱり系おかず・スープ3選

その7:定番サラダをアレンジ!ゆかり風味のコールスロー

必要な材料…キャベツ、きゅうり、人参、スイートコーン、ゆかり、薄口醤油、オリーブオイル、マヨネーズ

調理時間の目安…20分

「濃い味のヤンニョムチキンには、後味がさっぱりとした副菜が欲しい!」そんな時は赤しそ風味のコールスローを組み合わせてみてはいかがでしょうか。酸味が効いたコールスローでメリハリがつき、満足感がありながらも重たすぎない献立になるでしょう。

生野菜にドレッシングをかけるだけだとあまり量を食べられませんが、マヨネーズで和えてしんなりさせることでカサが減りペロリと食べられますよ!ゆかりは風味が良いだけでなく、下味としての役割も果たす便利な食材です。ぜひ他の料理にも活用してみてくださいね。

その8:ゆずの風味が食欲をそそる!鶏ひき肉と白菜のゆず風味煮

必要な材料…鶏ひき肉、黄ゆず皮、白菜、油揚げ、水、和風顆粒出汁、みりん、濃口醤油、

調理時間の目安…25分

ボリューム感とヘルシーさを兼ね備えた白菜のゆず風味煮。出汁の染みた白菜だけでなくゆずが香る煮汁もおいしい一品です。おかずとしてはもちろんのこと、スープとして献立に添えるのも良いでしょう。

鶏ひき肉は部位によって味わいが変わってきます。むね肉の場合は脂が少なくよりヘルシーでさっぱりとした仕上がりに、もも肉の場合は適度な脂でジューシーな煮物になります。お好みで使い分けてみてくださいね。

その9:加熱したきゅうりって実はおいしい!鶏むね肉ときゅうりの中華スープ

必要な材料…鶏むね肉、きゅうり、人参、もやし、片栗粉、ごま油、醤油、輪切り唐辛子、水、鶏ガラスープの素、おろしにんにく

きゅうりというとサラダや漬物など生で食べるイメージが強い野菜ですが、実は加熱してもおいしいって知っていましたか?スープの仕上げに加えてさっと火を通すと、外側のシャキっと感は残りつつ中の種の部分が少し柔らかくなり、味わったことのない食感を楽しめるんですよ。新しいきゅうりのおいしさをぜひ体験してみましょう!

甘辛ダレが絡んだヤンニョムチキンでこってりとした口の中をリセットしてくれる、あっさり仕立ての中華スープ。野菜の食感を活かしたこちらのレシピを参考に作ってみてくださいね。

子供にもオススメ!まろやか系おかず・スープ3選

その10:一工夫で爆発の心配なし!コーンクリームコロッケ

必要な材料…玉ねぎ、コーンスープの素、牛乳、有塩バター、薄力粉、春巻きの皮、パン粉、水溶き薄力粉、塩こしょう、サラダ油

調理時間の目安…20分

年代を問わず人気のクリームコロッケ。タネを作って冷やし、衣をつけて揚げる…と手間がかかるうえ「揚げてる最中に爆発したらどうしよう…」と考えると手作りのハードルが高くなってしまいますよね。そんな悩みを解決してくれるのがこちらのレシピです!

タネを春巻きの皮で包むことで衣の外に流れ出る心配がなくなり、外はサクッと中はトロトロのクリームコロッケを作ることができます。揚げたてのクリームコロッケは家族みんなが喜ぶこと間違いなし!ぜひチャレンジしてみましょう。

その11:コクと甘味のマヨソースが絶品!エビのマヨネーズソース和え

必要な材料…冷凍エビ、卵白、片栗粉、揚げ油、料理酒、塩、白こしょう、マヨネーズ、ケチャップ、牛乳、砂糖、酢、塩、ガーリックパウダー

調理時間の目安…15分

ピリ辛のヤンニョムチキンと甘味のあるエビマヨは、甘×辛で箸が止まらなくなる相性抜群の組み合わせ!お店のエビマヨには練乳が使われていることが多いですが、こちらのレシピは家に常備している調味料だけで作れる簡単マヨソースです。砂糖と牛乳で甘味とコクがプラスされ、練乳なしでも十分においしく作れます。

揚げものばかりで少し大変かもしれませんが、とにかく満足感のある献立にしたい時や大勢が集まるパーティーなどに作るときっと喜ばれるでしょう。

その12:玉ねぎの甘味でまろやかに仕上がる!丸ごと玉ねぎのカレースープ

必要な材料…玉ねぎ、ベーコン、ミックスベジタブル、カレールー、コンソメ、水、粉チーズ、乾燥パセリ

調理時間の目安…15分

丸ごとの玉ねぎを使った豪快なスープは、見た目のインパクトも抜群の一品!しかも電子レンジでの加熱だけなので時短にもなり、洗い物も最小限とうれしいこと尽くしのレシピです。電子レンジを使うと玉ねぎ全体をムラなく加熱でき、じっくり煮込んだような柔らかな食感に仕上がります。

味付けにはカレールー使うことで味が決まりやすく、とろみもついて体が温まるでしょう。玉ねぎ本来の甘味と粉チーズのコクでまろやかな味わいのスープです。

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その13:汗をかきながら食べたい!麻婆白菜

必要な材料…豚ひき肉、白菜、しょうが、にんにく、豆板醤(トーバンジャン)、しょうゆ、砂糖、みそ、中華調味料、水、片栗粉、水、ごま油

「辛い料理で献立をまとめたい!」そんな辛いもの好きにオススメなのが麻婆白菜です。一口に辛い料理といっても、使われる調味料で辛さの種類が異なります。ヤンニョムチキンに使われるコチュジャンは、辛さの中にも甘味がある朝鮮発祥の調味料。一方、麻婆白菜に入っている豆板醤は中国が発祥で、塩辛さとシャープな辛味が特徴です。

献立を考える時に似たような味ばかりでは、いくらおいしい料理でも飽きてしまうでしょう。ピリ辛料理で統一感を持たせつつ、甘辛いヤンニョムチキンと刺激的な麻婆白菜など、少し変化を与えるのがオススメですよ。

その14:甘さと辛味の絶妙なバランス!トマトと卵のピリ辛炒め

必要な材料…トマト、玉子、みりん、薄口醤油、上白糖、サラダ油、ごま油、塩、酒、鶏ガラスープの素、豆板醤

調理時間の目安…25分

こちらも刺激的な辛さの豆板醤を使用した炒め物ですが、トマトの甘味と酸味が加わることで爽やかな一品に仕上がります。ふんわりとした卵と一緒に食べることでマイルドになり、辛味・甘味・酸味の絶妙なバランスを楽しめるでしょう。

トマトを焼く際に箸で触りすぎると形が崩れ、余計な水分が出て出来上がりがべちゃとしてしまします。断面を焼き固めるようなイメージで加熱すると良いですね。赤と黄色のビタミンカラーで食卓も華やかになる炒め物をぜひお試しください。

その15:具だくさんで食べ応え満点!豚肉ときのこのピリ辛スープ

必要な材料…豚こま切れ肉、しめじ、生キクラゲ、椎茸、チンゲン菜、ニンニク、米油、豆板醤、鶏ガラスープの素、塩、酒、薄口醤油、水、ラー油

調理時間の目安…30分

食物繊維が豊富なきのこをふんだんに使ったピリ辛スープは、献立の栄養バランスを整えてくれる一品です。また歯ごたえの良いきくらげやチンゲン菜の茎の部分はよく噛むことで満腹感も得られ、食べ過ぎ防止にも一役買ってくれるでしょう。

豆板醤は油と一緒に炒めることで独特の香りが引き立ち、ただ辛いだけではなくコクや複雑な風味が生まれます。このひと手間を大切にしましょうまた、豆板醤は塩分を多く含み意外としょっぱい調味料です。普段のスープよりも塩辛くなりがちなので、味見をしながら塩加減を調整してくださいね。

enjoy cooking!

気分や好みに合わせた組み合わせで、ヤンニョムチキンの献立を楽しもう!


今回はヤンニョムチキンと相性の良いおかずや汁物のレシピを15品ご紹介しました。献立を考えるヒントは見つかりましたか?

辛味が強すぎないヤンニョムチキンは、韓国料理の中でも人気が高い定番の料理です。主食からスープまで韓国一色でまとめるも良し、さっぱり・まろやかなど味に変化をつけるも良し、様々な組み合わせの献立を楽しんでみてくださいね。

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