洋食歴20年の料理人hiroです。白菜は通年出回っていますが、黄ゆずは冬のみです。今回は私がこのレシピのために冷凍ストックしておいたゆず皮と、鶏ひき肉、そして油揚げを使用してさっぱりとした煮物を作ります。ゆず皮は冷凍が効きますし、加えるだけで料亭風の仕上がりになります!早速作っていきましょう。
鶏ひき肉と白菜の黄ゆず煮の材料(二人分)
具材
鶏ひき肉 | 200g | |
黄ゆず皮 | 1/4個 | |
白菜 | 650g | |
油揚げ | 90g |
調味料
水 | 250mℓ | |
和風顆粒出汁 | 大さじ0.5 | |
みりん | 大さじ2 | |
濃口醤油 | 大さじ2 | |
塩 | 小さじ0.5 |
鶏ひき肉と白菜の黄ゆず煮の作り方
油揚げ90gは重ねて、1cm×5cmほどの短冊切りにしましょう。
黄ゆず皮1/4個分は、丁寧に白いワタの部分を除いて細かくカットしておきます。実はこの黄ゆず皮はいつでも使えるように冷凍しておいたもの。丁寧に掃除してラップで包んで冷凍できるんです。 大のゆず好きな私が、冬の時期に必ずやっておく仕込みですね。
白菜の煮方は硬い部分から柔らかい部分と「2段階」に!
白い部分は固い部分で煮て柔らかくなるまで少し時間がかかります。さらに水分を多く含んでいてカサが増えてしまいます。
白い部分に火が入ってしんなりとしたら緑の柔らかい部分と2段階に分けて煮ると効率よく火入れすることができます。火加減は中火です。
白菜の第一段階で白い部分が煮えて、スペースが生まれました。第二段階の緑の柔らかい部分と、刻んだ黄ゆず皮を投入です。
山盛り状態だった白菜のカサがここまで減りました。弱火で3分煮ていきます。
旬のものを組み合わせて楽しむ食の幸せがあります!
白菜と黄ゆずの旬は共に冬。旬の時期が一番安く、一番美味しいとなると、本当の意味で食の幸せはそこにあるのではと考えます。私はこの時期、黄ゆず3つ、白菜にいたっては1玉で仕入れて冷蔵庫に寝かせてます。
二つの食材には美肌効果があり、女性の方には嬉しい一品です。鶏肉を使用しているのでヘルシーでダイエット向けですね。是非とも旬の冬の時期に、小さな幸せとなるよう食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。