大さじ調味で白ごはんに合うおかず料理研究家の川久景子です。今回ご紹介するレシピは夏野菜の代表のひとつ・なすと、シャクシャクとした食感がおいしい長芋を使ったピリッと辛いけど箸が止まらなくなる絶品おかずです。 長なすを輪切りにすることで加熱時間も短くすることができます。長芋は元々生でもおいしく食べれるので、加熱は表面を焼く程度です。 フライパンひとつでできるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。では早速作りましょう!
長なすと長芋のピリ辛ケチャップ炒めの材料(2人分)
具材
長なす | 2本(166g) | |
長芋 | 185g | |
細ねぎ | 1本(38g) | |
片栗粉 | 大さじ3 | |
サラダ油 | 大さじ3 |
合わせ調味料
ケチャップ | 大さじ3 | |
砂糖 | 大さじ1 | |
しょうゆ | 大さじ1 | |
豆板醤(トーバンジャン) | 3g |
長なすと長芋のピリ辛ケチャップ炒めの作り方
輪切りにしたら、保存用袋などに片栗粉(大さじ2)と一緒に入れ、袋の口を閉じて振り混ぜます。
なすは一般的に切ったらすぐ変色予防とあく抜きに水に浸けると言われていますが、切ってすぐ調理する場合は水に浸す必要はありません。
輪切りにしたら、さらに半分に切って半円系に切り分けます。
長芋を輪切りからさらに半分に切る理由は、加熱したときに断面を多くして火の通りをよくするためです。
今回の料理では、長芋は中は生のままでよく、外側をカリッカリに焼きたいので、カリッカリにする面を多くしています。
半分に切った長芋を保存用袋などに片栗粉と一緒に入れ、袋の口を閉じてなすと同じように振るい混ぜ、しっかり粉をまぶします。
なすは焼き時間が少しかかりますが、こんがり焼けると表面がこんがりきつね色になり香ばしい香りがしてきます。
焼けたら一旦取り出し、油をきります。
いざ実食。それぞれの食感の違いがあってピリ辛味が絡んでおいしい!
調味料の量は少ないですが、しっかり味が絡まり、濃いめの味つけに白ご飯が恐ろしいほど進みます!油をしっかり吸ったなすも一度油を切っているため油っこさもなく食べれます。しっとりとやわらかい食感に食べやすく、なすらしいトロリとした果肉がたまらないおいしさです。
長芋は短時間加熱だったにもかかわらず、外はカリッとして中は長芋本来のシャクシャクとした食感が残っているのでなすとは正反対の食感に面白さを感じます。辛みのあるケチャップ味との相性もよく、淡泊になりがちな長芋もしっかり味で箸が止まりません!
なすと長芋のそれぞれの食感が楽しめる!
同じ調理法にも関わらず、それぞれの食感が異なるためとても食べるのが楽しい一品です。最後に加えたねぎもしっかり香り高く焼き上げ、ねぎの白い茎部分は加熱によって甘さもでて絡みのある調味料にも負けずに味の存在を醸し出しています。
夏は食が落ちやすいと言われていますが、ケチャップのように甘みのある調味料に辛さをプラスするだけで食欲の湧くおかずが生まれますよ。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。