こんにちは。フードコーディネーターの上田みえです。今回は「春巻きの皮でさくさくコーンクリームコロッケ」をご紹介します。たねを春巻きの皮で包み、パン粉をまぶして揚げます。冷やす時間も要らず、破裂して失敗することもなく、クリームコロッケが簡単に作れますよ。早速作っていきましょう!
春巻きの皮アレンジで失敗なし!さくさくコーンクリームコロッケの材料(2人分)
具材
玉ねぎ | 50g | |
コーンスープの素 | 1袋 | |
牛乳 | 150ml | |
有塩バター | 20g | |
薄力粉 | 大さじ2 |
衣
春巻きの皮 | 6枚 | |
パン粉細目 | 大さじ3 |
海苔
水溶き薄力粉薄力粉:大さじ2、水:大さじ1 | 大さじ3 |
調味料
塩こしょう | 少々 |
揚げ油
サラダ油 | 適量 |
付けあわせ
パセリ、ミニトマト |
春巻きの皮アレンジで失敗なし!さくさくコーンクリームコロッケの作り方
フライパンに有塩バターを入れて中火で熱し、溶けてきたら工程1の玉ねぎを入れます。中火でしんなりするまで炒めます。
バターは、フライパンが熱い状態の時に入れるとすぐに焦げてしまう恐れがあるので、バターを入れてから火にかけて熱しましょう。
コーンスープの素、牛乳、塩こしょうを入れて混ぜながら中火で加熱し、もったりとしたとろみがついたら火を止めます。
牛乳は2回に分けて加えるとダマになりにくいですよ。加えてすぐにしっかりと混ぜてください。塩こしょうなどの調味料は、とろみがつく前に入れることでまんべんなく混ざりやすいです。火を止めてからも予熱で固まっていくため、ちょウドいい一歩手前くらいのとろみで火を止めましょう。
たねが熱々のまま包まない!
たねのコーンクリームは、粗熱を取ってから春巻きの皮で包みましょう。熱々の状態で包んでしまうと、蒸気でふやけて破けてしまう恐れがあります。しっかり冷やす必要はありませんが、温かい程度までは冷ましてくださいね。
水溶き薄力粉を塗り、手前と両側を折りたたみます。
くるくると巻き、巻き終わりを水溶き薄力粉で留めます。
揚げた際にコーンクリームが漏れ出ないよう、しっかりと包んで留めてくださいね。
春巻きの皮の表面全体にハケなどで海苔の水溶き薄力粉を塗ります。全体にパン粉をまぶします。
今回はおすすめの細目のパン粉を使用しましたが、お好みのパン粉を使用してくださいね。
鍋にサラダ油を入れて170℃に熱し、工程6を入れます。裏返しながらきつね色になるまで揚げ、油を切ります。
たねのコーンクリームは火が入っている状態なので、春巻きの皮やパン粉がサクッときつね色に揚がれば出来上がりです。
サクサクの衣にとろっとしたクリームが堪らない、簡単に作れるクリームコロッケ
冷蔵庫で冷やし固める時間が必要だったり、たねが破裂してしまったり、作るのにコツがいるクリームコロッケ。今回は春巻きの皮で包むので、時短かつ失敗の心配がなく作れますよ。
春巻きの皮に海苔を塗ってからパン粉をまぶすことでお手軽にコロッケの味わいになります。コーンスープの素を使うと、簡単に濃厚なコーンクリームが出来上がりますよ。もちろんコーンクリーム以外にも、カニクリームコロッケとしてもおいしく作れます。たくさん作って冷凍しておくのもおすすめですよ。ぜひ作ってみてくださいね。
フードコーディネーター/料理研究家。料理講師、レシピ開発、レシピ動画制作、広告撮影などを経験し、現在は料理人ライターとしての執筆でも活動中。「特別な食材を使わない、簡単ほっこりおうちごはん」をテーマに料理の楽しさをお伝えします。