
料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、冬野菜の代表のひとつ、「白菜」をたっぷり使ったピリ辛メニューです。白菜は加熱するとかさがびっくりするくらい減り、思いのほかたくさん食べることができ、調理時間も短くできるので、お急ぎメニューにおすすめです。 しょうがやにんにく、そして豆板醤の辛みにみそや中華調味料がしっかり絡んでひき肉からでてきたうま味もしっかり味わえるので白ごはんとの相性がとてもよいのも嬉しいポイントです。 では、さっそくつくりましょう!
辛ウマ麻婆白菜の材料(2人分)

具材
豚ひき肉 | 230g | |
白菜 | 1/6株(420g) | |
しょうがすりおろし | 小さじ1(5g) | |
にんにくすりおろし | 小さじ1(5g) | |
豆板醤(トーバンジャン) | 5g |
合わせ調味料
しょうゆ | 大さじ1(18g) | |
砂糖 | 大さじ1/2 | |
みそ | 大さじ2 | |
中華調味料 ペースト | 小さじ2(7.6g) | |
水 | 150ml |
水溶き片栗粉
片栗粉 | 大さじ1 | |
水 | 大さじ1 |
香りづけ
ごま油 | 小さじ1 |
辛ウマ麻婆白菜の作り方

ひき肉はバットかボウルに取り出しておきます。このままフライパンに残してこのあと加える白菜と一緒に炒め続けてしまうとパラパラになりすぎて肉質がかたくなり、おいしく仕上げることができませんので、一旦取り出します。

5分くらい炒め煮にすると、かさが減り、白菜から水分が出て煮汁がたっぷりできます。調味料がしっかりなじむまで煮込みます。炒め煮にするときはフライパンにふたをする必要はなく、はずした状態で時々かき混ぜます。
いざ実食。辛みととろみが白菜とひき肉にしっかり絡んで白ご飯と好相性!

温かいうちにまずは一口。しょうがとにんにく、そして豆板醤の辛みがしっかり絡まり、みそと中華調味料のコクのあるおいしさが後から口の中に広がり、一口食べたらもう一口と止まらなくなります。しっかり味なので白ご飯との相性もよく、おかずとしても良し、ご飯の上にのせて丼にしても良しの一品です。 白菜のかさが減った分、意外なほど白菜を大量に消費できます。今回は1/6株を2人分としていますが、もっと使ってもモリモリ食べれるのではないでしょうか。止まらない辛さがクセになります。
白菜がたくさん食べれるのでまさに大量消費におすすめです!

白菜が思いのほかたくさん食べることができ、辛みのある味付けが食欲をいっそうそそる一品です。白菜を切るだけの下準備に加え、フライパンひとつでできるため、忙しい時のお助け時短メニューに大活躍します。今回は白菜と豚ひき肉の組み合わせでしたが、きのこ類を加えてさらにボリュームを出してもおいしく出来上がります。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。