こんにちは、ハーブ料理研究家の桑村です。私の好きなハーブに、少しクセがありますが清涼感のある「セージ」があります。そして、セージを使った有名な料理のひとつイタリアの伝統料理「サルティンボッカ」。 牛肉や豚肉に生ハムとセージを重ねた料理なのですが、今回はこの「サルティンボッカ」をアレンジしたレシピを紹介したいと思います。お酒のおつまみとして、お弁当のおかずとしてもおすすめのレシピです。
チーズの豚肉ロール巻きの材料(2人前)
主な材料
豚ロースしゃぶしゃぶ用 | 10枚 | |
生ハム | 10枚 | |
フレッシュセージ | 10~20枚 | |
スライスチーズ | 5枚 | |
バター | 30g | |
オリーブオイル | 大さじ1 | |
小麦粉 | 適量 | |
塩 | 適量 |
ソース
セージ | 5枚 | |
塩 | ひとつまみ | |
白ワイン | 30ml |
付けあわせ
ベビーリーフなどお好みの野菜 適量、ミニトマト 2個 |
チーズの豚肉ロール巻きの作り方
最後に小麦粉を全体にまぶします。余分な小麦粉ははたいて落としておくようにして下さい。
イタリアの伝統料理サルティンボッカとは?
サルティンボッカとは、イタリア語で「口に飛び込む」という意味をもつイタリアローマを代表する伝統料理です。牛肉や豚肉などに生ハムとセージをかさねて焼いたもので、簡単に出来るのが嬉しい料理でもあります。
今回は、このサルティンボッカの作り方を参考に、チーズをプラスして巻いて焼いてみました。チーズをなくし、巻かずに豚肉を両面焼くとお手軽サルティンボッカになるので、作ってみてはいかがでしょうか。
お酒のお供やお弁当のおかずにもおすすめです
この料理は、ワインとの相性もよい料理です。そのため、お酒を飲みたい時などにもおすすめのレシピになります。また、簡単に作れて見栄えもよいので、お弁当のおかずとしても重宝しますよ。 今回は豚肉を使いましたが、鶏肉や牛肉でも作れるので色々試してみて下さいね。
お肉との相性の良いセージが味の決め手!
スッとした清涼感のあるセージは、少し苦味はありますがそれもまた味のアクセントに。また、料理をさっぱりと仕上げてくれるハーブです。そのため、コクのあるバターや乳製品との相性がよく、チーズと生ハムを使った豚肉巻きとの相性は抜群です。
火の通りがよいしゃぶしゃぶ用の豚ロースを使っているので、焼けるのも早く忙しい時やちょっと品数を増やしたい時にもおすすめです。
バターをたっぷり使ったコクがありながらも、さっぱりとしたイタリアの味をお楽しみください。
ハーブ料理研究家、ハーブ講師。私たちの健康や食文化に欠かせない植物「ハーブ」の魅力を発信中。ハーブ料理教室「手作り香房なごみ」を主催し、ハーブ活用術講座など多数開催。