
洋食歴20年の料理人hiroです。今回はボスカイオーラというイタリアンなパスタを作ります。「森の番人」とか「木こり風」などに意味でツナとキノコをふんだんに使い、旨味と風味をふんだんに味わえます。具沢山でありながら、ヘルシーでとても食べやすく、お子様にもオススメです。それでは早速作っていきましょう。
ツナときのこがあったらこれ!木こり風トマトソース・スパゲティの材料(2人分)

具材
スパゲティ | 240g | |
ニンニク | 2片 | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
ツナ缶 | 1缶 | |
椎茸 | 1個 | |
しめじ | 40g | |
舞茸 | 70g | |
エリンギ | 40g | |
アンチョビ | 1枚(6g) | |
トマトホール缶ダイス | 1缶(400g) | |
パセリ | 適量 |
調味料
米油 | 大さじ1 | |
塩 | 適量 | |
白胡椒 | 少々 | |
白ワイン | 大さじ1 | |
エキストラバージンオリーブオイル | 大さじ1 |
付けあわせ
パセリ |
ツナときのこがあったらこれ!木こり風トマトソース・スパゲティの作り方(1分動画で早回し解説)
ツナときのこがあったらこれ!木こり風トマトソース・スパゲティの作り方

ニンニクは細かくみじん切りに。

スタートに、玉ねぎとニンニクからなので、ソース用のフライパンにセットしておきます。

しめじは石突を除去した後に、手で割いてほぐしておきましょう。

エリンギは、横半分にカット後、さらに一つを縦半分に。座りをよくした状態で3mm幅の短冊切りにしておきます。

舞茸は手で大まかに割いておくと良いでしょう。キノコはその場その時で、ナイフを使うものとそうでないものがあります。

玉ねぎがしんなりとしたら…
アンチョビを加えて、潰しながら炒めていきます。アンチョビは欧州では日本で言うところの味噌のようなもの。魚介系のパスタなどによく合います。

白ワインを振りかけよう
下味をつけたら、白ワインをふりかけます。爽やかな酸味をプラスするだけでなく、ツナやアンチョビなどの魚介類が持つ臭みを和らげてくれます。振りかけたあとは、中火のまま1分ほど火にかけてアルコール分を飛ばします。

トマトホール+水を加えよう
トマトホール缶の中身をソースの中へ。缶に残ったトマトジュースは、缶の半分くらい水を注いで軽くシェイクし、一緒にソースの中へ。ソースが沸騰したら弱火にかけ7〜8分煮詰めていきます。

必ず茹で汁には塩を!
鍋にたっぷりのお湯を沸かして、1%の塩を加えます。例えば、2ℓのお湯だと20gの塩を加えます。スパゲティに下味をつけるだけでなく、麺にコシを与えてくれます。スパゲティを茹でる際には標準茹で時間の1分前にタイマーをセットしておきましょう。時折、混ぜながら茹でていきます。

最後にオリーブオイルを!
味を決めたら、火を止めてオリーブオイルを回しかけ、軽く和えたら完成です。火を止める理由は、オリーブオイルの風味を飛ばさないためです。ちょっとした意識で、パスタがより美味しくなりますよ〜♪
ツナとキノコでボスカイオーラ!

イタリアでは、ツナとキノコの組み合わせは定番のようで、パスタだけでなくピッツァにもこういった組み合わせがあります。これがトマトソースだったり、オイルベースだったり、クリームベースだったりと色々です。全ての総称で「ボスカイオーラ」となります。海のツナと、森のキノコの組み合わせで風味豊かな一皿となります。今回のソースだけで、これをパンやバゲットにのせてサンドウィッチやカナッペにしても美味しくいただけます。このパスタレシピ、是非とも食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。