フードコーディネーター・ソムリエの河村祐茉です。家庭料理やワインに合うおつまみなどを日々研究しています。 今回は生ハムとアスパラを使って、生ハムとアスパラのリゾットを作っていきたいと思います。お家で作るリゾットはベチャっとなりがちです。米のデンプン質によって粘りが出てしまっているからです。ここでは、アルデンテに仕上げるコツをご紹介していきますよ。 では、さっそく作っていきましょう。
生ハムとアスパラのリゾットの材料(2人分)
具材
米 | 1合 | |
生ハム | 20g | |
アスパラ | 2本 | |
玉ねぎ | 80g | |
にんにく | 1片 |
調味料
白ワイン | 50ml | |
コンソメキューブ | 1個 | |
水 | 400ml | |
塩胡椒 | 少々 |
お好みで
粉チーズ | 適量 | |
ブラックペッパー | 少々 |
生ハムとアスパラのリゾットの作り方
アスパラは根元を切り落とし、下の皮が固い部分をピーラーでむきましょう。アスパラのシャキシャキ感を楽しみたいので、斜め薄切りにカットしていきます。
今回はアスパラを使用していますが、ほうれん草やグリンピースなどでも美味しくつくることができますよ。ほうれん草はアクがあるので下茹でしてから加えてくださいね。
生ハムは1㎝角に切っていきます。生ハムはくっつきやすいので1枚1枚はがしてからカットするとバラバラになりやすいですよ。
いざ実食。生ハムの塩気と旨味が効いていておいしい!
早速温かいうちに食べてみました。アスパラのシャキシャキ感が美味しい!そして生ハムの塩気と旨味のおかげで味付けも簡単に決まりました。 アルデンテに仕上げたのでおじやのようにお米がべちゃっとならず、本格的なリゾットに仕上がりましたよ。 生ハムはリゾットに後乗せすることも多いと思いますが、今回は一緒に炊くことによって、お米が生ハムの旨味を吸ってくれ、一体感がでます。 最後にかけたチーズは多めにふってくださいね。より本格的なリゾットを楽しみたい方は、パルミジャーノ・レッジャーノを削ってかけてください。チーズを変えるだけでもぐんと美味しくなりますよ。
本格カフェ風リゾット
アスパラと生ハムのおかげで色見も綺麗に仕上がりました。カフェにいかなくてもお家でカフェ風ランチのできあがりです。もちろんワインのお供にもOKです。
炊けてあるご飯から作る簡単リゾットもありますが、生米から作るとアルデンテに仕上げることができ、本格的なリゾットを楽しめます。少し時間はかかりますが、ポイントをおさえれば簡単に作ることが出来ますよ。
今回は生ハムとアスパラを使って、カフェ風!生ハムとアスパラのリゾットをご紹介しました。週末のおしゃれランチに是非試してみてください。
フードコーディネーター・ソムリエとして活動。料理学校の勤務時代には企業へのレシピ提案、フードスタイリング等に従事。ワインが好きで料理とワインのペアリングを日々研究中。