フリーランス管理栄養士の坂田です、本日は、火を使わずにささっと作れる、居酒屋の創作料理のようなおつまみレシピをご紹介します！その名も「あじとオクラのなめろう」です。 なめろうといえば、たたいた魚に味噌・薬味を加えて和える料理ですが、今回はここにひと工夫加えてオクラを和えていきましょう。あじのなめらかさと、オクラの食感が楽しくてクセになってしまいますよ。それでは、さっそく作っていきます！
鯵とオクラのなめろうの材料（2人分）
具材
| 鯵の刺身 | 130g（1パック) | |
| オクラ | 3本 | |
| 小ねぎ | 2本 | |
| 味噌 | 大さじ1 | |
| おろし生姜 | 小さじ1 | |
| しょうゆ | 小さじ1/2 | |
| 顆粒和風だし | 小さじ1/4 |
鯵とオクラのなめろうの作り方
オクラを輪切りにします。
耐熱容器に入れ、ラップをかけます。加熱時間は、600Wの電子レンジで1分半です。様子を見て、加熱時間が足りないようであれば、W数を変えずに追加で加熱してください。
オクラは茹でて調理することが多い印象がありますが、電子レンジでも問題なく加熱できます！この方法は、オクラのためだけにお湯を沸かして茹でるのが面倒な方に、便利な加熱方法です。
ただし、先にカットせずに丸ごと加熱すると、爆発する可能性があるので注意が必要。電子レンジで加熱する場合は、必ず先にカットしてからにしてください。加熱し終わったオクラは、ラップをとって涼しい場所で熱を冷ましましょう。
味噌、おろし生姜、しょうゆ、顆粒和風だしを加えていきます。味噌の種類は、今回は白味噌を使用しました。白味噌の場合、甘味のあるリッチな味わいのなめろうになり、魚自体の味を邪魔しないためおすすめです。もちろん、赤味噌でも作れます。赤味噌の場合は、田舎風な味わいになりますよ。お好みの方や、ご自宅にあるお味噌を試してみてください。
しっかり全体を混ぜ合わせます。
ねぎも加えて混ぜ合わせましょう。ねぎはなくても作れますが、あったほうが断然風味と食感がよく仕上がります！これも混ぜ合わせたら、なめろうは完成です。
時間があれば冷やすとおいしさアップ
作りたてのなめろうは、見るからにおい紫蘇うで今すぐ箸をとりたくなると思いませんか？でも、その前にちょっとストップ。なめろうは、常温の調味料と和えたり、室温の空気にふれたりして、ぬるくなっているはずです。食べる前に30分ほど冷やすだけでも、ひんやりとしておいしくなりますよ。冷やしている間に味が染み込む効果も期待できます。
たくさん作ったら冷凍保存に
基本的にその日のうちに召し上がっていただくことをおすすめしますが、もしたくさん作った場合は、冷凍保存もできますよ。なめろうには塩分が入っているため、通常の生魚よりもやや日持ちします。冷凍用の保存袋でなめろうを密封し、保存してくださいね。冷凍の場合でも、1週間以内には食べ切るのをおすすめします。
鯵の旨味と野菜の食感がクセになる！
ワンポイントの「ちょっと冷やす」を実践し、待ちに待った実食です！口にふくんだ瞬間、鯵の旨味と、白味噌ベースのやさしい甘さが口いっぱいに広がります。白味噌を使用しタコとで、上品な味に仕上がりました。また、たたいた魚のなめらかさと、オクラのシャキッとした食感がたまりません。なめろう全体がよくなじんでいるのは、きっとオクラの程よい粘りのおかげでしょう。 濃いめの味付けなので、日本酒などと少しずつ召し上がっていただくと、相性抜群で最高ですよ！
ささっと一品つくって大人の晩酌を楽しんで
今回ご紹介したレシピは、オクラを入れることで一風変わった食感を楽しめる鯵のなめろうでした。火を使わずに作れるため、まるで居酒屋のような本格的な創作料理を、ご家庭で簡単に楽しめますよ。今晩の酒の肴に、試してみてはいかがでしょうか。
管理栄養士。レシピ提供、料理動画制作を中心に活動。カフェ、宅配食などのメニュー提供の実績あり。ヘルシーで見た目の楽しい料理が目標。趣味茶道で、和文化が好き。
