
フードコーディネーター・ソムリエの河村祐茉です。家庭料理やワインに合うおつまみなどを日々研究しています。 今回はあさりの水煮缶を使って、味変して二度楽しめる深川めし風を作っていきたいと思います。まずはそのまま、半分食べたらだし汁を加えてお茶漬け風に。というひつまぶしスタイルで楽しめるレシピとなっております。 あさりの水煮缶を使うことによって、あさりの下処理などの手間が省け、簡単に作ることができますよ。では、さっそく作っていきましょう。
深川めし風の材料(2人分)

具材
米 | 1合 | |
あさり水煮缶 | あさり20g 汁40g | |
人参 | 20g | |
生姜 | 1片 |
調味料(炊く用とだし汁の分量合わせて)
酒 | 大さじ1・1/2 | |
しょうゆ | 大さじ1 | |
塩 | 少々 | |
味噌 | 小さじ1 | |
みりん | 大さじ1 |
お好みで
焼き海苔 | 適量 | |
小ねぎ | 適量 | |
わさび | 適量 |
深川めし風の作り方
いざ実食!お好みの薬味を添えて

まずは普通に炊きたてのご飯を食べてみました。あさりの旨味がでていて美味しいです。殻付きのあさりを使うと手間かかりますが水煮缶でも十分美味しく出来上がります。材料をカットして炊き込むだけなので簡単ですね。 お好みでわさび、小ねぎ、もみ海苔などの薬味と一緒に召し上がってみてください。

次に熱いお出汁をかけていただいてみました。味噌の味が深川めしをさらに美味しくしてくれています。ひつまぶしでは味噌は入っていませんが、今回は深川めしに合わせてお出汁に味噌を加えてみました。お茶漬けのようなお味噌汁のような。サラッといけちゃいます。 食欲がないときにもおすすめの1品に仕上がりました。
二度楽しめて美味しい!

深川めしとは、本来あさりやねぎなどを一緒に味噌で煮込んでご飯にかけた料理、または、炊き込みご飯にあさりが入っているもののことです。今回は、この2つを組み合わせてひつまぶしスタイルで楽しめる1品に仕上げました。
今回の薬味は、王道な小ねぎ、わさび、もみ海苔を使用しましたが、大葉や茗荷など色々な薬味を合わせても楽しいですね。
今回はあさりの水煮缶を使って、二度美味しい!深川めし風をご紹介しました。ランチや夜ご飯、またお夜食にもぴったりな1品です。炊き込みご飯は冷凍しておくと、小腹が空いた時も安心ですよ。是非1度作ってみてください。
フードコーディネーター・ソムリエとして活動。料理学校の勤務時代には企業へのレシピ提案、フードスタイリング等に従事。ワインが好きで料理とワインのペアリングを日々研究中。