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わかめご飯の献立15選!子供が喜ぶおかずやスープ、15分以内の時短レシピなどを3児の母が提案

大人にはどこか懐かしく、子供にとっては給食でおなじみの「わかめご飯」。子供達がモリモリ食べてくれるからと、食卓への登場回数が多めという家庭も多いでしょう。炊飯器で炊くだけやご飯に混ぜ込むだけの簡単なわかめご飯の日は、副菜もパパっと作れるレシピだとありがたいですよね。

そこで今回はわかめご飯と相性の良いおかずを、レシピルの編集部員でかつ調理師の3児の母である私が15品厳選してまとめました。子供が喜ぶメイン料理から、調理時間15分以内の手軽な副菜まで幅広くご紹介していきます。

著者/sato rika

朝から晩まで子育てに奮闘中の3児の母。高校卒業後に調理師・製菓衛生士の資格を取得。それぞれ好みの違う家族5人が満足するごはんを日々研究中。趣味はキャンプ&釣りのアウトドア家族。

子供も大喜び!主菜5選

その1:たんぱく質豊富な一皿!厚揚げと牛肉の辛味噌炒め

必要な材料…牛こま切れ肉、厚揚げ、糸こんにゃく、しめじ、サラダ油、しょうゆ、酒、砂糖、しょうゆ、酒、酢、みそ、豆板醤(トーバンジャン)

育ち盛りの子供がいる家庭は、厚揚げと牛肉で良質なたんぱく質をしっかり摂れるこちらの一皿をオススメします。食べ応え満点のメニューですが、糸こんにゃくやしめじなど低カロリーの食材が使われているので見た目よりもヘルシーです。

牛肉の旨味と味噌ベースのピリ辛ダレがしっかりと染みた厚揚げは箸が止まらないおいしさ!タレに酢を少量入れることで後味がすっきりとし、たくさん食べても重さを感じないでしょう。

その2:ガツンとした食べ応え!豚スペアリブのコーラ煮

必要な材料…豚スペアリブ、水、コーラ、にんにく、生姜、卵、酒、しょうゆ、

調理時間の目安…50分

「今日はガッツリした肉料理が食べたい!」そんな気分の時は、豪快な見た目のスペアリブはいかがでしょうか。コーラに含まれる炭酸の効果で煮込み時間が短くても柔らかくなります。コーラ独特の風味やコクもプラスされ、奥深い味わいのスペアリブに仕上がるでしょう。

煮汁をぎりぎりまで煮詰めることで、照りのあるおいしそうな仕上がりになります。糖分を含んだ煮汁は焦げやすので、鍋の様子から目を離さないようにしてくださいね。

その3:ジューシー&クリーミー!スウェーデン風ミートボール

必要な材料…合挽き肉、玉ねぎ、パン粉、オリーブオイル、小麦粉、コンソメ、牛乳、バター、オールスパイス、粉チーズ、おろしにんにく、ドライタイム、オールスパイス、ナツメグ、

調理時間の目安…45分

スウェーデンの伝統的な家庭料理であるミートボール。まろやかなクリームソースで煮込むのが特徴で、寒い国ならではの体が温まるメニューですね。また、ミートボールにはスパイスを効かせるのが北欧風。肉の臭み消しの効果もあるので、ぜひハーブ類を揃えて作ってみてくださいね。

わかめご飯を主食にすると、献立が和風に偏りがちという人も多いかもしれません。しかし、ほんのりと塩味の効いたわかめご飯は主張しすぎないので、洋風のおかずとの相性も良いんですよ。ジャンルにとらわれすぎず、様々な組み合わせを楽しみましょう。

その4:手間をかけた分だけおいしくなる!ぶり大根

必要な材料…ぶり、大根、生姜、昆布、塩、お米の研ぎ汁、水、上白糖、酒、みりん、濃口醤油

調理時間の目安…60分

和食の定番「ぶり大根」シンプルな料理だからこそ、下処理や各工程を丁寧に行うことで仕上がりに大きな差が出ます。こちらのレシピにはおいしく作るためのポイントが分かりやすく書かれているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ぶりは部位によって脂ののり方が違い、味わいや食感もそれぞれ。背側は脂が少なくあっさり味に、腹側は脂がのっているのでこってりとしたぶり大根になります。お好みで切り身を使い分けてみましょう。

その5:油あげにおいしさを詰め込んで!鶏ひき肉と春雨の袋煮

必要な材料…油揚げ、鶏ひき肉、春雨、舞茸、酒、醤油、水、酒、みりん、醤油、砂糖、和風顆粒だし、塩、小松菜

調理時間の目安…30分

「油あげの中にどんな具材が詰まっているんだろう!」と食べる瞬間までワクワクする袋煮。こちらのレシピは鶏ひき肉と春雨で作る肉ダネを詰めた、ジューシーな一品です。油あげに出汁が染み、口いっぱいにおいしさが広がります。卵やお餅、豆腐などでアレンジしても良いですね。

油あげに肉ダネを詰める作業は子供のお手伝いにもオススメ!自分で作るといつもよりおいしく感じたり、子供も喜んでくれるでしょう。油あげが少し破れてしまっても大丈夫なので、親子で楽しみながら作ってみてくださいね。

野菜をおいしく!サラダ3選

その6:香ばしさと歯ごたえを楽しむ!焼きブロッコリーのミモザサラダ

必要な材料…ブロッコリー(芯は除く)、ブロックベーコン、オリーブオイル、塩、こしょう、

調理時間の目安…20分

ブロッコリーと言えば塩ゆでが定番の野菜ですが、焼くと食感も味もガラリと変わり新しいおいしさを楽しめます。焦げ目の部分は香ばしく、いつもより甘味を感じられるでしょう。オリーブオイルと塩のシンプルな味付けはブロッコリーの旨味を引き出してくれます。

サラダにゆで卵もよくある組み合わせですが、黄味を細かく刻みちらすとミモザの花のようでとても華やかな見た目に。ホームパーティーなど人が集まる食卓にぴったりの盛り付け方法ですね。

その7:定番こそ丁寧に作りたい!ポテトサラダ

必要な材料…じゃがいも、きゅうり、人参、玉ねぎ、ロースハム、卵、塩、黒胡椒、米酢、マスタード、マヨネーズ

調理時間の目安…30分

大人から子供まで喜ばれるポテトサラダ。各家庭で入れる食材や、作り方にもこだわりがあるのではないでしょうか。アレンジの幅が広いのもポテトサラダの魅力ですね。こちらのレシピは基本に忠実に、おいしく作るコツが詳しく紹介されています。

中でも重要なのが、じゃがいもが熱いうちに下味をつけること!家で作るポテトサラダが「おいしいけれどなんとなく物足りない…」という時は下味が足りていないのかもしれません。しっかりと下味をつけ、お店のようなおいしいポテトサラダを目指しましょう。

その8:ごまたっぷりのコク旨サラダ!ささみと切り干し大根のごまダレサラダ

必要な材料…卵、鶏ササミ、塩、お酒、切干大根、きゅうり、塩、ミックスビーンズ、すりごま、マヨネーズ、砂糖、お酢、醤油、味噌

天日干しによって栄養価がぐんと高まっている切り干し大根。煮物もおいししですが、手軽に献立に取り入れるならサラダがオススメです。水戻し不要ですぐに使え、生の大根とは異なるシャキシャキ感がクセになるでしょう。

健康的な食事の合言葉のひとつ「まごはやさしい」は、普段の食事にプラスしたい食材の頭文字をとって作られた言葉ですが、わかめご飯と切り干し大根のサラダだけでも「豆・ごま・わかめ・野菜類」と半分以上を摂ることができます。献立を考える時のひとつのヒントとして、「まごはやさしい」を意識してみると良いですね。

調理時間15分以内!時短レシピ4選

その9:梅の酸味がアクセント!鶏むね肉の梅肉和え

必要な材料…鶏むね肉、梅干し、砂糖、しょうゆ、かつお節、ごま油、白いりごま、梅酒、細ネギ

調理時間の目安…15分

わかめご飯をさっぱりとした献立にまとめたい時、梅の酸味が効いたこちらの副菜はいかがでしょうか。少しの空き時間で作り冷蔵庫で冷やしておくだけで、サッと食卓に並べることができますよ。

梅肉や調味料と一緒にかつお節を和えることで、旨味がプラスされ奥行きのある味わいの一品になります。ごま油などの香りの良い食材、梅などの酸味、かつお節の旨味などを効かせることで薄味でも物足りなさがなく、減塩にもつながるでしょう。

その10:缶詰を活用して時短!コンビーフのジャーマンポテト

必要な材料…じゃがいも、玉ねぎ、コンビーフ、オリーブオイル、ブラックペッパー、カレー粉、塩、バジルの葉

調理時間の目安…15分

時短料理の強い味方である缶詰。ツナ缶やコーン缶、サバ缶など多くの種類がありますが、コンビーフの缶詰を手に取ったことはありますか?コンビーフは塩漬けの牛肉をほぐしたもので、実は様々な料理に活用できる優れものです!

旨味が凝縮されたコンビーフはじゃがいもとの相性が良く、カレーの風味も相まって食欲をそそられるでしょう。コンビーフの塩気は缶詰によって差があるので、味見をしながら調整してみてください。

その11:とろっと柔らかく優しい味わい!カブとベーコンの洋風煮

必要な材料…かぶ、ベーコン、ニンニク、バター、塩、水、ブラックペッパー

調理時間の目安…15分

野菜の中でも火が通りやすく時短料理に向いているカブ。加熱すると甘味が増し、とろっと柔らかくなるので子供も食べやすい野菜でしょう。にんにくやバターの風味を効かせた洋風煮は、優しい味わいの中にピリッと黒こしょうがアクセントになった一品です。

カブは根の部分だけでなく、葉っぱにも栄養が豊富でおいしく食べられます。葉っぱ付きのカブが手に入ったら葉も捨てずに味わいましょう。柔らかな根の部分とシャキっとした葉っぱ、食感の違いも楽しんでみてくださいね。

その12:プチプチ食感が楽しい!しめじとしらたきのたらこバター炒め

必要な材料…しらたき、シメジ、たらこ、バター、酒、しょうゆ、塩、黒コショウ

調理時間の目安…10分

プチプチとした食感が献立によいアクセントを与えてくれるたらこバター炒め。使用するしめじとしらたきはともに低カロリーでとてもヘルシーな副菜です。しらたきはしっかりと乾煎りすることで独特の臭みが抜け、味がしみやすくなる効果もあります。水分が抜け「キュキュ」っという音がしてくるまで乾煎りしましょう。

炒めるだけと簡単なので、もう一品欲しいと思った時にすぐに作れるのがうれしいですね。にんじんやピーマン、えのきなどを加えてアレンジしてみるのも良いでしょう。

ホッとする汁物3選

その13:とろみがあって体が温まる!ひきわり納豆汁

必要な材料…ひきわり納豆、木綿豆腐、にんじん、しめじ、みそ、こんぶだししょうゆ、和風だし、水、細ネギ、七味唐辛子

調理時間の目安…10分

山形県や秋田県で昔から親しまれている納豆汁。とろみがあって汁が冷めにくく、特に寒い季節にぴったりの汁物ですね。納豆をすり潰し味噌汁に加えるのが本来の作り方ですが、このレシピではひきわり納豆を使い手軽に作れるよう工夫されています。

納豆と豆腐に含まれるたんぱく質、野菜のビタミン・ミネラルなど栄養バランスに優れた汁物。具だくさんで食べ応えもあるので、わかめご飯と納豆汁を組み合わせるだけでも十分に満足できるでしょう。パパッと済ませたい朝食にオススメの献立です!

その14:あさりの出汁がポイント!シーフードチャウダー

必要な材料…あさり、冷凍シーフード、玉ねぎ、じゃがいも、人参、マッシュルーム、ニンニク、無塩バター、白ワイン、水、小麦粉、塩、こしょう

調理時間の目安…15分

魚介の旨味が凝縮した優しい味わいのシーフードチャウダー。冷凍のシーフードミックスは手軽に使える食材ですが、魚介の風味が物足りなく感じることもあるでしょう。そんな時は殻付きのあさりからとる出汁をプラスして旨味を補いましょう!このひと手間でスープに深みが増し、魚介の旨味を存分に楽しめますよ。

わかめご飯には味噌汁を組み合わせがちですが、クリーミーなチャウダーも意外と相性が良いんですよ!より献立にまとまりが欲しい時には、少量の味噌を加えてみてください。ほんのり和風のチャウダーへと変化します。

その15:ピリ辛で食欲増進!鶏肉と根菜のコチュジャンポトフ

必要な材料…鶏むね肉、大根、にんじん、長ネギ、しめじ、片栗粉、ごま油、水、顆粒コンソメ、コチュジャン、おろしにんにく

調理時間の目安…30分

大き目に切った鶏むね肉と根菜がゴロゴロ入ったボリューム満点のポトフは、コチュジャンの辛味がアクセントになった食欲をそそる汁物です。具だくさんで食べるスープのような感覚で、おかずとしての役割も果たしてくれるでしょう。

パサつくイメージのある鶏むね肉ですが、片栗粉をまとわせることでコーティングされしっとり食感に仕上がります。汁物だけでなく炒め物など他の料理にも応用してみてくださいね。

enjoy cooking!

ジャンルを問わず色々な組み合わせで、わかめご飯の献立を楽しもう!


今回はわかめご飯と相性の良い主菜や副菜・汁物のレシピを15品ご紹介しました。作ってみたい料理は見つかりましたか?

給食でも不動の人気を誇るわかめご飯は、主張しすぎない味わいのご飯なので組み合わせるおかずのジャンルを問いません。気分やシチュエーションに合わせてガッツリ系のおかず・さっぱり味の副菜など、様々な献立を楽しんでくださいね。

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