そこで今回はぶりの照り焼きにぴったりな簡単すぐにできる一品・卵料理・子ども向けなどのバランスの良い献立を、付け合わせ、汁物に分けてレシピル編集部員で、かつ管理栄養士の私が紹介します。この記事を参考に、おいしくバランスよくととのえてみてくださいね!
四年制管理栄養士養成学校を卒業後、約6年間保育園にて勤務。これまでに約300人以上の子どもの栄養管理、調理、食育活動を行う。猫と北欧が大好きで日々、心地よい暮らしを模索中。
サッと簡単!15分以内にできる副菜4選
その1:ちょうど良い箸休め♪5分でできる「きゅうりの酢の物」
必要な材料…きゅうり、乾燥わかめ、砂糖、酢、しょうゆ、塩、塩、白いりごま
調理時間の目安…5分
「とりあえずパッと簡単にできる一品を作りたい…」そんな時におすすめです。きゅうりの優しい歯応えに、つるんとやわらかなわかめがちょうど良い箸休めになります。ミネラルが補えるので栄養バランスもとといます。切って、和えるだけで5分で簡単に忙しい時に重宝します。
その2:10分でできる「しらすとオクラのおろし和え」
必要な材料…大根、釜揚げしらす、オクラ、白だし、塩
調理時間の目安…10分
味付けは白だしのみ。だから味付けで失敗もありません。シンプルながら、しらすの旨みや大根とオクラの甘みが存分に堪能できます。大根おろしには消化酵素や食物繊維が含まれているためダイエットやコレステロール値の低下などに役立ちます。
その3:コスパ◎カニカマの旨みもきいた「もやしのナムル」
必要な材料…もやし、カニカマ、塩、鶏ガラスープの素、しょうゆ、砂糖、酢、ごま油、白ごま
調理時間の目安…10分
レンジでできる時短レシピ。食欲がそそる味付けだから、どんどんお箸が進んでしまいます。カニカマが入ることで子どもも食べやすく、タンパク質も補うことができるので栄養バランスもととのえやすくなります。
また、冷蔵庫にあるきゅうりやにんじん、ほうれん草など他の食材をプラスしても合うのでアレンジの幅が広がります。
水っぽさなし&ばっちり決まる黄金比!基本のもやしナムルのレシピ
その4:ほどよい酸味が心地いい♪15分でできる「鶏むね肉を使った梅肉和え」
必要な材料…鶏むね肉、梅干し、砂糖、しょうゆ、かつお節、ごま油、白いりごま、梅酒、細ネギ
調理時間の目安…15分
下処理で梅酒を使うことで、鶏肉の臭みをとるだけでなく甘味をプラスし、肉質をやわらかくしています。ほぐした鶏肉にかつお節を加えることで調味料が全体によく馴染み、味に奥行きを与えてくれますよ。
ごま油の風味と、梅肉の酸味のおかげで最後までさっぱりといただけます。お酒のおつまみにもピッタリです♪
ビールにあう酢っぱおいしい!鶏むね肉を使った梅肉和えおつまみのレシピ
もう一品に!さっぱり系副菜4選
その5:和えずに“かける”進化系「やみつきキャベツ」
必要な材料…キャベツ、ニンニク、生姜、ネギ、ごま油、上白糖、米酢、濃口醤油、塩、白ごま
調理時間の目安…20分
「キャベツを使って、新しい付け合わせが作りたい…」そんな時におすすめです。大ぶりのキャベツが豪快な一品。見た目からも満足感が得られます。このレシピのポイントはなんといってもニンニク、生姜、ネギの入った香味ソース。このソースでキャベツがもりもり食べられます。
子どもにはこのソースの量で加減すればいいので、手間がなくおすすめです。
基本の”和えない”「やみつきキャベツ」!塩と香味ソースをかけるだけのお手軽レシピ!
その6:噛めば噛むほどに旨みじゅわ〜「生しいたけのステーキ」
必要な材料…生しいたけ、大葉、米油、塩、黒胡椒、酒、濃口醤油、無塩バター
調理時間の目安…20分
しいたけが主役の一品。丸ごと調理すれば贅沢な気分を味わえます。しいたけには骨を丈夫にするビタミンDが豊富。だから成長期のお子さんにはぜひ食べてほしいレシピです。バターのコクとたっぷりの旨みがギュッと詰まってとってもジューシー!
表面に軽く切り込みを入れることで、火の通りが早くなり時短につながります。
その7:作り置きやお弁当にも!和食の定番「きんぴらごぼう」
必要な材料…ごぼう、にんじん、ごま油、砂糖、酒、みりん、しょうゆ、輪切り唐辛子、白ごま
調理時間の目安…15分
甘めな味付けのぶりの照り焼きに、ごま油の風味と唐辛子のピリッとしたアクセントのきんぴらごぼうがよく合います。ごぼうにはビタミンB群やビタミンE、食物繊維など栄養素を豊富に含むので栄養バランスもUPします。歯応えがあるので、自然と噛む回数が増えて満腹感も得られやすいです。
基本のきんぴらごぼうのレシピ!お弁当や副菜に♪コツを押さえてこっくり味しみ
その8:お出汁がしみしみ「小松菜の煮浸し」
必要な材料…小松菜、油揚げ、利尻昆布、かつお節、しょう油、みりん、砂糖、料理酒、米油
調理時間の目安…30分
昆布とかつお節の合わせ出汁からとる本格的なお味の油揚げと小松菜。たっぷり染みたお出汁が、ぶりの照り焼きとも相性抜群です。小松菜はほうれん草と比べて免疫力を高めるビタミンCやカロテンが3倍含まれています。また、下茹での必要がないので時短にもつながります。
本格だしでワンランク上の味!鮮やかで旨味たっぷりな基本の小松菜の煮浸しのレシピ
ボリュームアップ!大満足な副菜4選
その9:コスパ◎栄養◎簡単!シンプルな「納豆オムレツ」
必要な材料…卵、納豆、九条ネギ、塩、ごま油、みりん、薄口醤油、納豆のつゆ
調理時間の目安…20分
フライパンひとつで簡単!納豆と卵を合わせたコスパ◎栄養◎なレシピです。フタをして蒸し焼きにすることで、子どもでもふっくら食べやすく仕上がっています。
ぶりの照り焼きと合わせると、タンパク質は十分ですがビタミンやミネラルが不足気味です。そのため、汁物は野菜たっぷりのものを合わせましょう。
その10:塩昆布が決め手!「枝豆入り和風ポテトサラダ」
必要な材料…ジャガイモ、玉ねぎ、冷凍枝豆、塩、上白糖、濃口醤油、米酢、塩昆布、マヨネーズ
調理時間の目安…25分
枝豆と塩昆布が入った和風のポテトサラダです。枝豆は豆と野菜の両方の栄養をもつ緑黄色野菜。マヨネーズのコクと、塩昆布の旨み、お酢の酸味がポイントです。洋食定番の付け合わせも、ひと工夫すれば和食料理ともよく合います。
その11:旨みしみしみ。大量消費にも!「基本の大根ステーキ」
必要な材料…大根、大根の葉、お米の研ぎ汁、白ごま、ごま油、上白糖、みりん、濃口醤油
調理時間の目安…25分
大ぶりにカットした大根の存在感から、ごちそうの一皿に。甘めに煮付けたタレが、大根の旨みと甘みを引き立てています。捨ててしまいがちな米の研ぎ汁で下茹ですることでアクを抜き、格子状に隠し包丁を入れることでさらに味が染み込みやすくなります。
基本の「大根ステーキ」レシピ!おつまみ・大量消費にも♪アク抜きのひと手間がポイント
その12:タコの歯応え◎ピリ辛「タコとキムチと味玉の和物」
必要な材料…茹でタコ、きゅうり、卵、白だし、水、キムチ、ごま油、ブラックペッパー
調理時間の目安…15分
高タンパク質で低脂質なタコに、きゅうりとキムチ、味玉を合わせた一品。ピリッとした辛さの中に、旨みがあるので満足感が高いです。切って和えるだけなので、手間が少なく時短にも。さっぱり食べられるので、食欲がない時にもおすすめです。
お野菜ゴロゴロ。身体が喜ぶ汁物3選
その13:野菜たっぷり◎これだけで大満足な「けんちん汁」
必要な材料…木綿豆腐、油揚げ、こんにゃく、大根、人参、洗いごぼう、レンコン、ジャガイモ、長ネギ、生姜、水、昆布、米油、ごま油、塩
調理時間の目安…30分
「冷蔵庫に余り物の野菜がたくさん…」そんな時におすすめです。たっぷりの野菜の旨みと甘みがギュッと詰まった一品。お出汁の澄んだ味わいが、ぶりの照り焼きを引き立ててくれますよ。具沢山なのでこれだけでも満足度が高いですよ。
たっぷり野菜で心も体もホッとする!おいしく作れる基本の「けんちん汁」のレシピ
その14:いつもよりワンランク上の味わいに「豚汁」
必要な材料…豚こま切れ肉、長ネギ、生姜、ごぼう、人参、ジャガイモ、こんにゃく、厚揚げ、ごま油、酒、みりん、水、和風顆粒出汁
調理時間の目安…35分
「とりあえずおかずに汁物だけは作りたい…」そんな時におすすめです。豚汁なら豚肉のタンパク質に、野菜のビタミン・ミネラルもたっぷりとれるので栄養バランスがととのいます。汁物だけにするなら、ちょっと一手間加えてワンランク上の味に仕上げてみませんか?
アクと臭みを抜いてワンランク上の味に!基本の「豚汁」のレシピ
その15:優しい甘みと安心感「野菜たっぷり豆乳味噌汁」
必要な材料…大根、にんじん、さつまいも、白菜、顆粒だし、豆乳、味噌
調理時間の目安…30分
いつもの味噌汁に豆乳を加えることで、まろやかで優しい味わいになります。また、お腹にたまりやすく栄養価も高いので健康や美容にもおすすめですよ。さつまいもの優しい甘みがきいているので、子どもも食べやすい汁物です。
ぶりの照り焼きに好みのレシピを組み合わせて、もっとおいしくバランスよく楽しもう!
この記事ではぶりの照り焼きに合う付け合わせを15品ご紹介しました。何か気になるレシピはありましたか?
ぶりの照り焼きはタンパク質のみの料理なので、他の付け合わせてしっかりビタミンやミネラルをとることが大切です。ぜひこの記事を参考にしておいしく、栄養バランスよく食べてくださいね!