このページでは、野菜のえだまめを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
えだまめのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはえだまめの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 125 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 8.8 | g | |
└糖質 | 5.7 | g | 低い |
└食物繊維 | 5.0 | g | 多い |
たんぱく質 | 11.7 | g | 普通 |
脂質 | 6.2 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「えだまめ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、えだまめがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
えだまめはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:Nadia
えだまめとは?どんな食材?
えだまめは、豆科の植物であり、その若い豆のことを指します。えだまめは、日本では主に「枝豆」と呼ばれ、夏になるとよく食べられる野菜です。豆の実がまだ若く、皮が柔らかいため、そのまま食べることができます。
えだまめの特徴
えだまめは、鮮やかな緑色をしており、豆の形状は小さくて丸いです。豆の中には、栄養価の高いたんぱく質や食物繊維が豊富に含まれています。また、えだまめにはビタミンCやカルシウム、鉄分も含まれており、健康に良い食材とされています。
えだまめの調理方法
えだまめは、茹でることが一般的な調理方法です。まず、えだまめの実を水洗いし、水に塩を加えた鍋で茹でます。茹で上がったえだまめは、冷水にさらして冷やし、塩を振って食べることが一般的です。また、えだまめはそのまま食べるだけでなく、炒め物や煮物、スープなどにも利用することができます。
えだまめは、夏の季節に特に美味しく食べられる野菜です。その豊富な栄養素と爽やかな味わいから、健康に気を使う方やダイエット中の方にもおすすめの食材です。ぜひ、えだまめを取り入れて、バランスの良い食事を楽しんでください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はえだまめがダイエットにどう役立つか説明します!
えだまめはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:ぐるなびシェフごはん
「えだまめ」の栄養データ
「えだまめ」の栄養データを見ると、可食部100gあたりのカロリーは125kcalであり、平均的な値となっています。また、炭水化物は8.8g含まれており、糖質は5.7gと低い値となっています。一方で、食物繊維は5g含まれており、多い値となっています。タンパク質は11.7g含まれており、普通の値となっています。脂質は6.2g含まれており、普通の値となっています。塩分に関しては、0gであり、無添加であることがわかります。
役立つ点1:低い糖質
「えだまめ」は糖質が5.7gと低いため、糖質制限を行っている方や糖尿病の方にとって、健康的な食事に役立ちます。糖質の摂りすぎは血糖値の上昇を引き起こし、体に悪影響を与えることがありますが、低糖質の「えだまめ」は血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
役立つ点2:多い食物繊維
「えだまめ」には食物繊維が5g含まれており、多い値となっています。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便通を促進することで健康な消化をサポートします。また、食物繊維は食事の満腹感を高めるため、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
役立つ点3:塩分ゼロ
「えだまめ」には塩分が含まれておらず、無添加であることがわかります。塩分の摂り過ぎは高血圧や体の水分バランスの乱れを引き起こす可能性がありますが、塩分ゼロの「えだまめ」は健康的な食事に適しています。塩分制限を行っている方や健康を意識している方にとって、良い選択肢となるでしょう。
以上のように、「えだまめ」は低い糖質や多い食物繊維、塩分ゼロという特徴を持ち、健康的な食事に役立つ食材です。糖質制限や血糖値の管理、腸内環境の改善、塩分摂取の制限などを考える際に、積極的に取り入れることをおすすめします。
おすすめ:えだまめのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
えだまめに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:ぐるなびシェフごはん
えだまめの特徴
えだまめは、以下の3つの特徴を持っています。
1. ミネラル豊富な食材
えだまめは、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、モリブデンなど、多くのミネラルを含んでいます。特にカリウムやカルシウム、マグネシウムなどは豊富に含まれており、健康な体を維持するために必要な栄養素です。
2. ナトリウムが少ない
えだまめにはナトリウムがほとんど含まれていません。ナトリウムは過剰摂取すると高血圧や心臓病のリスクが高まるため、塩分制限が必要な方には適した食材です。
3. ヨウ素が含まれていない
えだまめにはヨウ素が含まれていません。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、不足すると甲状腺機能低下症などの病気のリスクが高まります。そのため、ヨウ素を摂取するためには他の食材との組み合わせが必要です。
以上のように、えだまめはミネラル豊富でありながらナトリウムが少なく、ヨウ素を含んでいない特徴を持っています。バランスの取れた食事を心掛けるためにも、えだまめを積極的に取り入れることがおすすめです。
えだまめに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「えだまめ」に含まれるビタミンAは、レチノールは無く、代わりにα-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量が多く含まれています。これにより、「えだまめ」はビタミンAの供給源として優れていることがわかります。
2. ビタミンEの特徴
「えだまめ」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールは普通ですが、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールが多く含まれています。これにより、「えだまめ」はビタミンEの摂取においても有益な食材と言えます。
3. その他のビタミン含有量
「えだまめ」にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCが多く含まれています。これらのビタミンもバランスよく摂取することが重要であり、「えだまめ」はその一部を補うことができる食材です。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はえだまめの使用例としてレシピをご紹介します。
えだまめを使ったレシピ20選!
#1 大好きおにぎり塩昆布とえだまめ
ご飯、塩昆布、枝豆(冷凍)、白ごま
えだまめと塩昆布をつかったおにぎりのレシピ。塩昆布の旨味とえだまめの塩気、ごまの香りが絶妙なおにぎり。…
レシピを見る#2 冷やしえだまめ豆腐
枝豆、昆布出汁、葛粉、木の芽、4%の塩水、黒ざとう、上白糖、水あめ
枝豆を用いたスイーツレシピ。昆布だしと黒蜜の組み合わせはプロならではのアイディア。…
レシピを見る#3 えだまめとソーセージの炒め物
茹でえだ豆、粗挽きソーセージ、コンソメ(顆粒)、白コショウ
コリコリの歯ごたえが楽しめる、えだまめとソーセージの炒め物のレシピ。枝豆は、素材本来の食感を残すために短時間でサッと茹でるのがコツです。…
レシピを見る#4 基本の「かに玉」のレシピ!ふんわり玉子としっかり甘酢でメリハリ・事前準備で短時間仕上げ!
カニ缶、長ネギ、椎茸、冷凍枝豆、米油、鶏ガラスープの素、上白糖、米酢、濃口醤油、等
卵4個とカニ缶を混ぜて、長ネギと椎茸を加えて焼きます。甘酢あんを作り、玉子焼きにかけて2分蒸し焼きにします。…
レシピを見る#5 基本の「ひじきサラダ」のレシピ!作り置きに便利!冷蔵庫にあると嬉しい一品
乾燥ひじき、ツナ缶、玉ねぎ、ミックスビーンズ、冷凍枝豆、マヨネーズ、上白糖、ごま油、濃口醤油、等
ひじきを使った、ひじきサラダのレシピ。ひじきを戻し、ツナ缶や玉ねぎ、ミックスビーンズ、冷凍枝豆を用意します。…
レシピを見る#6 おやつにも、おつまみにもおすすめ!木綿豆腐と枝豆のおやき風
木綿豆腐、冷凍枝豆、シュレッドチーズ、片栗粉、ごま油
木綿豆腐と枝豆を使った、おやき風のレシピ。木綿豆腐を水切りし、枝豆を解凍して豆を取り出します。…
レシピを見る#7 卵大量消費!おつまみにピッタリ「枝豆と玉子のサラダ」
玉ねぎ、ベーコン、冷凍枝豆、レタス、白胡椒、上白糖、米酢、マヨネーズ
卵と枝豆を使った、枝豆と玉子のサラダのレシピ。ゆで玉子を作り、玉ねぎとベーコンを炒めて冷まします。…
レシピを見る#8 お酒のお供にぴったり!大人のポテトサラダ
じゃがいも、クリームチーズ、むき枝豆、塩昆布、たくあん、マヨネーズ、ブラックペッパー
じゃがいもを使った、大人のポテトサラダのレシピ。じゃがいもはほくほく感の強い男爵を使用し、水にさらしてあく抜きをし、茹でてから粉ふきにします。…
レシピを見る#9 かぼちゃと枝豆のデリ風サラダ
かぼちゃ、冷凍むき枝豆、レーズン、カマンベールチーズ、マヨネーズ、塩コショウ
かぼちゃと枝豆を使った、副菜にぴったりなサラダのレシピ。電子レンジで簡単調理。…
レシピを見る#10 ほんのりカレー風味で子供も喜ぶ♪「ツナ・コーンと豆腐のヘルシーナゲット」
木綿豆腐、ツナ、玉ねぎ、ニンジン、冷凍むき枝豆、コーン、えのき、片栗粉、カレー粉、等
ツナと豆腐を使った、ヘルシーなナゲットのレシピ。豆腐は水切りをして、玉ねぎとニンジンはレンジで加熱します。…
レシピを見る#11 鶏ひき肉を使ったおつまみ!「鶏と枝豆のつくね焼き」
鶏ひき肉、長ネギ(白い部分)、生姜、冷凍枝豆、黒胡椒、上白糖、片栗粉、米油、みりん、等
鶏ひき肉と枝豆のつくね焼きのレシピ。長ネギ、生姜、卵、片栗粉、酒などを混ぜて、つくね生地を作ります。…
レシピを見る#12 カレールーの大量消費!「豚ひき肉と枝豆のドライカレー」
白ごはん、豚ひき肉、冷凍枝豆、玉ねぎ、人参、ニンニク、トマトホール缶、米油、黒胡椒、等
豚ひき肉と枝豆のドライカレーのレシピ。玉ねぎ、人参、ニンニクを香りよく炒め、豚ひき肉に下味をつけます。…
レシピを見る#13 炊飯器で炊き上げて風味豊かに!コリコリ歯応えが美味しい基本の「タコ飯」
ボイルダコ、お米、生姜、枝豆、出汁パック、みりん、濃口醤油
タコ飯を作るレシピ。タコは歯応えを楽しむために大きめにカットし、出汁パックと調味料で味付けします。…
レシピを見る#14 椎茸のえびしんじょ乗せフライ
バナメイエビ、白はんぺん、椎茸、ゆで枝豆、小麦粉、パン粉、料理酒、片栗粉
バナメイエビと椎茸を使った、椎茸のえびしんじょ乗せフライのレシピです。調理時間は20分で、具材をフードプロセッサーで撹拌させた後、椎茸に乗せて揚げます。…
レシピを見る#15 市販のデミスラスソースで作る時短ハヤシライス
白ごはん、牛こま切れ肉、玉ねぎ、ニンニク、ブラウンマッシュルーム、トマト、冷凍枝豆、牛脂、黒胡椒、等
牛こま切れ肉を使った、市販のデミスラスソースで作る時短ハヤシライスのレシピ。牛脂で深みとコクをプラスし、玉ねぎとニンニクを弱火で炒めて甘さを引き出し、トマトやブラウンマッシュルームと一緒に煮込んでいきます。…
レシピを見る#16 「まごわやさしい」意識!豆腐でヘルシー和風春巻き
木綿豆腐、ツナ缶、乾燥ひじき、干し椎茸(スライス、春雨、ニンジン、枝豆、春巻きの皮、小麦粉、等
豆腐と春巻きの皮を使った、ヘルシー和風春巻きのレシピ。具材を煮詰めて、豆腐と混ぜ合わせます。…
レシピを見る#17 和風なおつまみ!「枝豆入り和風ポテトサラダ」
ジャガイモ、玉ねぎ、冷凍枝豆、上白糖、濃口醤油、米酢、塩昆布、マヨネーズ
ジャガイモと枝豆を使った和風ポテトサラダのレシピ。ジャガイモはレンチンで加熱し、マッシュして調味料と混ぜます。…
レシピを見る#18 パッと作れて栄養満点!我が家のカニカマチャーハン
炊いたご飯、カニカマ、長ネギ、ニンジン、えのき、冷凍むき枝豆、顆粒ガラスープの素、だしつゆ、白こしょう、等
カニカマを使ったチャーハンのレシピ。野菜を細かくみじん切りにして、卵と一緒に炒めます。…
レシピを見る#19 サクサクすすむおつまみにもおやつにもなるステック春巻き
春巻きの皮、かぼちゃ、枝豆、ハム、スライスチーズ、小麦粉
今回は、サクサクすすむおつまみにもおやつにもなるステック春巻きのレシピです。かぼちゃをチンして潰し、春巻きの皮にハムや枝豆などの具材をのせてステック状に巻いていき、小麦粉をのり替りにとめ、フライパンで焼き上げると完成です。…
レシピを見る#20 鶏ときのこ、油揚げで風味豊か「五目炊き込みご飯」
お米、鶏もも肉、洗いごぼう、人参、椎茸、油あげ、枝豆、和風顆粒だし、濃口醤油、等
鶏もも肉を使った、五目炊き込みご飯のレシピ。洗いごぼうや人参、椎茸、油揚げ、枝豆などを加えて炊き込みます。…
レシピを見る最後に、えだまめの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「えだまめ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 125 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 8.8 | g | |
└糖質 | 5.7 | g | 低い |
└食物繊維 | 5.0 | g | 多い |
たんぱく質 | 11.7 | g | 普通 |
脂質 | 6.2 | g | 普通 |
「えだまめ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 45 | % | 特になし |
水分 | 71.7 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.6 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「えだまめ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 590 | mg | 多い |
カルシウム | 58 | mg | 多い |
マグネシウム | 62 | mg | 多い |
リン | 170 | mg | 多い |
鉄 | 2.7 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.4 | mg | 多い |
銅 | 0.41 | mg | 多い |
マンガン | 0.71 | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 240 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 42 | μg | 多い |
└β-カロテン | 240 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 7 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 260 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 22 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.8 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 6.5 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 2.5 | mg | 多い |
ビタミンK | 30 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.31 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.15 | mg | 多い |
ナイアシン | 1.6 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.53 | mg | 普通 |
ビオチン | 11.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 27 | mg | 多い |
廃棄部位: さや/廃棄率: 茎つきの場合60 %/硝酸イオン: 0 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。