このページでは、調味料のエビチリの素を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
エビチリの素のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはエビチリの素の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 54 | Kcal | 低い |
炭水化物 | (9.5) | g | |
└糖質 | (9.2) | g | 低い |
└食物繊維 | (0.6) | g | 普通 |
たんぱく質 | (1.2) | g | 低い |
脂質 | (1.4) | g | 低い |
食塩相当量 | (1.8) | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、調味料分類に所属する正式名称「<調味料類> (調味ソース類) エビチリの素」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、エビチリの素がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
エビチリの素はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:DELISH KITCHEN
エビチリの素とは?どんな食材?
エビチリの素は、エビチリという料理の味付けに使用される調味料のことです。エビチリは、エビと野菜を炒めて、ピリ辛のソースで味付けした中華料理です。このエビチリの素は、エビチリの調味料として使われ、簡単に本格的な味を楽しむことができます。
エビチリの素の特徴
エビチリの素は、主に以下の3つの特徴があります。
1. ピリ辛の味付け:エビチリの素は、ピリ辛の味付けが特徴です。辛さの中にも程よい甘みがあり、エビの旨味と相まって、食欲をそそります。
2. 香り豊かな調味料:エビチリの素には、香り豊かな調味料が使用されています。ニンニクや生姜、唐辛子など、中華料理によく使われる香辛料がバランスよく配合されており、エビチリの独特な風味を引き立てます。
3. 手軽な使い方:エビチリの素は、手軽に使える点も魅力です。エビと野菜を炒めた後に、エビチリの素を加えるだけで、本格的なエビチリの味を楽しむことができます。短時間で美味しい料理を作りたい方におすすめです。
エビチリの素の使い方
エビチリの素の使い方は、以下の通りです。
1. エビと野菜を炒める:フライパンに油を熱し、エビと好みの野菜を炒めます。エビはピンク色になるまでしっかりと火を通しましょう。
2. エビチリの素を加える:炒めたエビと野菜にエビチリの素を加えます。お好みで水や醤油を加えることもできます。
3. 煮込む:エビチリの素を加えたら、煮込んでしっかりと味を絡めます。エビチリの素の指示に従って、火加減や時間を調整しましょう。
4. 完成:火が通ったら、エビチリの素で味付けしたエビチリの完成です。ご飯や麺と一緒に盛り付けて、お楽しみください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はエビチリの素がダイエットにどう役立つか説明します!
エビチリの素はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーである
「エビチリの素」は可食部100gあたり54kcalと、比較的低カロリーです。カロリーが低いため、ダイエットや健康的な食事を心がけている方にとって、エビチリの素を使用した料理は役立つ選択肢となります。低カロリーの食材を使うことで、食事の摂取カロリーを抑えることができ、体重管理や健康維持に役立ちます。
2. 糖質が低い
「エビチリの素」の糖質は9.2gと、低糖質です。糖質の摂取を抑えることは、血糖値の急激な上昇を防ぎ、糖尿病の予防や管理に役立ちます。また、低糖質の食材を選ぶことで、食後の血糖値の上昇を緩やかにすることができ、満腹感を持続させる効果も期待できます。
3. 食物繊維が含まれている
「エビチリの素」には食物繊維が0.6g含まれています。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便通の改善や腸内の善玉菌の増加に寄与します。また、食物繊維は食事の満腹感を高めるため、過食の抑制やダイエット効果も期待できます。食物繊維は日常の食事で十分に摂取することが重要であり、エビチリの素を使った料理はその一環として役立つでしょう。
おすすめ:エビチリの素のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
エビチリの素に含まれる無機質の栄養を解説!
エビチリの素の特徴
エビチリの素は、以下の3つの特徴があります。
1. ナトリウムが多い
エビチリの素に含まれるナトリウムは、100gあたり680mgです。ナトリウムは塩分の主成分であり、過剰摂取は高血圧や心臓病のリスクを増加させることがあります。エビチリの素を使用する際には、塩分摂取量に注意が必要です。
2. カリウムが普通
エビチリの素に含まれるカリウムは、100gあたり150mgです。カリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能を維持する重要な栄養素です。エビチリの素は、カリウムが普通の量含まれているため、バランスのとれた食事に取り入れることができます。
3. カルシウムが低い
エビチリの素に含まれるカルシウムは、100gあたり8mgです。カルシウムは骨や歯の形成に重要な役割を果たす栄養素であり、十分な摂取が必要です。しかし、エビチリの素はカルシウムが低いため、他の食材からカルシウムを摂ることが推奨されます。
エビチリの素に含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「エビチリの素」に含まれるビタミンAは、以下の特徴があります。
- レチノールは含まれていません。
- α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンの含有量は、比較的多いです。
- β-カロテン当量は、比較的多いです。
- レチノール活性当量は、普通です。
2. ビタミンEの特徴
「エビチリの素」に含まれるビタミンEは、以下の特徴があります。
- α-トコフェロールの含有量は、普通です。
- β-トコフェロールは含まれていません。
- γ-トコフェロール、δ-トコフェロールの含有量は、比較的多いです。
3. その他のビタミンの特徴
「エビチリの素」には、以下のビタミンも含まれています。
- ビタミンKの含有量は、普通です。
- ビタミンB1の含有量は、比較的多いです。
- ビタミンB2の含有量は、普通です。
- ナイアシンの含有量は、普通です。
- ビタミンB6の含有量は、普通です。
- パントテン酸の含有量は、普通です。
- ビオチンの含有量は、普通です。
- ビタミンCの含有量は、普通です。
なお、「エビチリの素」にはビタミンD、ビタミンB12、葉酸は含まれていません。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はエビチリの素の使用例としてレシピをご紹介します。
エビチリの素を使ったレシピ1選!
#1 便利な調味料! エビチリの素の作り方
豆板醤、サラダ油、砂糖、しょうゆ、ケチャップ
このレシピは豆板醤とケチャップを使ったエビチリの素の作り方です。エビチリだけでなく、鶏肉やひき肉などにも合うので、作り方を覚えておくととっても便利です。…
レシピを見る最後に、エビチリの素の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「エビチリの素」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 54 | Kcal | 低い |
炭水化物 | (9.5) | g | |
└糖質 | (9.2) | g | 低い |
└食物繊維 | (0.6) | g | 普通 |
たんぱく質 | (1.2) | g | 低い |
脂質 | (1.4) | g | 低い |
「エビチリの素」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (85.8) | g | 多い |
有機酸 | (0.1) | g | 多い |
灰分 | (2.0) | g | 多い |
コレステロール | - | mg | 無し |
食塩相当量 | (1.8) | mg | 多い |
アルコール | 0 | g | 無し |
「エビチリの素」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (680) | mg | 多い |
カリウム | (150) | mg | 普通 |
カルシウム | (8) | mg | 低い |
マグネシウム | (10) | mg | 低い |
リン | (45) | mg | 普通 |
鉄 | (0.3) | mg | 低い |
亜鉛 | (0.1) | mg | 低い |
銅 | (0.03) | mg | 低い |
マンガン | (0.22) | mg | 普通 |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | (1) | μg | 普通 |
クロム | (1) | μg | 普通 |
モリブデン | (2) | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | - | μg | 無し |
└α-カロテン | (1) | μg | 多い |
└β-カロテン | (150) | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (150) | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | (13) | μg | 普通 |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.6) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0.8) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (0.2) | mg | 多い |
ビタミンK | (3) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.14) | mg | 多い |
ビタミンB2 | (0.04) | mg | 普通 |
ナイアシン | (1.3) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.10) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.28) | mg | 普通 |
ビオチン | (0.7) | μg | 普通 |
ビタミンC | (1) | mg | 普通 |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
エビチリの素と同じ調味料の味付け用既製品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
マーボー豆腐の素 | 115 | 10.4 | 4.2 | 6.3 | - |
ミートソース | 96 | 10.1 | 3.8 | 5.0 | - |
カレールウ | 474 | 40.0 | 6.5 | 34.1 | 6.4 |
ハヤシルウ | 501 | 46.3 | 5.8 | 33.2 | 2.5 |
エビチリの素 | 54 | (9.2) | (1.2) | (1.4) | (0.6) |
中華風合わせ酢 | 153 | (25.2) | (3.0) | (3.4) | (Tr) |
デミグラスソース | 82 | 11.0 | 2.9 | 3.0 | - |
冷やし中華のたれ | 114 | 23.2 | 2.1 | 1.2 | 0 |
ホワイトソース | 99 | 9.4 | 1.8 | 6.2 | 0.4 |
焼き鳥のたれ | 131 | (29.0) | (3.3) | 0 | (Tr) |
焼き肉のたれ | 164 | (32.1) | (4.3) | (2.2) | (0.4) |
みたらしのたれ | 127 | (30.9) | (0.9) | 0 | 0 |
お茶漬けの素 さけ | 251 | (36.9) | (20.2) | (3.7) | (3.5) |
即席すまし汁 | 194 | (28.4) | (18.3) | (0.8) | (3.3) |
ふりかけ たまご | 428 | (39.2) | (23.4) | (21.9) | (5.1) |
キムチの素 | 125 | 21.6 | 5.3 | 1.0 | 3.6 |
ラーメンスープ 濃縮 醤油味 ストレート醤油味 | 157 | (10.9) | (3.3) | (11.7) | (Tr) |
ラーメンスープ 濃縮 みそ味 ストレートみそ味 | 187 | (16.4) | (6.4) | (11.0) | (1.6) |
焼きそば粉末ソース | 248 | 57.1 | 5.6 | 0.7 | 3.3 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。