このページではみずいものカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
みずいものカロリーは111kcal(100gあたり)!これってどうなの?
みずいもの可食部100gあたりのカロリーは、111kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中913位です。これは多い順にすると上位57%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「芋」ジャンルのでみずいものカロリーを評価すると、55件中25位です。これは上位から45%に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。
カロリー | 111Kcal |
全体での評価 | 913位 / 1592件中(上位57%…やや低い) |
「芋」ジャンル内での評価 | 25位 / 55件中(上位45%…平均的) |
みずいもはカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜみずいものカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
みずいものカロリーはなぜやや低いのか?
「みずいも」は、可食部100gあたり111kcalというカロリーがありますが、他の食材と比較して「やや低い」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参考に説明します。
糖質の量は普通です
「みずいも」の糖質は25.3gと、他の食材と比較して普通の量です。糖質はエネルギー源となるため、カロリーの多さに関係しています。糖質の量が普通であるため、カロリーもやや低いと言えるのです。
食物繊維の量は多いです
「みずいも」には2.2gの食物繊維が含まれています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与える効果があります。そのため、食物繊維の量が多いことによって、カロリーの摂取量を抑えることができます。
タンパク質の量はかなり低いです
「みずいも」には0.7gのタンパク質が含まれていますが、他の食材と比較してかなり低い量です。タンパク質は筋肉や骨を作るために必要な栄養素ですが、エネルギー源としてはあまり重要ではありません。そのため、タンパク質の量が低いことがカロリーの低さにつながっているのです。
脂質の量は低いです
「みずいも」には0.4gの脂質が含まれていますが、他の食材と比較して低い量です。脂質はエネルギー源として重要ですが、過剰摂取するとカロリーの増加につながるため、量を抑えることが求められます。脂質の量が低いことによって、カロリーもやや低くなっているのです。
以上のように、「みずいも」のカロリーがやや低い理由は、糖質の量が普通、食物繊維の量が多い、タンパク質の量がかなり低い、脂質の量が低いからです。これらの栄養データを考慮すると、健康的な食事に取り入れる際には、カロリーがやや低い「みずいも」は良い選択肢と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「みずいも」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 25.3g | 4 | 101.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 2.2g | 2 | 4.4kcal |
たんぱく質 | 0.7g | 4 | 2.8kcal |
脂質 | 0.4g | 9 | 3.6kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「みずいも」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、101.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
みずいもは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
みずいもの糖質量は25.3g
みずいもは、芋(お芋)の一種であり、その糖質量は25.3gです。糖質制限を目指す低糖質ダイエットを実践している方にとっては、この糖質量は少し高いと言えるでしょう。
みずいもは低糖質ダイエットに不向き
みずいもは、低糖質ダイエットにとってはあまり適していない食材と言えます。糖質制限を行う際には、摂取する糖質の量を抑えることが求められますが、みずいもの糖質量はそれなりに高いため、糖質制限を効果的に行うことが難しくなります。
代替として選ぶべき食材
低糖質ダイエットを実践する際には、みずいもの代わりに他の食材を選ぶことをおすすめします。例えば、さつまいもや里芋などは糖質量が比較的低く、代替として適しています。これらの食材を活用することで、糖質制限をより効果的に行うことができます。
バランスの取れた食事の重要性
低糖質ダイエットを行う際には、単に糖質量だけに注目するのではなく、バランスの取れた食事を摂ることも重要です。糖質を抑えるだけでなく、たんぱく質や脂質、ビタミンなどの栄養素も適切に摂取することが必要です。みずいもは糖質が多いですが、他の栄養素は豊富に含まれているため、バランスの取れた食事の一部として取り入れることもできます。
まとめ
みずいもは、糖質量が25.3gと比較的高いため、低糖質ダイエットにはあまり適していない食材です。糖質制限を目指す場合には、他の食材を選ぶことをおすすめします。ただし、バランスの取れた食事を摂ることも重要であり、みずいもは他の栄養素も含まれているため、適量を摂取することでバランスの良い食事を実現することができます。
みずいもは、低脂質ダイエットに使える!?
みずいもは、低脂質ダイエットに使える?
みなさま、こんにちは。今回は、お芋の一種である「みずいも」についてご紹介いたします。みずいもは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材として注目されています。
みずいもの低脂質成分
まず、みずいもが低脂質ダイエットに適している理由についてご説明いたします。みずいもは、脂質が0.4gと非常に低い値であることが特徴です。この低脂質成分は、ダイエット中の方にとって非常に魅力的なポイントとなります。
みずいものダイエット効果
さて、みずいもが低脂質ダイエットに特に効果的である理由についてお伝えいたします。低脂質な食材を摂取することで、カロリー摂取量を抑えることができます。また、みずいもに含まれる食物繊維は、腸内環境を整える効果があります。これにより、便秘解消や腸内の健康促進にもつながります。
さらに、みずいもにはビタミンCやカリウムなどの栄養素も豊富に含まれています。これらの栄養素は、美肌や免疫力アップにも役立ちます。ダイエット中でも健康を維持しながら、美しさを保つことができるのです。
みずいもの調理方法
最後に、みずいもの調理方法についてご紹介いたします。みずいもは、蒸し焼きや煮物、スープなど、さまざまな料理に活用することができます。また、おやつとしても手軽に食べることができます。みずいもを使ったレシピも豊富にありますので、ぜひお試しください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。みずいもは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材としておすすめです。低脂質でありながら、栄養素も豊富に含まれているため、健康を維持しながらダイエットを行うことができます。ぜひ、みずいもを取り入れて、理想のボディを手に入れてください。
それでは、みなさまの健康と美容のお手伝いができることを心より願っております。
最後に、みずいもの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「みずいも」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 111 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 27.6 | g | |
└糖質 | 25.3 | g | 普通 |
└食物繊維 | 2.2 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.7 | g | かなり低い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
「みずいも」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 15 | % | 特になし |
水分 | 70.5 | g | 普通 |
有機酸 | 0.5 | g | 多い |
灰分 | 0.8 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「みずいも」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 6 | mg | 普通 |
カリウム | 290 | mg | 普通 |
カルシウム | 46 | mg | 普通 |
マグネシウム | 23 | mg | 普通 |
リン | 35 | mg | 低い |
鉄 | 1.0 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.2 | mg | 低い |
銅 | 0.05 | mg | 普通 |
マンガン | 0.56 | mg | 多い |
ヨウ素 | 9 | μg | 多い |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 9 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.6 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.16 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.02 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.6 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.21 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.20 | mg | 普通 |
ビオチン | 2.4 | μg | 普通 |
ビタミンC | 7 | mg | 多い |
別名: 田芋/廃棄部位: 表層及び両端
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
みずいもと同じ芋のお芋ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
きくいも(生) | 66 | 12.2 | 1.9 | 0.4 | 1.9 |
さといも | 53 | 10.5 | 1.5 | 0.1 | 2.3 |
みずいも | 111 | 25.3 | 0.7 | 0.4 | 2.2 |
やつがしら | 94 | 18.6 | 3.0 | 0.7 | 2.8 |
じゃがいも | 59 | 8.5 | 1.8 | 0.1 | 8.9 |
じゃがいも(水煮) | 71 | 13.9 | 1.7 | 0.1 | 3.1 |
いちょういも | 108 | 22.2 | 4.5 | 0.5 | 1.4 |
ながいも | 64 | 13.8 | 2.2 | 0.3 | 1.0 |
やまといも | 119 | 26.3 | 4.5 | 0.2 | 2.5 |
じねんじょ | 118 | 25.7 | 2.8 | 0.7 | 2.0 |
だいじょ | 102 | 23.1 | 2.6 | 0.1 | 2.2 |
きくいも(水煮) | 51 | 8.7 | 1.6 | 0.5 | 2.1 |
さつまいも | 127 | 30.5 | 0.9 | 0.5 | 2.8 |
むらさきいも | 123 | 29.2 | 1.2 | 0.3 | 2.5 |
セレベス | 80 | 17.3 | 2.2 | 0.3 | 2.3 |
たけのこいも | 97 | 20.6 | 1.7 | 0.4 | 2.8 |
ヤーコン | 52 | 11.3 | 0.6 | 0.3 | 1.1 |
アメリカほどいも(生) | 146 | 26.8 | 5.9 | 0.6 | 11.1 |
アメリカほどいも(ゆで) | 144 | 28.5 | 6.0 | 0.8 | 8.4 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。