新着記事
  • 栄養
  • カロリー
  • きくいも(水煮)

きくいも(水煮)のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、芋のきくいも(水煮)を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

きくいも(水煮)のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずはきくいも(水煮)の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー51Kcal低い
炭水化物11.3g
└糖質8.7g低い
└食物繊維2.1g普通
たんぱく質1.6g低い
脂質0.5g低い
食塩相当量0mg無し

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、芋分類に所属する正式名称「<いも類> きくいも 塊茎 水煮」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、きくいも(水煮)がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

きくいも(水煮)はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

きくいも(水煮)とは?どんな食材?


きくいも(水煮)は、お芋の一種であり、水煮にされた形で販売されています。食材として利用される際には、加熱済みであるため、調理の手間を省くことができます。

きくいも(水煮)の特徴


きくいも(水煮)は、お芋の特徴である甘みともちもちとした食感があります。水煮にされることで、お芋の風味や栄養素を凝縮させることができます。また、水煮にされることで保存性が高まり、長期間保存することが可能です。

きくいも(水煮)の使い方


きくいも(水煮)は、そのまま食べるだけでなく、さまざまな料理に活用することができます。例えば、サラダや煮物、スープなどに加えることで、お芋の風味や食感を楽しむことができます。また、デザートやおやつとしても利用することができます。
Character Image

ざっくり説明するとこんな感じです!次はきくいも(水煮)がダイエットにどう役立つか説明します!

きくいも(水煮)はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. 低カロリーでダイエットに適している


きくいも(水煮)は、可食部100gあたり51kcalと低カロリーです。ダイエット中の方やカロリー摂取を気にする方にとって、きくいもは理想的な食材です。低カロリーながらも満腹感を得ることができるため、食事のボリュームを確保しながらカロリー制限をすることができます。



2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える


きくいも(水煮)には、糖質が8.7g含まれています。糖質の摂取が気になる方や糖尿病予防のために血糖値の上昇を抑えたい方にとって、きくいもは適した食材です。糖質の摂取を抑えることで、血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。



3. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善する


きくいも(水煮)には、食物繊維が2.1g含まれています。食物繊維は腸内環境を改善する効果があり、便通を促進することができます。食物繊維は満腹感をもたらし、食べ過ぎを防ぐ効果もあります。また、腸内の善玉菌のエサとなり、免疫力の向上や生活習慣病予防にも役立ちます。

おすすめきくいも(水煮)のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

きくいも(水煮)に含まれる無機質の栄養を解説!

きくいも(水煮)の特徴


きくいも(水煮)の栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。



1. カリウムが多い


きくいも(水煮)は、可食部100gあたり470 mgのカリウムを含んでいます。カリウムは体内の水分バランスを調整し、血圧を正常に保つのに役立つ重要な栄養素です。



2. ナトリウムが低い


きくいも(水煮)には、可食部100gあたりわずか1 mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは過剰摂取すると高血圧や心臓病のリスクが高まるため、ナトリウムが低い食材は健康的な食事に適しています。



3. 銅が多い


きくいも(水煮)には、可食部100gあたり0.14 mgの銅が含まれています。銅は体内の酵素の働きをサポートし、免疫機能や骨の形成にも関与しています。銅は多くの人が不足しがちな栄養素なので、きくいも(水煮)は銅を摂取する良い食材と言えます。

きくいも(水煮)に含まれるビタミンを解説!

きくいも(水煮)のビタミンの特徴



1. ビタミンEの含有量は少ない


- きくいも(水煮)に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールのみで0.2 mgという量です。他のβ-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。このため、きくいも(水煮)はビタミンEの供給源としてはあまり適していないと言えます。

2. ビタミンB群の含有量は普通レベル


- きくいも(水煮)にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸が含まれています。これらのビタミンの含有量は、普通の食材と比較して適度な量と言えます。ビタミンB群はエネルギー代謝に関与し、神経や皮膚の健康維持にも役立つ栄養素です。

3. ビタミンCの含有量は多い


- きくいも(水煮)に含まれるビタミンCの量は6 mgと多いです。ビタミンCは抗酸化作用や免疫力の向上に効果があり、風邪の予防にも役立つ栄養素です。きくいも(水煮)はビタミンCを摂取するための一つの選択肢として考えられます。

以上のように、きくいも(水煮)にはビタミンEは少なく、ビタミンB群は普通レベル、ビタミンCは多いという特徴があります。ビタミンEを摂取したい場合には他の食材を選ぶ必要がありますが、ビタミンB群やビタミンCを摂取するためにはきくいも(水煮)を取り入れることができます。
Character Image

最後に、きくいも(水煮)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「きくいも(水煮)」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー51Kcal低い
炭水化物11.3g
└糖質8.7g低い
└食物繊維2.1g普通
たんぱく質1.6g低い
脂質0.5g低い

「きくいも(水煮)」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分85.4g多い
有機酸0.4g多い
灰分1.2g普通
コレステロール(0)mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「きくいも(水煮)」のビタミン・無機質等

ナトリウム1mg低い
カリウム470mg多い
カルシウム13mg普通
マグネシウム13mg普通
リン56mg普通
0.3mg普通
亜鉛0.3mg普通
0.14mg多い
マンガン0.07mg普通
ヨウ素-μg無し
セレン-μg無し
クロム-μg無し
モリブデン-μg無し
ビタミンA
└レチノール(0)μg無し
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン0μg無し
└β-クリプトキサンチン0μg無し
└β-カロテン当量0μg無し
└レチノール活性当量0μg無し
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0.2mg普通
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK(0)μg無し
ビタミンB10.06mg普通
ビタミンB20.03mg普通
ナイアシン1.2mg普通
ビタミンB60.06mg普通
ビタミンB12(0)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0.29mg普通
ビオチン-μg無し
ビタミンC6mg多い

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

きくいも(水煮)と同じ芋のお芋ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
きくいも(生)6612.21.90.41.9
さといも5310.51.50.12.3
みずいも11125.30.70.42.2
やつがしら9418.63.00.72.8
じゃがいも598.51.80.18.9
じゃがいも(水煮)7113.91.70.13.1
いちょういも10822.24.50.51.4
ながいも6413.82.20.31.0
やまといも11926.34.50.22.5
じねんじょ11825.72.80.72.0
だいじょ10223.12.60.12.2
きくいも(水煮)518.71.60.52.1
さつまいも12730.50.90.52.8
むらさきいも12329.21.20.32.5
セレベス8017.32.20.32.3
たけのこいも9720.61.70.42.8
ヤーコン5211.30.60.31.1
アメリカほどいも(生)14626.85.90.611.1
アメリカほどいも(ゆで)14428.56.00.88.4

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

カロリー・栄養カテゴリー一覧

関連するレシピ記事