きくいも（生）のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

きくいも（生）のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはきくいも（生）の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	66	Kcal	低い
炭水化物	14.7	g
└糖質	12.2	g	普通
└食物繊維	1.9	g	普通
たんぱく質	1.9	g	低い
脂質	0.4	g	低い
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、芋分類に所属する正式名称「＜いも類＞　きくいも　塊茎　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、きくいも（生）がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

きくいも（生）はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

きくいも（生）とは？どんな食材？

きくいも（生）は、さつまいもの一種であり、主に秋から冬にかけて収穫される食材です。その名前の由来は、形が菊の花のように広がることからきています。

1. 甘味があり、滑らかな食感

きくいも（生）は、甘みがあり、滑らかな食感が特徴です。煮たり蒸したりして調理すると、さつまいもと同様に甘さが引き立ちます。そのまま食べることもできますが、加熱することでより美味しさが増します。

2. 栄養価が高く、体に優しい

きくいも（生）は、ビタミンCや食物繊維、カリウムなどの栄養素を豊富に含んでいます。これらの栄養素は、免疫力の向上や便秘の改善に役立ちます。また、低カロリーでありながら満腹感を得ることができるため、ダイエット中の方にもおすすめです。

3. 様々な料理に活用できる

きくいも（生）は、そのまま食べるだけでなく、様々な料理に活用することができます。例えば、スープや煮物、おかず、デザートなどに加えることで、味や食感を楽しむことができます。また、お芋の代わりに使うこともできるため、アレンジの幅も広がります。

以上のように、きくいも（生）は甘味があり、滑らかな食感が特徴の食材です。栄養価も高く、様々な料理に活用することができるため、食卓に取り入れてみる価値があります。

きくいも（生）はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 低カロリーである

きくいも（生）は、可食部100gあたり66kcalという低カロリーな食材です。カロリーが低いため、ダイエットや体重管理をしている方にとっては適した食材と言えます。

2. 糖質が普通である

きくいも（生）には、可食部100gあたり糖質12.2gが含まれています。この糖質の量は普通と言えます。糖質はエネルギー源となるため、適度な摂取が必要です。きくいもは糖質の摂取をコントロールしながら、満腹感を得ることができます。

3. 食物繊維が普通である

きくいも（生）には、可食部100gあたり食物繊維1.9gが含まれています。この食物繊維の量も普通と言えます。食物繊維は腸内環境の改善や便通促進に役立ちます。きくいもを摂取することで、健康的な腸内環境を維持することができます。

おすすめ：きくいも（生）のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

きくいも（生）に含まれる無機質の栄養を解説！

1. カリウムが多い

「きくいも（生）」は、可食部100gあたり610mgのカリウムを含んでいます。カリウムは、体内の水分バランスを調節し、神経や筋肉の正常な機能を維持するために重要な栄養素です。カリウムの摂取量が適切であることは、健康な体を維持するために必要です。

2. ヨウ素が多い

「きくいも（生）」には、可食部100gあたり1μgのヨウ素が含まれています。ヨウ素は、甲状腺ホルモンの一部であり、代謝や神経の発達に関与しています。ヨウ素は通常、海産物から摂取されますが、きくいも（生）はヨウ素を豊富に含んでいるため、ヨウ素の摂取源として適しています。

3. ナトリウムが低い

「きくいも（生）」には、可食部100gあたり1mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスを調節するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。ナトリウムの摂取量を制限する必要がある場合、きくいも（生）は低ナトリウムの食材として選ぶことができます。

以上のように、「きくいも（生）」はカリウムが多く、ヨウ素が豊富であり、またナトリウムが低い特徴を持っています。これらの特徴から、きくいも（生）は健康な食事に取り入れることができる食材と言えます。

きくいも（生）に含まれるビタミンを解説！

「きくいも（生）」のビタミン含有量の特徴

1. ビタミンEの含有量は普通レベル

- 「きくいも（生）」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールという形で0.2 mg含まれています。この量は普通レベルと言えます。

2. ビタミンB群の含有量は普通レベル

- 「きくいも（生）」にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸が含まれています。これらのビタミンの含有量は、いずれも普通レベルです。

3. ビオチンとビタミンCの含有量は多い

- 「きくいも（生）」にはビオチンとビタミンCが多く含まれています。ビオチンの含有量は3.7 μgであり、ビタミンCの含有量は10 mgです。これらのビタミンは多いレベルと言えます。

「きくいも（生）」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	66	Kcal	低い
炭水化物	14.7	g
└糖質	12.2	g	普通
└食物繊維	1.9	g	普通
たんぱく質	1.9	g	低い
脂質	0.4	g	低い
「きくいも（生）」のその他栄養情報
廃棄率	20	%	特になし
水分	81.7	g	多い
有機酸	0.5	g	多い
灰分	1.3	g	普通
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「きくいも（生）」のビタミン・無機質等
ナトリウム	1	mg	低い
カリウム	610	mg	多い
カルシウム	14	mg	普通
マグネシウム	16	mg	普通
リン	66	mg	普通
鉄	0.3	mg	普通
亜鉛	0.3	mg	普通
銅	0.17	mg	多い
マンガン	0.08	mg	普通
ヨウ素	1	μg	多い
セレン	Tr	μg	無し
クロム	Tr	μg	無し
モリブデン	2	μg	普通
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	0	μg	無し
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.2	mg	普通
└β-トコフェロール	Tr	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.08	mg	普通
ビタミンB2	0.04	mg	普通
ナイアシン	1.6	mg	普通
ビタミンB6	0.09	mg	普通
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.37	mg	普通
ビオチン	3.7	μg	多い
ビタミンC	10	mg	多い

廃棄部位： 表層

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

きくいも（生）と同じ芋のお芋ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
きくいも（生）	66	12.2	1.9	0.4	1.9
さといも	53	10.5	1.5	0.1	2.3
みずいも	111	25.3	0.7	0.4	2.2
やつがしら	94	18.6	3.0	0.7	2.8
じゃがいも	59	8.5	1.8	0.1	8.9
じゃがいも（水煮）	71	13.9	1.7	0.1	3.1
いちょういも	108	22.2	4.5	0.5	1.4
ながいも	64	13.8	2.2	0.3	1.0
やまといも	119	26.3	4.5	0.2	2.5
じねんじょ	118	25.7	2.8	0.7	2.0
だいじょ	102	23.1	2.6	0.1	2.2
きくいも（水煮）	51	8.7	1.6	0.5	2.1
さつまいも	127	30.5	0.9	0.5	2.8
むらさきいも	123	29.2	1.2	0.3	2.5
セレベス	80	17.3	2.2	0.3	2.3
たけのこいも	97	20.6	1.7	0.4	2.8
ヤーコン	52	11.3	0.6	0.3	1.1
アメリカほどいも（生）	146	26.8	5.9	0.6	11.1
アメリカほどいも（ゆで）	144	28.5	6.0	0.8	8.4

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。