セレベスのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

セレベスのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはセレベスの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	80	Kcal	やや低い
炭水化物	19.8	g
└糖質	17.3	g	普通
└食物繊維	2.3	g	多い
たんぱく質	2.2	g	低い
脂質	0.3	g	低い
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、芋分類に所属する正式名称「＜いも類＞　（さといも類）　セレベス　球茎　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、セレベスがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

セレベスはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

セレベスとは？どんな食材？

セレベスは、芋（お芋）の一種であり、主にインドネシアで栽培されている食材です。その特徴は以下の3つに絞ることができます。

1. 外見と形状

セレベスは、細長い形状をしており、一般的な芋とは異なる特徴を持っています。その表面はザラザラとした感触があり、茶色や赤褐色の皮で覆われています。また、内部は白色で、ほんのりと甘みを感じることができます。

2. 食感と味わい

セレベスは、独特の食感を持っています。茹でたり蒸したりすると、ねっとりとしたもちもちとした食感があります。また、甘みがありつつも、ややクリーミーで濃厚な味わいが特徴です。そのため、スイーツやおかず、スープなど、幅広い料理に活用することができます。

3. 栄養価

セレベスは、食物繊維やビタミンC、カリウムなどの栄養素を豊富に含んでいます。食物繊維は腸内環境を整え、便秘の予防に役立ちます。ビタミンCは免疫力を高める作用があり、カリウムは体内の水分バランスを調整する役割があります。そのため、セレベスを食べることで、健康的な食生活をサポートすることができます。

セレベスはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 低カロリーでダイエットに適した食材

セレベスは、可食部100gあたり80kcalとやや低いカロリーです。この低カロリーな特徴から、ダイエット中の方にとっては嬉しい食材と言えます。セレベスを適切な量で摂取することで、カロリー摂取を抑えつつ、満腹感を得ることができます。

2. 糖質が普通でエネルギー源として適している

セレベスは、炭水化物の一部である糖質が17.3g含まれています。この糖質は普通の量であり、エネルギー源として利用することができます。適度な糖質の摂取は、日常生活や運動などの活動に必要なエネルギーを補給するために重要です。

3. 食物繊維が多く、腸内環境を改善する

セレベスには、可食部100gあたり2.3gの食物繊維が含まれています。この食物繊維の量は多いと言えます。食物繊維は腸内環境を改善し、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は食後の血糖値の上昇を抑える働きもあります。セレベスの摂取によって、健康な腸内環境を維持することができます。

以上のように、セレベスは低カロリーでダイエットに適した食材であり、糖質が普通でエネルギー源として適しています。さらに、食物繊維が多く含まれており、腸内環境を改善する効果も期待できます。健康的な食事にセレベスを取り入れることで、バランスの取れた栄養摂取をサポートすることができます。

おすすめ：セレベスのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

セレベスに含まれる無機質の栄養を解説！

セレベスの栄養データの特徴

セレベスの栄養データを見ると、以下の3つの特徴が挙げられます。

1. カリウムが多い

セレベスにはカリウムが多く含まれています。カリウムは体内の細胞や組織の正常な機能を維持するために必要な栄養素です。適切なカリウムの摂取は、血圧の調整や心臓の健康にも関与しています。

2. 銅やマンガンが多い

セレベスには銅やマンガンも多く含まれています。これらのミネラルは、体内の酵素の働きをサポートし、酸化ストレスから細胞を保護する役割を果たします。また、銅は骨や血液の形成にも関与しています。

3. ヨウ素が多い

セレベスにはヨウ素も多く含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、代謝や神経系の正常な機能に関与しています。適切なヨウ素の摂取は、甲状腺の健康を保つために重要です。

以上のように、セレベスはカリウムや銅、マンガン、ヨウ素などのミネラルが豊富に含まれており、これらの栄養素の摂取に役立つ食材と言えます。

セレベスに含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンAの特徴

「セレベス」に含まれるビタミンAは、レチノールとα-カロテンは含まれていませんが、β-カロテンやβ-クリプトキサンチンが多く含まれています。特に、β-カロテンは14 μg、β-クリプトキサンチンは2 μg含まれており、これらの成分は「セレベス」において多く含まれていることがわかります。

2. ビタミンEの特徴

「セレベス」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが0.6 mg含まれていますが、β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。このため、ビタミンEの成分は「セレベス」において普通の量と言えます。

3. その他のビタミンの特徴

「セレベス」にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCが含まれています。これらのビタミンの中で、ビタミンB1やビタミンB6、ビオチン、ビタミンCは多く含まれており、一方でビタミンB2やナイアシン、パントテン酸は普通の量と言えます。

「セレベス」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	80	Kcal	やや低い
炭水化物	19.8	g
└糖質	17.3	g	普通
└食物繊維	2.3	g	多い
たんぱく質	2.2	g	低い
脂質	0.3	g	低い
「セレベス」のその他栄養情報
廃棄率	25	%	特になし
水分	76.4	g	普通
有機酸	0.8	g	多い
灰分	1.3	g	普通
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「セレベス」のビタミン・無機質等
ナトリウム	0	mg	無し
カリウム	660	mg	多い
カルシウム	18	mg	普通
マグネシウム	29	mg	普通
リン	97	mg	普通
鉄	0.6	mg	普通
亜鉛	0.7	mg	普通
銅	0.15	mg	多い
マンガン	0.32	mg	多い
ヨウ素	1	μg	多い
セレン	0	μg	無し
クロム	Tr	μg	無し
モリブデン	24	μg	多い
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	14	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	2	μg	多い
└β-カロテン当量	15	μg	普通
└レチノール活性当量	1	μg	普通
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.6	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.10	mg	多い
ビタミンB2	0.03	mg	普通
ナイアシン	1.7	mg	普通
ビタミンB6	0.21	mg	多い
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.48	mg	普通
ビオチン	3.0	μg	多い
ビタミンC	6	mg	多い

別名： あかめいも／廃棄部位： 表層

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

セレベスと同じ芋のお芋ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
きくいも（生）	66	12.2	1.9	0.4	1.9
さといも	53	10.5	1.5	0.1	2.3
みずいも	111	25.3	0.7	0.4	2.2
やつがしら	94	18.6	3.0	0.7	2.8
じゃがいも	59	8.5	1.8	0.1	8.9
じゃがいも（水煮）	71	13.9	1.7	0.1	3.1
いちょういも	108	22.2	4.5	0.5	1.4
ながいも	64	13.8	2.2	0.3	1.0
やまといも	119	26.3	4.5	0.2	2.5
じねんじょ	118	25.7	2.8	0.7	2.0
だいじょ	102	23.1	2.6	0.1	2.2
きくいも（水煮）	51	8.7	1.6	0.5	2.1
さつまいも	127	30.5	0.9	0.5	2.8
むらさきいも	123	29.2	1.2	0.3	2.5
セレベス	80	17.3	2.2	0.3	2.3
たけのこいも	97	20.6	1.7	0.4	2.8
ヤーコン	52	11.3	0.6	0.3	1.1
アメリカほどいも（生）	146	26.8	5.9	0.6	11.1
アメリカほどいも（ゆで）	144	28.5	6.0	0.8	8.4

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。