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たけのこいものカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、芋のたけのこいもを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

たけのこいものカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずはたけのこいもの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー97Kcalやや低い
炭水化物23.5g
└糖質20.6g普通
└食物繊維2.8g多い
たんぱく質1.7g低い
脂質0.4g低い
食塩相当量0mg無し

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、芋分類に所属する正式名称「<いも類> (さといも類) たけのこいも 球茎 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、たけのこいもがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

たけのこいもはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

たけのこいもとは?どんな食材?


「たけのこいも」とは、芋(お芋)の一種であり、独特な形状と風味を持つ食材です。以下に、たけのこいもの特徴を3つに絞って説明します。

1. 細長い形状


たけのこいもは、その名の通り、竹の子のような細長い形状をしています。他の芋類と比べると、細くて長い形が特徴であり、見た目にも独特な存在感を放ちます。

2. さっくりとした食感


たけのこいもは、茹でたり蒸したりすると、さっくりとした食感が楽しめます。芋本来のもちもち感とは異なり、歯ごたえがありながらも、柔らかすぎず食べ応えがあります。

3. 甘みと風味


たけのこいもには、独特の甘みと風味があります。焼いたり煮たりすると、芋本来の甘みが引き立ち、香りも豊かになります。そのため、さまざまな料理に使われ、独自の味を生み出すことができます。

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ざっくり説明するとこんな感じです!次はたけのこいもがダイエットにどう役立つか説明します!

たけのこいもはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. カロリーがやや低いため、ダイエットに適している


たけのこいもは、可食部100gあたり97kcalとやや低いカロリーです。この低いカロリーは、ダイエット中の方にとって非常に役立ちます。カロリーを抑えた食事を心掛けることで、体重管理や健康維持に貢献することができます。



2. 糖質が普通で食物繊維が多いため、血糖値の上昇を抑える効果がある


たけのこいもには、糖質が20.6g含まれており、普通の範囲となっています。また、食物繊維も2.8g含まれており、多いと言えます。この組み合わせは、血糖値の上昇を抑える効果があります。血糖値の急激な上昇を抑えることで、糖尿病の予防や健康的な血糖値の維持に役立ちます。



3. 脂質と塩分が低いため、心臓病や高血圧の予防に効果的


たけのこいもには、脂質が0.4gと低く、塩分も0gと無添加です。この低い脂質と塩分は、心臓病や高血圧の予防に効果的です。脂質の摂取量を抑えることで、動脈硬化や脂肪の蓄積を防ぐことができます。また、塩分の摂取量を抑えることで、血圧の上昇を抑えることができます。

おすすめたけのこいものダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

たけのこいもに含まれる無機質の栄養を解説!

たけのこいもの特徴



1. カリウムが多い


たけのこいもは、可食部100gあたりに520mgのカリウムを含んでいます。カリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能を維持するために必要な栄養素です。たけのこいもを摂取することで、カリウムの摂取量を増やすことができます。

2. 亜鉛とマンガンが多い


たけのこいもには、可食部100gあたりに1.5mgの亜鉛と0.55mgのマンガンが含まれています。亜鉛は免疫機能の維持やタンパク質の合成に関与し、マンガンは酵素の働きをサポートする役割があります。たけのこいもを食べることで、亜鉛とマンガンの摂取量を増やすことができます。

3. ナトリウムが低い


たけのこいもは、可食部100gあたりにわずか1mgのナトリウムしか含んでいません。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や体の浮腫の原因となることがあります。たけのこいもはナトリウムの摂取量を抑えることができる食材として適しています。

たけのこいもに含まれるビタミンを解説!

1. ビタミンAの特徴


「たけのこいも」に含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテンといった成分は無く、β-カロテンやβ-クリプトキサンチンといった成分が多く含まれています。また、β-カロテン当量やレチノール活性当量は普通の量です。

2. ビタミンEの特徴


「たけのこいも」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが普通の量含まれていますが、β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません

3. その他のビタミンの特徴


「たけのこいも」には、ビタミンB1やビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸などのビタミンB群が普通の量含まれています。また、ビタミンB6やビオチン、ビタミンCは多く含まれています。ただし、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸は含まれていません。

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最後に、たけのこいもの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「たけのこいも」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー97Kcalやや低い
炭水化物23.5g
└糖質20.6g普通
└食物繊維2.8g多い
たんぱく質1.7g低い
脂質0.4g低い

「たけのこいも」のその他栄養情報

廃棄率10%特になし
水分73.4g普通
有機酸0.6g多い
灰分1.0g普通
コレステロール(0)mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「たけのこいも」のビタミン・無機質等

ナトリウム1mg低い
カリウム520mg多い
カルシウム39mg普通
マグネシウム32mg普通
リン70mg普通
0.5mg普通
亜鉛1.5mg多い
0.11mg普通
マンガン0.55mg多い
ヨウ素Trμg無し
セレンTrμg無し
クロム0μg無し
モリブデン10μg多い
ビタミンA
└レチノール(0)μg無し
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン12μg多い
└β-クリプトキサンチン3μg多い
└β-カロテン当量13μg普通
└レチノール活性当量1μg普通
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0.8mg普通
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK(0)μg無し
ビタミンB10.05mg普通
ビタミンB20.03mg普通
ナイアシン0.7mg普通
ビタミンB60.21mg多い
ビタミンB12(0)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0.31mg普通
ビオチン3.3μg多い
ビタミンC6mg多い

別名: 京いも/廃棄部位: 表層

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

たけのこいもと同じ芋のお芋ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
きくいも(生)6612.21.90.41.9
さといも5310.51.50.12.3
みずいも11125.30.70.42.2
やつがしら9418.63.00.72.8
じゃがいも598.51.80.18.9
じゃがいも(水煮)7113.91.70.13.1
いちょういも10822.24.50.51.4
ながいも6413.82.20.31.0
やまといも11926.34.50.22.5
じねんじょ11825.72.80.72.0
だいじょ10223.12.60.12.2
きくいも(水煮)518.71.60.52.1
さつまいも12730.50.90.52.8
むらさきいも12329.21.20.32.5
セレベス8017.32.20.32.3
たけのこいも9720.61.70.42.8
ヤーコン5211.30.60.31.1
アメリカほどいも(生)14626.85.90.611.1
アメリカほどいも(ゆで)14428.56.00.88.4

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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