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皿うどんに合わせる献立15選!子どもも大好きなおかずや汁物・スープを管理栄養士が提案


パリパリの麺に野菜たっぷりでとろりとしたあんがかかった皿うどん。このバランスがなんとも絶妙です!そんな皿うどんですが、それだけではちょっと物足りない感じがしますよね。もう少しボリュームがほしい!

そこで、レシピル編集部員で管理栄養士の私が家族も喜ぶおかずや汁物などを15選してみました。皿うどんだけでは不足しがちな野菜タンパク質を補えるおかずを一緒にみていきましょう!

著者/terurun

管理栄養士。家では食べ盛りでやんちゃな3児の母。食後すぐの「お腹すいた」に対応すべく日々奮闘中。

子どもも大好きなおかず5選

その1:皮はパリパリ、お肉はジューシーな「照り焼きチキン」

必要な材料…鶏もも肉、塩、こしょう、酒、みりん、醤油、はちみつ、きび砂糖、こめ油、薄力粉

調理時間の目安…20分

皮がパリパリしていてジューシーな肉汁が出てくる照り焼きチキン。なかなかこれだ!と思える仕上がりにするのは難しかったりしますよね。こちらはそんなお悩みを解決してくれるレシピです。しっかり常温に戻した鶏肉を重しを乗せてしっかり焼くのが皮目パリパリのポイントです。

野菜たっぷりの皿うどんにタンパク質がしっかりとれるおかずを組み合わせると栄養バランスもバッチリです!

その2:肉汁がジュワッ!「ピーマンの肉詰め」

必要な材料…ピーマン、合いびき肉、玉ねぎ、塩、片栗粉、サラダ油、卵、パン粉、こしょう、ケチャップ、ウスターソース、みりん

調理時間の目安…25分

ピーマンの苦手なお子さんって多いと思うのですが、なんと私も子どもの頃は苦手な食べ物でした。でも!ピーマンの肉詰めを初めて食べた時に「なんて美味しいの??」とびっくりしたんです!それぐらい、ピーマンと肉だねの相性バッチリ

でもいざ作ろうとすると、ピーマンと肉だねが離れてしまったりしますよね。このレシピでは上手に作るコツをしっかり教えてくれています。お子さんもきっと喜んでくれるはず!

その3:見た目も華やか「うずらの肉巻きトマトソース」

必要な材料…豚切り落とし、うずらの卵、トマトケチャップ、みりん、味噌、水、片栗粉、こめ油

調理時間の目安…20分

とっても簡単なのに、華やかな1品!一口サイズなので、断面を見せるように切ってお弁当に入れても良いですね。ミートボールのようなトマトソース味なので子どもウケもバッチリです。

うずらの卵には、貧血予防にもなるビタミンB12が鶏卵に比べても多く含まれます。水煮や缶詰など手軽に使えるものも多いので便利です。

その4:子どもも食べやすい!「タラのケチャップソース炒め」

必要な材料…生鱈、玉ねぎ、エリンギ、ブロッコリー、酒、水、こめ油、ケチャップ、醤油、酒、砂糖、お酢、ブラックペッパー

焼き魚や煮魚だとあまりお箸が進まないこともある魚料理ですが、こちらはケチャップ味で子どもでも食べやすいレシピです。

皿うどんにも合わせやすい味付けボリュームなのも嬉しいです。タンパク質野菜を補って栄養バランスもバッチリです。

その5:フライパンで揚げ焼き「エビの和風フリッター」

必要な材料…冷凍むきえび、酒、薄力粉、ベーキングパウダー、白だし、塩、水、青のり、サラダ油、ごま油、中濃ソース、マヨネーズ、レモン

通常、フリッターというと卵白を泡立てたメレンゲで作った衣をつけ、油で揚げますが、これはもっと手軽に揚げ焼きで楽しめるレシピになっています。揚げ物したいけど、油の処理が面倒だったりするので、揚げ焼きで上手にできたら良いですよね!

エビにはタンパク質はもちろん、タウリンビタミンEなどの栄養素も豊富です。タウリンは必須アミノ酸の一つで、疲労回復効果などがあります。皿うどんと合わせて、献立をボリュームアップするのにもピッタリです。

皿うどんにぴったり!中華のおかず5選

その6:にんにく不使用で食べやすい!「餃子」

必要な材料…豚ひき肉、ねぎ、キャベツ、にら、えのき茸、餃子の皮、酒、しょうゆ、ごま油、

調理時間の目安…30分

にんにくは、誰しも得意不得意があると思いますが、このレシピはにんにく不使用なので、シーンを問わずに食べやすいレシピになっています。

野菜やきのこ、お肉もたっぷり入った餃子。焼いても揚げても良いですね。

その7:やわらか卵が絶品「ふわふわ玉子のチリソースがけ」

必要な材料…卵、生姜、ニンニク、九条ネギ、塩片栗粉、米油、ごま油、豆板醤、ケチャップ、酒、米酢、上白糖、

調理時間の目安…20分

ふわふわの卵に豆板醤がベースの甘辛ソースをかけていただくレシピです。卵料理は、火を入れすぎると固くなりがち。こちらのレシピではふわふわの卵に仕上げるポイントをしっかり抑えてあります。

卵は栄養バランスの取れた食材です。皿うどんだけでは補いきれないタンパク質をしっかりとることができますね!

その8:さくっとできる!「厚揚げの酢豚風」

必要な材料…厚揚げ、お湯、パプリカ、玉ねぎ、醤油、砂糖、酢、ケチャップ、片栗粉

調理時間の目安…15分

ささっとできる、時短メニューならこちら!厚揚げを酢豚風に仕上げたレシピです。彩鮮やかなパプリカを使って華やかな1品に。

厚揚げは大豆製品の中でもタンパク質が豊富。また、鉄分も多く含まれているのも嬉しいですね。しっかり油抜きをしてカロリーオフ、美味しくいただきましょう!

その9:中華の定番!「鶏とカシューナッツ炒め」

必要な材料…鶏もも肉、カシューナッツ、玉ねぎ、ピーマン、長ねぎ、しょうが、赤とうがらし、しょうゆ、酢、酒、塩、砂糖、中濃ソース、中華スープの素、

カシューナッツの香ばしさと野菜や鶏肉が合わさって食べ応えのある炒め物です。鶏肉に下味をつけることで、しっかりしまった味の炒め物になります。

カシューナッツはオレイン酸などの一価不飽和脂肪酸が多く含まれていて、血液中のLDLコレステロールを下げる働きが期待されます。でも脂質であることに変わりないので、摂りすぎには注意が必要です。いろんな食材をバランスよくとることが健康を保つ秘訣ですね!

その10:とろとろ食感が美味しさ倍増「麻婆茄子」

必要な材料…なす、豚ひき肉、長ネギ、にんにく、しょうが、片栗粉、豆板醤、ごま油、砂糖、醤油、料理酒、甜麺醤、水片栗粉、

調理時間の目安…20分

茄子とひき肉をピリ辛に仕上げた麻婆茄子、少しハードルが高く思えますが家にある調味料で手軽に作れるレシピになっているのが嬉しいですね。

茄子の皮の部分には食物繊維ナスニンというアントシアニン系の天然色素が多く含まれています。アントシアニンはポリフェノールの一種で抗酸化作用が期待されます。これらの栄養素をしっかりとるためにも、茄子は皮ごと調理するのがおすすめです。

あともう1品ほしい時のおかずやスープ5選

その11:具沢山が嬉しい!「豆腐と玉子の中華スープ」

必要な材料…卵、絹ごし豆腐、椎茸、九条ネギ、水、鶏ガラスープの素、薄口醤油、みりん、片栗粉、ごま油、白ごま

調理時間の目安…25分

体がポカポカ温まる豆腐と卵の中華スープは、見た目も華やかで食欲をそそる1品。

豆腐と卵からしっかりタンパク質がとれるので、皿うどんに合わせて栄養バランスがアップします。お好みで白菜などの野菜を加えても◎

その12:ピリ辛がクセになる「きのこと千切りじゃがいもの中華和え」

必要な材料…じゃがいも、お好みのきのこ、酒、水、酢、しょうゆ、砂糖、鶏がらスープの素、塩、黒胡椒、ごま油、赤唐辛子、白いりごま

おつまみにもお弁当にもぴったりなキノコと千切りじゃがいもの中華和えは、食物繊維もしっかりとれる1品です。3種のきのこを使って旨みもたっぷり。

きのこ類には食物繊維の他にビタミンDが多いのが特徴です。ビタミンDは体内に入ったカルシウムを骨に吸着させる手助けする働きがあります。カルシウムを多く含む食材と一緒に食べると良いですね。

その13:野菜もタンパク質もとれる「鶏胸肉ときゅうりの食べる中華スープ」

必要な材料…鶏むね肉、きゅうり、人参、もやし、片栗粉、ごま油、醤油、輪切り唐辛子、水、鶏ガラスープの素、おろしにんにく

生で食べることの多いきゅうりですが、こちらはあっさりスープにしていただくレシピです。鶏胸肉は脂質も少なく、高タンパク質な食材。野菜もたっぷり入ってこれ1品でも栄養バランスばっちりですが、皿うどんに合わせるとよりよくなりますね。

その14:お箸が進む!「大根のツナマヨサラダ」

必要な材料…大根、人参、ツナオイル缶、マヨネーズ、砂糖、しょうゆ、塩、白ごま、オリーブ油

調理時間の目安…15分

大根とにんじんを塩揉みしてしんなりさせたところに、ツナ缶の旨みやマヨネーズ、ごまで風味をつけていただくサラダです。ツナマヨは子どもたちも好きな味なので、少し苦手な野菜なんかでもペロリと食べられますよね。生の大根の代わりに切り干し大根を使っても美味しそうです!

大根にはアミラーゼという消化酵素ビタミンCなどが多く含まれていますが、いずれも加熱に弱いためサラダなどで生食すると栄養素をしっかりとれますね!

その15:彩り鮮やか「チキンとチェリートマトの春雨スープ」

必要な材料…鶏むね、長ネギ(白い部分)、椎茸、生姜、プチトマト、ほうれん草、春雨、水、塩、酒、みりん、薄口醤油、ごま油

調理時間の目安…30分

鶏の旨みやコラーゲンがしっかり滲み出たスープが絶品です。トマトやほうれん草などの緑黄色野菜もたっぷり、キノコやネギ、生姜などで身体もしっかり温まりますね。

皿うどんと合わせて栄養バランスも良くなり、免疫力アップも期待できます。

enjoy cooking!

皿うどんを栄養バランスよくボリュームアップして美味しく楽しもう!

皿うどんは主食に分類されますが、野菜タンパク質の食材も入っていてバランスのとれた1品です。ですが、やはりそれだけでは不足している栄養素があるので、ご紹介したようなメニューを追加して栄養バランスがよりよくなるような献立を目指していきましょう!

この記事が皆様のお役に立っていれば幸いです。

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