料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、日本人にはどこか懐かしく感じらえる「鶏とカシューナッツ炒め」です。味付けの隠し味に酢と中濃ソースを加えることで味に深みと重たくならない味の仕上がりに大活躍しています。 カシューナッツは一度加熱しておくことでやわらかくなり、食べやすくなります。鶏肉はしっかり下味をすることで食感と味にも違いがでてきます。 では、さっそくつくりましょう。
鶏とカシューナッツ炒めの材料(2人分)
具材
鶏もも唐揚げ用の肉 | 400g | |
カシューナッツ | 50g | |
玉ねぎ | 1/2個(100g) | |
ピーマン | 3個(95g) | |
長ねぎ | 1/2本 | |
しょうが | 1かけ | |
赤とうがらし | 1本 |
下味調味料
しょうゆ | 大さじ1 | |
酢 | 大さじ1 | |
酒 | 大さじ1 | |
塩 | ふたつまみ |
合わせ調味料
砂糖 | 大さじ1/2 | |
中濃ソース | 大さじ2 | |
中華スープの素ペースト | 小さじ1 | |
水もしくは湯 | 50ml |
鶏とカシューナッツ炒めの作り方
ボウルに鶏肉、下味調味料(しょうゆ、酢、酒、塩)を入れて手でしっかりもみながら混ぜ合わせます。はじめは水っぽい感触ですが、だんだんトロリとした状態になります。
それでも水っぽさが残るようなら、片栗粉を追加で加え、調整してください。
手でもみ混ぜることで、鶏肉の隅々までしっかり下味が行き渡り、馴染みやすくなります。
このまま使うときまでラップをカブせ、置いておきます。
一般的に鶏肉は野菜の後に切ったりしますが、今回はこの下味漬け込み時間を利用するため、はじめに作業します。
いざ実食。鶏肉の弾力とナッツの食感が合う!
鶏肉はかたくならず、ふわんりモチモチとした食感。これは、下味調味料に加えた酢がやわらかくし、弾力のある肉質にしているからです。また、カシューナッツはそのままでも歯応えよく食べれますが、加熱しタコとでやわらかく、香ばしくなるので鶏肉との食感の違いを楽しめます。 ピーマンと玉ねぎの色の組み合わせのカラフルさも見ているだけでワクワクする気持ちにしてくれます。
定番中華料理も意外に家にある調味料で簡単にできる!
中華料理の中では定番のメニューですが、隠し味に使った酢、中華ソースの効果で味が重たくなりません。給食メニューにも登場するこのメニュー。フライパンひとつあればとても簡単につくることができる手軽さもうれしさのひとつ。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。