フードクリエイター・イタリア料理人のmikuです。今回は、たっぷりのお酢で鶏肉をほろりと煮込んだ、フィリピンの家庭料理アドボをご紹介します。手順もとても簡単で、酸味としっかりとした味付けがご飯の進む一品。お酢、鶏肉、卵を使っているので健康にもとてもいいですよ。それではさっそく作っていきましょう!
フィリピンの家庭料理!お酢で鶏肉をほろりと煮込んだ「アドボ」の材料(2~3人分)
材料一覧
手羽元8~10本 | 500g | |
玉ねぎ | 1個 | |
ニンニク | 1かけ | |
卵 | 4個 | |
醤油 | 200ml | |
酢 | 200ml | |
水 | 100ml | |
砂糖 | 20g | |
ローリエ | 1枚 | |
粒黒コショウ | 10粒 |
フィリピンの家庭料理!お酢で鶏肉をほろりと煮込んだ「アドボ」の作り方
ニンニクは、包丁の腹などを使って潰しておきます。
包丁を使わない場合は、ワインやオリーブオイルの瓶で潰すこともできます。
ニンニクを強く香らせたい場合は、みじん切りにして入れてもOKですよ。
フライパンに油をしき、皮面からしっかりと焼き色がつくまで焼いていきます。
ここでしっかりと皮面を焼くことで、余分な脂が落ち臭みも抜けます。
焼き色が旨味と香ばしさにもなりますよ。
全体に良い焼き色がつき、余分な脂が落ちたらお皿に移しておきましょう。
先ほどの鶏肉の脂は臭みもあるので一旦流し、油を新しくしいたらニンニクを香りが出るまでじっくり炒めます。
香りが出てきたところで、玉ねぎ、ローリエを加えてしんなりとするまで炒めていきます。
ローリエは入れるのと入れないのでは、仕上がりの香りやまとまりが変わってくるのでぜひ入れてみてくださいね。
玉ねぎがしんなりとして、ツヤっとしてきたところで、
酢、醤油、砂糖を加えます。
一旦沸騰するまで中火~強火で加熱しましょう。
茹で卵をさっと煮込んで煮汁を染みこませよう!
15分煮込んだら、先ほど茹でて置いた茹で卵を加えます。
ここから5分程煮込んで、卵にも煮汁を染みこませていきましょう。
卵が茶色く色づくくらいまでサッと煮込めたらOKです。
しっかりとした酸味と味付けが、ご飯の進む一品!
材料、調味料もとてもシンプルで工程も焼いてサッと煮るだけで簡単に出来るので、忙しい毎日の食卓におすすめです。
和食とはまた違う、お酢をしっかり使うところがポイントで酸味でさらに食欲が増してご飯がどんどん進むお味ですよ。
フードクリエイター・イタリア料理人。都内数店舗でのイタリアンでの経験を経て、現在は「料理・健康・食」に関して、レシピ制作や撮影、コラム執筆など様々な活動をしています。Youtubeやistagramでは「料理が楽しくなる”簡単おしゃレシピ”」を日々発信中!