料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、秋の味覚・さつまいもをたっぷり使ったキッシュレシピです。さつまいもの甘さと食感を十分楽しめ、チーズのコクととても相性がよく、食べやすいです。カフェにもありそうなキッシュに小さなお子さんも喜ぶ仕上がりです。 今回は直径18cmの型を使っていますが、小さめの型でもできるのでおやつにも、おすすめです。 では、さっそくつくりましょう!
さつまいものカフェ風キッシュの材料(4人分)
具材
さつまいも | 1本(350g) | |
しめじ | 1/2株(80g) | |
ブロッコリー | 60g | |
シュレットチーズ | 80g | |
冷凍パイシート市販 | 1枚 |
卵液
卵 | 2個 | |
牛乳 | 50ml | |
塩 | 小さじ1/2(2.5g) | |
粗びき黒こしょう | 0.5g |
さつまいものカフェ風キッシュの作り方
伸ばしたらラップごと片手に持ち、片方のラップをはがしてそのままはがした方を下にして型のうえに生地をカブせてすき間なく敷き込みます。
はみ出た生地はめん棒を型の淵を転がしながら切り落とし、生地の薄い部分に貼り付けて使用します。内側になるので、焼き上がり時には補強した生地は見えません。
型を敷いたらフォークで側面、底面に穴を空け(ピケすると言います)、生地を焼いた時に膨らむのを防止するための空気穴をつくります。
穴を空けたら使うときまで乾燥しないようにラップをし、冷蔵庫で冷やしておきます。
耐熱ボウルに水(大さじ1・分量外)と塩(ひとつまみ・分量外)と一緒に入れて軽く混ぜ合わせ、ラップをカブし600ワットの電子レンジで3分加熱し、芯まで火を通して加熱します。
3分加熱後は湯を捨て、使うときまで再びラップをしておきます。まだかたい場合は、湯を捨てずにそのまま30秒電子レンジ加熱します。
最後に残しておいたシュレットチーズを散らします。
焼けたら一旦つまようじを刺し、卵液がなにもついてこなければ焼き上がりです。つまようじに卵液がついてくるようであれば、再びオーブントースターで650ワットでアルミホイルをカブして5分程度様子を見ながら焼きます。
焼けたら再びつまようじを刺し、卵液がついてこないか確認して、ついてこなければ焼き上がりです。
8.焼けたらあら熱をとり、完成!
焼けたらあら熱を取り、触れるようになったら型からキッシュを取り除き、切り分けてどうぞ。
最大のコツはキッシュ生地は型より高く敷いて焼く!
キッシュ生地は、型の高さより1cm程度高くはみ出すくらいに敷き込みます。焼く時に生地が少し縮むこと、そして加熱すると卵液が膨らむので、防波堤のような役割をするため、最初に敷く時には高さを出しておくことが大切です。
加熱時は画像のように型と同じくらいの高さくらいに縮みます。
いざ実食。さつまいものやさしい甘さが引き立つおいしさ!
さつまいもがたっぷりゴロゴロ入っているので、どこから食べても楽しめるのがうれしい!キッシュというと、惣菜ですが、さつまいもを使うことでスイーツとしても楽しめます。味付けはほぼさつまいもの甘さだけで十分楽しめます。さつまいもと生地に加えたシュレットチーズのコクがぎっしり入っているので飽きないおいしさに。 彩りとして加えたブロッコリーも最後にのせたシュレットチーズとしっかり絡み、とてもおいしく食べれます。
秋限定のさつまいもキッシュ!
さつまいもらしい甘さがしっかり味わえ、1cm角という食べるのにちょウド良い固形サイズなのでフォークで切り分けても型崩れすることなく食べやすいです。今回は18cmサイズで作りましたが、マドレーヌ型でつくればおやつにも、お弁当用にも使え、便利なおかず兼スイーツに大変身します。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。