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筑前煮の献立15選!もう一品・ほうれん草やお肉を使った料理などバランスのとれた付け合わせを管理栄養士が提案

和食の定番料理である筑前煮。お肉にたっぷりの野菜がとれるのでヘルシーに栄養バランスはとりやすいですが、できれば食べ応えをアップする料理もプラスしたいですよね。

そこで今回は筑前煮にぴったりなもう一品・ほうれん草やお肉を使ったバランスのとれた献立をメインのおかず、付け合わせ、汁物に分けてレシピル編集部員で、かつ管理栄養士の私が紹介します。この記事を参考に、おいしくバランスよく筑前煮を楽しんでくださいね!

著者/mooomint

四年制管理栄養士養成学校を卒業後、約6年間保育園にて勤務。これまでに約300人以上の子どもの栄養管理、調理、食育活動を行う。猫と北欧が大好きで日々、心地よい暮らしを模索中。

もう一品メインのおかずに!4選

その1:しそ香る♪ふんわりジューシーな「大葉入り照り焼き豚つくね」

必要な材料…豚ひき肉、長ネギ、生姜、大葉、卵、塩、片栗粉、米油、酒、みりん、濃口醤油、上白糖

調理時間の目安…30分

「お肉を使ってもう一品、筑前煮に合うおかずを作りたいな…」そんな時におすすめです。長ネギ、生姜、大葉の香味野菜がたっぷり入った豚つくねです。ジューシーな旨みとスッとした大葉の清涼感が甘辛いタレと相性抜群です。

筑前煮だけでは不足しがちなタンパク質を補えるので、おいしく栄養バランスもととのいます。

その2:失敗しない!ほっと安らぐ「カレイの煮付け」

必要な材料…カレイ、生姜、ねぎの葉、水、酒、みりん、しょうゆ、砂糖

調理時間の目安…15分

こちらも和食の定番料理、カレイの煮付けです。高タンパク質で低脂質のでヘルシーにバランスがととのいます。また、やわらかな食感と、生姜の香りが筑前煮ともぴったりなおかずですよ。

味の染み込みが足りないと感じたら、調味料を煮詰めて濃度を調整してくださいね!

その3:ごま油香る♪「干しエビと小松菜の和風玉子炒め」

必要な材料…干しエビ、小松菜、玉ねぎ、玉子、ごま油、塩、上白糖、和風顆粒出汁、みりん、濃口醤油

調理時間の目安…20分

「コスパよくもう一品メインになるおかずが欲しいな…」そんな時におすすめです。干しエビは丸ごと食べられるので、カルシウムやタンパク質が豊富に含まれています。独特な風味と香ばしさが、ふんわりとした玉子ともぴったりです。

その4:コスパ◎さっくりとろ〜りがたまらない「大葉チーズ入りハムカツ」

必要な材料…ロースハム、スライスチーズ、大葉、薄力粉、溶き卵、マヨネーズ、水、パン粉

調理時間の目安…10分

「もう一品、コスパもだけどボリュームがあるおかずが欲しい!」そんな時におすすめです。ハムを重ねて厚みを出し、チーズと大葉をのせて揚げれば大満足のおかずに大変身!バッター液にマヨネーズを加えることでコクと旨みをプラスし、さらに揚げたときにサクサクとした食感にしてくれます。

噛むと大葉の香りがふわっと広がるので、筑前煮とも相性抜群です。

ほうれん草を使った付け合わせ4選

その5:サッと簡単!作り置きにもおすすめ「しらすとほうれん草の胡麻和え」

必要な材料…ほうれん草、釜揚げしらす、白ごま、上白糖、和風顆粒出汁、みりん、薄口醤油

調理時間の目安…20分

炒りごまを直前にすることでより香ばしさをUPさせた一品。出汁に砂糖を加えた少し甘めな味付けが、やみつきになります。

いつものほうれん草の和物に、しらすが入ることでほんのり塩気と磯の香りを感じられます。

その6:旨みじゅわ。ほんのりピリッとアクセント「ほうれん草の辛子和え」

「和物にほんのりピリッとしたアクセントが欲しいな…」そんな時におすすめです。定番のほうれん草を使った和物に、出汁と合わさった辛子がほんのりと辛味を出しています。

多めに仕込んで保存すれば、より味が染み込んでおいしく仕上がります。

その7:コクとまろやかさがたまらない「野菜たっぷりひじきおかかマヨサラダ」

必要な材料…ひじき、人参、ほうれん草、コーン、Aかつおぶし、Aマヨネーズ、A醤油、Aごま油

調理時間の目安…20分

不足しがちな鉄分と、ビタミン、ミネラルが補えるサラダ。コーンの甘みと、マヨネーズのコク、かつお節の旨みが加わることで子どもでも野菜がもりもり食べられます

彩りも鮮やかなので、食卓も華やぎます。

その8:ごまの風味と甘めな味付けがポイント「基本の白和え」

必要な材料…絹豆腐、人参、ほうれん草、干ししいたけ、出汁、塩、しいたけ戻し汁、砂糖、醤油白ごま、砂糖、醤油

調理時間の目安…30分

なめらかな口当たりと、ごまの風味、甘めな味付けが副菜にぴったりの白和え。豆腐はよく水を切り、粒々がなくなるまでしっかりするとより上品な味になりますよ。

出汁は1種類でもできますが、今回はしいたけの戻し汁もプラス。旨みの相乗効果により、より豊かな味わいがたのしめます。

その他の野菜を使った付け合わせ4選

その9:ピリ辛!ごはんが進む味「さつま揚げと人参、こんにゃくのきんぴら」

必要な材料…さつま揚げ、人参、こんにゃく、玉ねぎ、輪切り唐辛子、ごま油、塩、酒、みりん、濃口醤油、上白糖、白ごま

調理時間の目安…30分

きんぴらにさつま揚げを加えることで、豊かな旨みとやわらかな食感が味わえます。ごま油の香りと、唐辛子のピリッとしたアクセントが最後まで飽きずに食べられます。

水分の多いこんにゃくは先に炒めることで、調味料の馴染みが格段にUPしますよ。

その10:お酒のあてにも!「絹豆腐の茄子味噌あんかけ」

必要な材料…絹豆腐、茄子、生姜、長ネギ、ごま油、塩、酒、みりん、濃口醤油、上白糖、味噌、

調理時間の目安…25分

じゅわっとジューシーな茄子に、甘辛い味噌あんがよくマッチしています。ここになめらかで、良質なタンパク質が豊富な絹豆腐が加わることでさらにボリューミーでヘルシーにかつ、栄養バランスがととのいます

その11:旨みたっぷり◎作り置きにも!「なめたけ」

必要な材料…えのき茸、唐辛子、上白糖、酒、みりん、濃口醤油、米酢

調理時間の目安…25分

「どうせ副菜を作るなら、たくさん仕込んで作り置きしておきたい…」そんな時にもおすすめです。日持ちするのでたくさん作っても安心ななめたけ。独特のとろみは「ムコ多糖類」という栄養素。善玉菌のエサになるので、腸内環境を良好にする働きがあります。

ヘルシーで食物繊維もたっぷりなので、健康や美容にもおすすめです。

その12:歯応え◎コスパ◎「白かまぼことオクラの梅ごま和え」

必要な材料…白かまぼこ、オクラ、大葉、みょうが、塩、梅干し、みりん、薄口醤油、白ごま

調理時間の目安…25分

白かまぼこが主役の和物。その他の食材だけでもさっぱりといただけますが、かまぼこが入ることで歯応えと旨みがプラスされるので満足度がアップします。

コスパもよく簡単に栄養価を高められるので、ぜひ副菜のレパートリーに加えてみてくださいね。

優しい口当たり◎シンプルが一番。味噌汁3選

その13:あつあつとろとろ◎「なめこの味噌汁」

必要な材料…なめこ、長ネギ、絹ごし豆腐、水、出汁パック、味噌、粉山椒

調理時間の目安…20分

「いつもの味噌汁に何かアレンジを加えたいな…」そんな時におすすめです。なめこ、ネギ、豆腐の入った定番の味噌汁です。シンプルな味噌汁が、筑前煮の上品な味わいを引き立ててくれますよ。

このレシピのポイントは最後お椀に味噌汁を注ぐ前に、粉山椒を入れておくこと。この一手間で山椒の風味を損なわずに、いつもの味噌汁がワンランク上の味になります。

その14:ほっと安らぐ優しい味「青さの味噌汁」

必要な材料…あおさ、絹ごし豆腐、人参、長ねぎ、水、出汁パック、味噌

調理時間の目安…20分

青さの磯の香りをプラスしたお味噌汁です。青さの約40%は食物繊維腸内環境を良好に保つ働きがあります。他にも、体内の余分な塩分を排出するカリウムも含まれているのでむくみやダイエットにも効果的が期待できます

その15:ふわふわとろんの「基本のかきたま汁」

必要な材料…卵、長ネギ、昆布、かつお節、水塩、みりん、薄口醤油、片栗粉、

調理時間の目安…20分

ふわっととろんとした食感がたまらないかきたま汁です。卵には体内で合成できない必須アミノ酸がバランスよく含まれた栄養価の優れた食品です。汁物から補うことで、栄養バランスもととのいます。

enjoy cooking!

好みのレシピを組み合わせて、筑前煮をもっとおいしくバランスよく楽しもう!

この記事では筑前煮に合うおかずを15品ご紹介しました。気になるレシピはありましたか?

筑前煮はお肉もあって野菜がたっぷりですが、タンパク質がやや不足気味。また、筑前煮上品な味付けで、歯応えがしっかりある食材が多いので、合わせるおかずはごはんが進む味だったり、やわらかな口当たりのものと合わせると相性が良いです。組み合わせるおかずに気をつけて、しっかり栄養バランスをととのえてくださいね!

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