有塩バターのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

有塩バターのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは有塩バターの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	700	Kcal	高い
炭水化物	0.2	g
└糖質	6.8	g	低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	0.6	g	かなり低い
脂質	81.0	g	多い
食塩相当量	1.9	mg	多い

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、油分類に所属する正式名称「（バター類）　無発酵バター　有塩バター」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、有塩バターがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

有塩バターはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

引用元：Nadia

有塩バターとは？どんな食材？

有塩バターは、油の一種であり、バターやマーガリンに塩を加えたものです。バターと同様に、乳脂肪を主成分としていますが、塩の添加により風味や保存性が向上しています。

特徴１：風味豊かなバターの味わい

有塩バターは、バター本来の風味を持ちながら、塩のアクセントが加わることでより豊かな味わいを楽しむことができます。バターのコクや濃厚さを感じながら、塩のほんのりとした風味が口いっぱいに広がります。

特徴２：料理のアクセントとして活用

有塩バターは、料理にアクセントを加えるために幅広く活用されます。例えば、焼き魚やステーキにのせることで、風味を引き立てることができます。また、パンに塗って食べることで、シンプルながらも美味しい朝食やおやつとしても楽しむことができます。

特徴３：保存性が高い

有塩バターは、塩の添加により保存性が高まっています。塩は食材の酸化や腐敗を抑える効果があり、バターの鮮度を長く保つことができます。そのため、長期間保存する必要がある場合や、常備品として使いたい場合に適しています。

以上のように、有塩バターはバターに塩を加えた油であり、風味豊かなバターの味わいや料理のアクセントとして活用できる食材です。また、保存性が高いため、長期間の保存にも適しています。

有塩バターはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

有塩バターの栄養データ

有塩バターの栄養データを見ると、以下のような特徴があります。

1. エネルギー源としての役割

有塩バターは高カロリーであり、100gあたり700kcalものエネルギーを提供します。このため、エネルギー不足を補うために役立ちます。特に、運動量の多い方や体力を必要とするスポーツ選手などにとっては、有塩バターは重要なエネルギー源となるでしょう。

2. 塩分補給の手段としての役割

有塩バターは塩分を含んでおり、100gあたり1.9gもの塩分を摂取することができます。塩分は体内の水分バランスを調整するために必要であり、適切な摂取量が重要です。適度な塩分摂取は、体内の水分バランスを維持するだけでなく、筋肉の収縮や神経の伝達にも関与しています。そのため、適度な塩分補給をするために有塩バターを使用することは健康的な食事に役立つでしょう。

3. 脂質の補給源としての役割

有塩バターは脂質を多く含んでおり、100gあたり81gもの脂質を摂取することができます。脂質は体内でのエネルギーの貯蔵や体温の調節、細胞膜の構成成分として重要な役割を果たしています。また、脂溶性ビタミンの吸収を助けるなど、さまざまな機能があります。適切な量の脂質摂取は、健康な身体を維持するために必要です。有塩バターを適度に摂取することで、脂質の補給源として役立てることができます。

以上のように、有塩バターはエネルギー源としての役割や塩分補給の手段、脂質の補給源としての役割を果たすことができます。ただし、摂取量には注意が必要であり、適切なバランスのある食事を心がけることが重要です。

おすすめ：有塩バターのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

有塩バターに含まれる無機質の栄養を解説！

有塩バターの特徴

有塩バターは以下のような特徴を持っています。

1. ナトリウムが多い

有塩バターはナトリウムの含有量が多いです。ナトリウムは塩分の主成分であり、過剰な摂取は高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性があります。そのため、ナトリウム制限が必要な方には注意が必要です。

2. カリウムが低い

有塩バターにはカリウムの含有量が低いです。カリウムは体内の水分バランスや神経・筋肉の正常な機能に関与しており、不足すると筋肉の痙攣や心臓のリズム障害などの問題が起こる可能性があります。カリウムの摂取量を意識する必要があります。

3. ミネラルが低い

有塩バターに含まれるカルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、セレンなどのミネラルの含有量は低いです。これらのミネラルは体内の様々な機能に必要な栄養素であり、不足すると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。バランスの取れた食事を心がける必要があります。

以上のように、有塩バターはナトリウムが多く、カリウムやミネラルが低い特徴を持っています。適切な摂取量とバランスの取れた食事を心がけることが重要です。

有塩バターに含まれるビタミンを解説！

有塩バターのビタミン含有量の特徴

1. ビタミンAの含有量が多い

- レチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量の各種ビタミンAが多く含まれています。これらのビタミンは視力の維持や免疫力の向上に役立ちます。

2. ビタミンDの含有量が多い

- 有塩バターにはビタミンDが0.6 μg含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の健康をサポートします。

3. ビタミンEの含有量が普通

- 有塩バターにはα-トコフェロールが1.5 mg含まれており、ビタミンEの一種です。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぎます。ただし、β-トコフェロールとγ-トコフェロールの含有量は少ないため、注意が必要です。

有塩バターを使ったレシピ20選！

「有塩バター」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	700	Kcal	高い
炭水化物	0.2	g
└糖質	6.8	g	低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	0.6	g	かなり低い
脂質	81.0	g	多い
「有塩バター」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	16.2	g	低い
有機酸	-	g	無し
灰分	2.0	g	多い
コレステロール	210	mg	多い
食塩相当量	1.9	mg	多い
アルコール	-	g	無し
「有塩バター」のビタミン・無機質等
ナトリウム	750	mg	多い
カリウム	28	mg	低い
カルシウム	15	mg	普通
マグネシウム	2	mg	低い
リン	15	mg	低い
鉄	0.1	mg	低い
亜鉛	0.1	mg	低い
銅	Tr	mg	無し
マンガン	0	mg	無し
ヨウ素	2	μg	多い
セレン	Tr	μg	無し
クロム	1	μg	多い
モリブデン	3	μg	普通
ビタミンA
└レチノール	500	μg	多い
└α-カロテン	2	μg	多い
└β-カロテン	190	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	6	μg	多い
└β-カロテン当量	190	μg	多い
└レチノール活性当量	520	μg	多い
ビタミンD	0.6	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	1.5	mg	多い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0.1	mg	普通
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	17	μg	多い
ビタミンB1	0.01	mg	低い
ビタミンB2	0.03	mg	低い
ナイアシン	0	mg	無し
ビタミンB6	Tr	mg	無し
ビタミンB12	0.1	μg	普通
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.06	mg	低い
ビオチン	0.4	μg	普通
ビタミンC	0	mg	無し

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

有塩バターと同じ油のバター・マーガリンジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
有塩バター	700	6.8	0.6	81.0	(0)
食塩不使用バター	720	6.2	0.5	83.0	(0)
マーガリン（有塩）	715	4.7	0.4	83.1	(0)
ファットスプレッド	579	4.5	0.2	69.1	(0)
マーガリン（無塩）	715	4.7	0.4	83.1	(0)

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。