ファットスプレッドのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

ファットスプレッドのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはファットスプレッドの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	579	Kcal	高い
炭水化物	0	g
└糖質	4.5	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	0.2	g	かなり低い
脂質	69.1	g	多い
食塩相当量	1.1	mg	普通

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、油分類に所属する正式名称「（マーガリン類）　ファットスプレッド」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、ファットスプレッドがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

ファットスプレッドはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

ファットスプレッドとは？どんな食材？

ファットスプレッドは、油（バター・マーガリン）をベースにした食材です。バターやマーガリンと同様に、パンやクラッカーなどに塗って食べることができます。しかし、ファットスプレッドは通常のバターやマーガリンとは異なり、特定の成分を調整して作られています。

ファットスプレッドの特徴１：低脂肪

ファットスプレッドは、一般的なバターやマーガリンと比べて低脂肪です。これは、油の中の脂肪分を減らし、代わりに水や空気を添加することで実現されています。そのため、カロリーを気にする方やヘルシーな食事を心掛ける方にとっては選択肢の一つとなっています。

ファットスプレッドの特徴２：塩分や糖分の調整

また、ファットスプレッドは塩分や糖分の調整が行われています。一般的なバターやマーガリンには、塩分や糖分が含まれていることがありますが、ファットスプレッドではこれらの成分を調整することで、よりヘルシーな食材となっています。塩分や糖分の摂取を控えたい方にもおすすめです。

ファットスプレッドの特徴３：様々な種類がある

さらに、ファットスプレッドには様々な種類があります。例えば、オリーブオイルをベースにしたファットスプレッドや、アーモンドやココナッツを使用したファットスプレッドなどがあります。これにより、好みや用途に合わせて選ぶことができます。

以上のように、ファットスプレッドは低脂肪で塩分や糖分の調整がされた、様々な種類がある油（バター・マーガリン）の食材です。ヘルシーな食事を心掛ける方や特定の成分を制限したい方にとって、良い選択肢となるでしょう。

ファットスプレッドはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. エネルギー源として活用できる

ファットスプレッドは高いカロリーを含んでいますが、これはエネルギー源として活用できることを意味します。体が必要とするエネルギーを補給するために、適量のファットスプレッドを摂取することができます。

2. 糖質がかなり低いため、糖質制限の食事に適している

ファットスプレッドの糖質はかなり低いため、糖質制限の食事に適しています。糖質制限は血糖値の上昇を抑え、体重管理や糖尿病の予防に効果的です。ファットスプレッドを使うことで、糖質制限の食事をより簡単に実践することができます。

3. 必要な脂質を摂取できる

ファットスプレッドは脂質が多いため、必要な脂質を摂取することができます。脂質は体の細胞やホルモンの構成要素となるだけでなく、脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割もあります。適量のファットスプレッドを摂取することで、健康的な脂質バランスを保つことができます。

おすすめ：ファットスプレッドのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

ファットスプレッドに含まれる無機質の栄養を解説！

ファットスプレッドの特徴

ファットスプレッドは、油（バター・マーガリン）の一種であり、以下の栄養データが示されています。

1. ナトリウムが多い

ファットスプレッドには、可食部100gあたりにおいて420 mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整する役割がありますが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。

2. カリウム・カルシウム・マグネシウム・リンが低い

ファットスプレッドには、カリウム・カルシウム・マグネシウム・リンが可食部100gあたり17 mg以下の低い量しか含まれていません。これらの栄養素は、体内の機能や骨の健康に重要な役割を果たしています。そのため、ファットスプレッドの摂取だけではこれらの栄養素を十分に摂ることができない可能性があります。

3. 鉄・亜鉛・銅・マンガン・セレン・クロムが無しまたは微量

ファットスプレッドには、可食部100gあたり鉄・亜鉛・銅・マンガン・セレン・クロムが無しまたは微量しか含まれていません。これらの栄養素は、体内の代謝や免疫機能に関与しており、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があります。

まとめ

ファットスプレッドは、ナトリウムが多く、カリウム・カルシウム・マグネシウム・リンが低いという特徴を持っています。また、鉄・亜鉛・銅・マンガン・セレン・クロムも無しまたは微量しか含まれていません。そのため、ファットスプレッドを摂取する際には、これらの栄養素を他の食材からバランスよく摂ることが重要です。

ファットスプレッドに含まれるビタミンを解説！

ファットスプレッドのビタミン含有量の特徴

1. ビタミンAの特徴

- ファットスプレッドに含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテン、β-クリプトキサンチンは無く、β-カロテンやβ-カロテン当量、レチノール活性当量が多いです。
- ビタミンAは、美肌や視力の維持に関与する重要な栄養素です。

2. ビタミンDの特徴

- ファットスプレッドに含まれるビタミンDは、1.1 μgと多いです。
- ビタミンDは、カルシウムの吸収や骨の健康維持に重要な役割を果たします。

3. ビタミンEの特徴

- ファットスプレッドに含まれるビタミンEは、α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールが多く含まれています。
- ビタミンEは、抗酸化作用を持ち、細胞の酸化ストレスから守る役割を果たします。

「ファットスプレッド」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	579	Kcal	高い
炭水化物	0	g
└糖質	4.5	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	0.2	g	かなり低い
脂質	69.1	g	多い
「ファットスプレッド」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	30.2	g	低い
有機酸	-	g	無し
灰分	1.2	g	普通
コレステロール	4	mg	普通
食塩相当量	1.1	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「ファットスプレッド」のビタミン・無機質等
ナトリウム	420	mg	多い
カリウム	17	mg	低い
カルシウム	8	mg	低い
マグネシウム	2	mg	低い
リン	10	mg	低い
鉄	Tr	mg	無し
亜鉛	Tr	mg	無し
銅	Tr	mg	無し
マンガン	Tr	mg	無し
ヨウ素	1	μg	普通
セレン	0	μg	無し
クロム	Tr	μg	無し
モリブデン	1	μg	普通
ビタミンA
└レチノール	0	μg	無し
└α-カロテン	Tr	μg	無し
└β-カロテン	380	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	380	μg	多い
└レチノール活性当量	31	μg	多い
ビタミンD	1.1	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	16.0	mg	多い
└β-トコフェロール	0.7	mg	多い
└γ-トコフェロール	21.0	mg	多い
└δ-トコフェロール	5.7	mg	多い
ビタミンK	71	μg	多い
ビタミンB1	0.02	mg	低い
ビタミンB2	0.02	mg	低い
ナイアシン	Tr	mg	無し
ビタミンB6	0	mg	無し
ビタミンB12	0	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	Tr	mg	無し
ビオチン	0.1	μg	普通
ビタミンC	0	mg	無し

β-カロテン： 着色料として添加品含む

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

ファットスプレッドと同じ油のバター・マーガリンジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
有塩バター	700	6.8	0.6	81.0	(0)
食塩不使用バター	720	6.2	0.5	83.0	(0)
マーガリン（有塩）	715	4.7	0.4	83.1	(0)
ファットスプレッド	579	4.5	0.2	69.1	(0)
マーガリン（無塩）	715	4.7	0.4	83.1	(0)

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。