料理クリエイターの川久景子です。今回ご紹介する料理は、にんにくをたっぷり使った「基本のガーリックライス」レシピです。シンプルな味付けだからこそ、にんにくの味と香りが印象的に味わえ、最後に加えるバターの濃くと塩っけが全体を引き締めてくれます。では早速作りましょう。
基本のガーリックライスの材料(4人分)
具材
にんにく | 2かけ | |
サイコロステーキ | 230g | |
有塩バター | 10g |
その他
米 | 2合 | |
塩 | 小さじ1/2 | |
粗びき黒こしょう | 小さじ1/2 | |
ドライパセリ | 少々 | |
サラダ油 | 適量 |
基本のガーリックライスの作り方
今回のレシピのポイント
にんにく風味にピリッと黒こしょうの辛みが利いた基本のガーリックライスを作るポイントは、にんにくを2種類の切り方に分け、調味料は極力少なくして短時間で仕上げることです。焦げやすいにんにくもきれいに仕上がります。
にんにくを2種類に切り分ける!
ガーリックライスの肝となるにんにくは、薄切りとみじん切りにそれぞれ切り分けるのがポイントです。薄切りはトッピング用、みじん切りは具材と一緒に炒めて全体に味を行き渡らせる役目があります。
みじん切りが苦手という場合は、すりおろしたにんにくで代替えできます。
サイコロステーキは半解凍を切る
成形肉のサイコロステーキを半分の厚みに切る場合、完全に解凍せず半解凍されたものを使用することで、断面がきれいになり、包丁もスッと入ります。
完全に解凍されたものは、やわらかく、包丁を入れると型崩れしてしまいきれいに切り分けるのがかなり大変なため、半解凍状態のものを使用しましょう。
全面にこんがり焼き色がつき、軽く焦げ目がつくまでじっくり加熱します。成形肉で作られるサイコロステーキは、しっかり焼き色がつくまで型崩れしやすい場合があります。そのため、少し時間がかかりますが、表面に焼き色をつけて固まるまで待ってから、次の面を加熱するようにしましょう。
にんにくの香りが食欲そそる!
まんべんなくにんにくの香りと味が感じられ、にんにくチップのカリカリ感と味がとても印象的に口に広がります。そして、サイコロステーキの弾力がアクセントになり、みじん切りにしたにんにくが絡み合いガーリックライスらしい、余計な味付けをせずシンプルな調味料だけで仕上げたので、にんにく好きはもちろん、子供でも食べやすい味です。
最後に加えた有塩バターのコクがやはりその役割が大きく、単調になりやすいにんにく味を食べやすくしてくれています。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。