こんにちは。フードコーディネーターの上田みえです。今回は、餃子の皮で作る「ツナと野菜のもちもちラザニア」のご紹介です。板状パスタの代わりに餃子の皮を使い、ホワイトソース不使用のツナソースで作ります。簡単にもちもち食感のラザニアが味わえますよ。それでは早速作っていきましょう!
餃子の皮でつくる!ツナと野菜のもちもちラザニアの材料(2人分)
具材
餃子の皮 | 12枚 | |
ツナ缶油漬け | 70g | |
トマト | 1個(200g) | |
ナス | 1本(80g) | |
玉ねぎ | 1/2個(120g) | |
牛乳豆乳でも可 | 100ml | |
ピザ用チーズ | 30g | |
有塩バター | 10g |
調味料
ケチャップ | 大さじ4 | |
中農ソース | 大さじ2 | |
砂糖 | 大さじ1/2 | |
コンソメ顆粒 | 小さじ1 | |
すりおろしにんにく | 小さじ1/2 | |
黒コショウ | ひとつまみ |
付けあわせ
チャービル |
餃子の皮でつくる!ツナと野菜のもちもちラザニアの作り方
トマト、ナスはヘタを切り落とし、1cm角に切ります。
今回はトマト缶を使わず、フレッシュなトマト丸ごと1個とご家庭によくある調味料のケチャップで作りますよ。
ツナソースを作ります。フライパンにツナ缶を油ごと、工程1のトマトとナス、工程2の玉ねぎ、すりおろしにんにくを入れ、中火で炒めます。
ツナ缶の油は植物性の油で、ツナの旨みやコクが溶け出しています。さらにDHAやEPA、リノール酸などの栄養素も溶け込んでいるため、今回は捨てずに利用しましょう。トマトは軽く潰しながら加熱すると、ソースにトマトの旨みが溶け込みます。また、野菜は先に炒めることで旨みを引き出すことができますよ。
全体がしんなりしてきたら調味料を入れ、水分がほぼ無くなるまで中火で5分ほど煮詰めます。
ケチャップなどの調味料を入れると野菜から水分が出てきますが、じっくり煮詰めることで旨みが凝縮しますよ。加熱中は焦げないよう、混ぜながら煮詰めてくださいね。
牛乳と有塩バターを入れ、全体を混ぜながら中火で加熱します。とろみがつき、水分が1/3ほどになるまで加熱したら火を止めます。
今回はグラタン皿2つに5層ずつ詰めるため、フライパンの中であらかじめソースを6等分に分けておくと配分が分かりやすいですよ。
牛乳を入れてホワイトソース要らずのクリーミーなソースに!
ソースに牛乳を加えることで、まろやかでクリーミーな味わいになります。ホワイトソースを作るのが面倒な時などにおすすめですよ。牛乳はお好みで豆乳で代用してくださいね。
耐熱皿に、ツナソース、餃子の皮3枚の順で敷きます。同様にもう一度敷き、最後にツナソースをのせます。
ツナソースが3層、餃子の皮が2層の、計5層になるように敷き詰めています。今回はグラタン皿に詰めましたが、餃子の皮の形に合わせた丸いココットに詰めるのも可愛いですね。
餃子の皮がもちもち!ソースは旨味たっぷりでまろやかな味わい
ツナと野菜のクリーミーなソースで作る餃子の皮のラザニアです。餃子の皮を使えば、お手軽にもちもちラザニアが出来ますよ。ラザニアは通常、ミートソースとホワイトソースを使用しますが、クリーミーなツナソースだけで作りました。ホワイトソースを使わない代わりにソースに牛乳を入れ、1つでラザニアのソースに。今回はひき肉の代わりにツナ、ナスを使用したヘルシーなツナソースですが、ひき肉に変えてももちろんおいしく仕上がりますよ。グラタンやパスタソースにも使えます。餃子の皮があったら、ぜひラザニアを作ってみてくださいね。
フードコーディネーター/料理研究家。料理講師、レシピ開発、レシピ動画制作、広告撮影などを経験し、現在は料理人ライターとしての執筆でも活動中。「特別な食材を使わない、簡単ほっこりおうちごはん」をテーマに料理の楽しさをお伝えします。