このページでは、料理のわかめとねぎの酢みそ和えを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
わかめとねぎの酢みそ和えのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはわかめとねぎの酢みそ和えの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 85 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | (16.3) | g | |
└糖質 | (14.9) | g | 普通 |
└食物繊維 | (2.5) | g | 多い |
たんぱく質 | (3.8) | g | 低い |
脂質 | (0.9) | g | 低い |
食塩相当量 | (1.8) | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、料理分類に所属する正式名称「和風料理 和え物類 わかめとねぎの酢みそ和え」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、わかめとねぎの酢みそ和えがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
わかめとねぎの酢みそ和えはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
わかめとねぎの酢みそ和えとは?どんな食材?
「わかめとねぎの酢みそ和え」とは、和風料理の一つであり、主にわかめとねぎを使用した料理です。この料理は、さっぱりとした味わいが特徴であり、酢みそを使って和えることで、さらに爽やかな風味が楽しめます。
わかめ
わかめは、海藻の一種であり、日本料理によく使用される食材です。主に太平洋岸の海域で採れることが多く、栄養価も高いため、健康食材としても知られています。わかめには、食物繊維やカルシウム、鉄分、ビタミン類などが豊富に含まれており、美容や健康に良いとされています。
ねぎ
ねぎは、香味野菜の一つであり、日本料理や中華料理などでよく使用される食材です。ねぎには、ビタミンCや食物繊維が多く含まれており、風味や消化を助ける働きがあります。また、ねぎには抗酸化作用や抗菌作用もあり、健康に良いとされています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はわかめとねぎの酢みそ和えがダイエットにどう役立つか説明します!
わかめとねぎの酢みそ和えはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 食物繊維が多く含まれていることで腸内環境を改善する
「わかめとねぎの酢みそ和え」は食物繊維が2.5g含まれており、多いとされています。食物繊維は腸内環境を改善するために重要な栄養素です。食物繊維は腸内で水分を吸収し、便のかさを増やして腸の動きを促進します。また、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える効果もあります。そのため、「わかめとねぎの酢みそ和え」を食べることで、腸内環境を改善し、健康な消化を促進することができます。
2. カロリーがやや低く、脂質も低いためダイエットに適している
「わかめとねぎの酢みそ和え」はカロリーが85kcalとやや低く、脂質も0.9gと低いです。これはダイエット中の方にとって嬉しい特徴です。低カロリーでありながら、食物繊維も多く含まれているため、満腹感を得ることができます。また、脂質が少ないため、摂取するエネルギー量を抑えることができます。そのため、「わかめとねぎの酢みそ和え」を食べることで、ダイエットに役立つ健康的な食事を摂ることができます。
3. 塩分が多いため注意が必要だが、食材の組み合わせによってバランスの取れた食事になる
「わかめとねぎの酢みそ和え」は塩分が1.8gと多いとされています。塩分の摂り過ぎは高血圧や体調不良の原因となるため、注意が必要です。しかし、食材の組み合わせによってバランスの取れた食事にすることができます。例えば、他の料理で塩分を控えめに調整したり、野菜や果物を摂取することで、塩分の摂り過ぎを防ぐことができます。そのため、「わかめとねぎの酢みそ和え」をバランスの取れた食事に組み合わせることで、健康的な食事を実現することができます。
おすすめ:わかめとねぎの酢みそ和えのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
わかめとねぎの酢みそ和えに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムの含有量が多い
わかめとねぎの酢みそ和えは、可食部100gあたりにおいてナトリウムが730mg含まれています。この量は多いとされています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整する重要な役割を果たしていますが、摂りすぎると高血圧のリスクが高まる可能性があります。そのため、塩分摂取量には注意が必要です。
2. ヨウ素とセレンの含有量が多い
わかめとねぎの酢みそ和えは、可食部100gあたりにおいてヨウ素が120μg、セレンが4μg含まれています。これらの量は多いとされています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に関与し、代謝や成長に重要な役割を果たしています。セレンは抗酸化作用を持ち、免疫力の向上や老化防止に効果があるとされています。これらの栄養素が豊富に含まれていることから、わかめとねぎの酢みそ和えは健康に良い食材と言えます。
3. その他の栄養素は普通の含有量
わかめとねぎの酢みそ和えに含まれるカリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、モリブデンの含有量は、可食部100gあたりにおいて普通の範囲とされています。これらの栄養素は体内の機能や健康維持に必要な役割を果たしていますが、特に目立った特徴はありません。
以上のように、わかめとねぎの酢みそ和えはナトリウムの含有量が多く、ヨウ素とセレンの含有量が多いという特徴があります。これらの特徴を踏まえて、バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
わかめとねぎの酢みそ和えに含まれるビタミンを解説!
わかめとねぎの酢みそ和えのビタミンの特徴
ビタミンAの特徴
- レチノールは1 μgで普通の含有量です。
- α-カロテンは0 μgで無しです。
- β-カロテンは120 μgで多い含有量です。
- β-クリプトキサンチンは1 μgで多い含有量です。
- β-カロテン当量は120 μgで多い含有量です。
- レチノール活性当量は11 μgで普通の含有量です。
ビタミンEの特徴
- α-トコフェロールは0.3 mgで普通の含有量です。
- β-トコフェロールは0 mgで無しです。
- γ-トコフェロールは0.7 mgで多い含有量です。
- δ-トコフェロールは0.4 mgで多い含有量です。
ビタミンKの特徴
- ビタミンKは24 μgで多い含有量です。
ビタミンB1の特徴
- ビタミンB1は0.03 mgで普通の含有量です。
ビタミンB2の特徴
- ビタミンB2は0.04 mgで普通の含有量です。
ナイアシンの特徴
- ナイアシンは0.6 mgで普通の含有量です。
ビタミンB6の特徴
- ビタミンB6は0.06 mgで普通の含有量です。
ビタミンB12の特徴
- ビタミンB12は0.3 μgで普通の含有量です。
パントテン酸の特徴
- パントテン酸は0.1 mgで低い含有量です。
ビオチンの特徴
- ビオチンは2.5 μgで普通の含有量です。
ビタミンCの特徴
- ビタミンCは4 mgで多い含有量です。
なお、わかめとねぎの酢みそ和えにはビタミンDと葉酸は含まれていません。
最後に、わかめとねぎの酢みそ和えの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「わかめとねぎの酢みそ和え」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 85 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | (16.3) | g | |
└糖質 | (14.9) | g | 普通 |
└食物繊維 | (2.5) | g | 多い |
たんぱく質 | (3.8) | g | 低い |
脂質 | (0.9) | g | 低い |
「わかめとねぎの酢みそ和え」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (76.3) | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (2.3) | g | 多い |
コレステロール | (17) | mg | 普通 |
食塩相当量 | (1.8) | mg | 多い |
アルコール | (0.1) | g | 多い |
「わかめとねぎの酢みそ和え」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (730) | mg | 多い |
カリウム | (140) | mg | 普通 |
カルシウム | (40) | mg | 普通 |
マグネシウム | (20) | mg | 普通 |
リン | (56) | mg | 普通 |
鉄 | (0.9) | mg | 普通 |
亜鉛 | (0.4) | mg | 普通 |
銅 | (0.10) | mg | 普通 |
マンガン | (0.06) | mg | 普通 |
ヨウ素 | (120) | μg | 多い |
セレン | (4) | μg | 多い |
クロム | (1) | μg | 普通 |
モリブデン | (8) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (1) | μg | 普通 |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | (120) | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | (1) | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | (120) | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | (11) | μg | 普通 |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.3) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0.7) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (0.4) | mg | 多い |
ビタミンK | (24) | μg | 多い |
ビタミンB1 | (0.03) | mg | 普通 |
ビタミンB2 | (0.04) | mg | 普通 |
ナイアシン | (0.6) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.06) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0.3) | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.10) | mg | 低い |
ビオチン | (2.5) | μg | 普通 |
ビタミンC | (4) | mg | 多い |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
わかめとねぎの酢みそ和えと同じ料理の和風料理ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
松前漬け しょうゆ漬 | 166 | 21.0 | 17.0 | 1.4 | 1.6 |
青菜の白和え | 81 | (9.2) | (4.2) | (3.4) | (2.4) |
いんげんのごま和え | 77 | (7.2) | (3.7) | (3.4) | (2.8) |
わかめとねぎの酢みそ和え | 85 | (14.9) | (3.8) | (0.9) | (2.5) |
酢の物類 紅白なます | 34 | (6.5) | (0.6) | (0.6) | (0.9) |
汁物類 とん汁 | 26 | (1.6) | (1.5) | (1.5) | (0.5) |
卯の花いり | 84 | (7.4) | (4.4) | (4.1) | (5.1) |
親子丼の具 | 101 | (5.8) | (8.4) | (5.2) | (0.4) |
牛飯の具 | 122 | (6.6) | (4.1) | (9.4) | (1.0) |
切り干し大根の煮物 | 48 | (4.8) | (2.3) | (2.5) | (2.0) |
きんぴらごぼう | 84 | (6.4) | (1.4) | (4.5) | (3.2) |
ぜんまいのいため煮 | 80 | (7.1) | (3.4) | (4.2) | (2.2) |
筑前煮 | 85 | (8.8) | (4.4) | (3.5) | (1.8) |
肉じゃが | 78 | (12.5) | (4.3) | (1.3) | (1.3) |
ひじきのいため煮 | 75 | (7.3) | (3.1) | (4.0) | (3.4) |
アジの南蛮漬け | 109 | (7.5) | (8.1) | (6.1) | (0.9) |
お好み焼き | 136 | 12.4 | 5.2 | 6.5 | 2.6 |
鶏のから揚げ | 204 | 17.6 | 15.6 | 10.1 | 1.7 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。