焼き豆腐のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

焼き豆腐のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは焼き豆腐の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	82	Kcal	やや低い
炭水化物	1.0	g
└糖質	1.0	g	かなり低い
└食物繊維	0.5	g	普通
たんぱく質	7.8	g	普通
脂質	5.7	g	普通
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、豆分類に所属する正式名称「だいず　［豆腐・油揚げ類］　焼き豆腐」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、焼き豆腐がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

焼き豆腐はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

焼き豆腐とは？どんな食材？

焼き豆腐は、大豆を原料として作られる豆腐の一種です。豆腐を焼いて作られるため、外側は香ばしく、内側はもちもちとした食感が特徴です。

1. 大豆を主成分とする

焼き豆腐は、主成分として大豆を使用しています。大豆には植物性たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、栄養価の高い食材として知られています。

2. 香ばしく焼かれた外側ともちもちの内側

焼き豆腐は、豆腐を焼いて作られるため、外側は香ばしく、内側はもちもちとした食感があります。焼かれることによって、豆腐の水分が飛び、コクや旨味が増します。

3. 様々な料理に利用される

焼き豆腐は、その特有の食感や風味から、様々な料理に利用されます。煮物や炒め物、炊き込みご飯など、さまざまな料理にアレンジすることができます。また、焼き豆腐自体を焼き鳥のように串に刺して食べることもあります。

焼き豆腐はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

引用元：ニッスイ

1. 低カロリーでダイエットに適している

焼き豆腐は可食部100gあたり82kcalと、やや低いカロリーです。ダイエット中の方やカロリー制限をしている方にとって、焼き豆腐は健康的な食事に役立つ食材と言えます。低カロリーながらも、タンパク質や脂質が適度に含まれており、満腹感を得ながら摂取カロリーを抑えることができます。

2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える

焼き豆腐は糖質が1gとかなり低いです。糖質の摂取量が多いと血糖値が急激に上昇し、インスリンの分泌が促されるため、糖尿病の予防や血糖値の管理には気を付ける必要があります。焼き豆腐の低糖質は血糖値の上昇を抑え、健康的な血糖値の維持に役立ちます。

3. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善する

焼き豆腐には食物繊維が0.5g含まれており、普通の量です。食物繊維は腸内環境を改善し、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は食べ物の消化吸収を遅らせるため、満腹感を持続させる効果もあります。焼き豆腐の食物繊維は健康的な腸内環境を維持し、消化器系の健康に役立つ食材と言えます。

おすすめ：焼き豆腐のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

焼き豆腐に含まれる無機質の栄養を解説！

引用元：キッコーマン

焼き豆腐の特徴

焼き豆腐は以下のような栄養データを持っています。

1. カルシウムとマグネシウムが多い

焼き豆腐はカルシウムとマグネシウムが豊富に含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に重要な役割を果たし、マグネシウムは体内の酵素活性や神経伝達に関与しています。焼き豆腐を摂取することで、これらの栄養素を効果的に補給することができます。

2. ナトリウムとカリウムが低い

焼き豆腐にはナトリウムとカリウムが少なく含まれています。ナトリウムは塩分の主成分であり、高血圧や心臓病のリスクを高めることがあります。一方、カリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与しており、心臓の健康をサポートします。焼き豆腐を食べることで、ナトリウムの摂取を抑えつつ、カリウムを適切に摂取することができます。

3. 鉄や銅が多い

焼き豆腐には鉄や銅も多く含まれています。鉄は赤血球の形成や酸素の運搬に重要な役割を果たし、銅は体内の酵素活性や骨や結合組織の形成に関与しています。焼き豆腐を摂取することで、これらの栄養素を効果的に補給することができます。

以上のように、焼き豆腐はカルシウムやマグネシウムが多く含まれており、ナトリウムやカリウムが少ない特徴があります。また、鉄や銅も豊富に含まれています。焼き豆腐をバランスの取れた食事に取り入れることで、栄養素を適切に摂取することができます。

焼き豆腐に含まれるビタミンを解説！

引用元：ヤマサ

焼き豆腐のビタミンの特徴

焼き豆腐に含まれるビタミンの特徴を以下に3つ挙げます。

1. ビタミンEの含有量が多い

焼き豆腐にはビタミンEが豊富に含まれています。具体的には、α-トコフェロールが0.2 mg、β-トコフェロールが0.1 mg、γ-トコフェロールが3.5 mg、δ-トコフェロールが1.5 mg含まれています。特にγ-トコフェロールの含有量が多く、抗酸化作用が期待できます。

2. ビタミンKの含有量が多い

焼き豆腐にはビタミンKも多く含まれています。ビタミンKの含有量は14 μgで、血液の凝固に関与し、骨の健康をサポートする働きがあります。

3. ナイアシンの含有量が低い

一方で、焼き豆腐にはナイアシンの含有量が低い特徴もあります。ナイアシンはビタミンB群の一つで、エネルギー代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康を維持する役割がありますが、焼き豆腐には0.1 mg含まれているため、他の食材と組み合わせてバランスの取れた食事を摂ることが重要です。

焼き豆腐を使ったレシピ20選！

「焼き豆腐」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	82	Kcal	やや低い
炭水化物	1.0	g
└糖質	1.0	g	かなり低い
└食物繊維	0.5	g	普通
たんぱく質	7.8	g	普通
脂質	5.7	g	普通
「焼き豆腐」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	84.8	g	多い
有機酸	-	g	無し
灰分	0.7	g	普通
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「焼き豆腐」のビタミン・無機質等
ナトリウム	4	mg	低い
カリウム	90	mg	低い
カルシウム	150	mg	多い
マグネシウム	37	mg	多い
リン	110	mg	普通
鉄	1.6	mg	多い
亜鉛	0.8	mg	普通
銅	0.16	mg	多い
マンガン	0.60	mg	多い
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	(0)	μg	無し
└レチノール活性当量	(0)	μg	無し
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.2	mg	普通
└β-トコフェロール	0.1	mg	多い
└γ-トコフェロール	3.5	mg	多い
└δ-トコフェロール	1.5	mg	多い
ビタミンK	14	μg	多い
ビタミンB1	0.07	mg	普通
ビタミンB2	0.03	mg	普通
ナイアシン	0.1	mg	低い
ビタミンB6	0.05	mg	普通
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.06	mg	低い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	Tr	mg	無し

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

焼き豆腐と同じ豆の豆腐ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
木綿豆腐	73	0.9	7.0	4.9	1.1
絹ごし豆腐	56	1.1	5.3	3.5	0.9
ソフト豆腐	56	1.9	5.1	3.3	0.4
充てん豆腐	56	2.4	5.0	3.1	0.3
沖縄豆腐	99	1.1	9.1	7.2	0.5
ゆし豆腐	47	1.8	4.3	2.8	0.3
焼き豆腐	82	1.0	7.8	5.7	0.5
生揚げの豆腐	143	(1.1)	10.7	11.3	0.8
油揚げ	377	2.8	23.4	34.4	1.3
がんもどき	223	1.3	15.3	17.8	1.4
凍り豆腐（乾）	496	4.3	50.5	34.1	2.5
豆腐よう	183	19.6	9.5	8.3	0.8
豆腐竹輪（蒸し）	121	7.9	14.9	4.4	0.8
豆腐竹輪（焼き）	133	9.3	16.1	4.9	0.7
ろくじょう豆腐	332	3.7	34.7	21.5	3.2
絹生揚げの豆腐	103	1.9	7.9	7.7	1.5

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。