このページではぎんなんのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ぎんなんのカロリーは168kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:キッコーマン
ぎんなんの可食部100gあたりのカロリーは、168kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中702位です。これは多い順にすると上位44%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「種実」ジャンルのでぎんなんのカロリーを評価すると、23件中22位です。これは上位から95%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 168Kcal |
全体での評価 | 702位 / 1592件中(上位44%…平均的) |
「種実」ジャンル内での評価 | 22位 / 23件中(上位95%…かなり低い) |
ぎんなんはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜぎんなんのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
引用元:キッコーマン
なぜぎんなんのカロリーは平均的なのか?
「ぎんなん」は種実(種実)の一種であり、可食部100gあたりのカロリーは168kcalです。このカロリーは他の食材と比較して「平均的」と評価されています。では、なぜぎんなんのカロリーは平均的なのでしょうか?以下の栄養データを参照しながら、その理由を探ってみましょう。
カロリー
ぎんなんのカロリーは100gあたり168kcalです。この値は他の食材と比較して「平均的」と評価されています。カロリーは食材のエネルギー量を示す指標です。ぎんなんのカロリーが平均的なのは、他の栄養素の含有量とバランスが取れているからと考えられます。
糖質
ぎんなんの糖質は100gあたり33.9gです。この値は他の食材と比較して「普通」と評価されています。糖質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、摂り過ぎると血糖値の上昇や肥満の原因になることもあります。ぎんなんの糖質量が普通と評価されることからも、バランスの良い糖質摂取が可能であることがわかります。
食物繊維
ぎんなんの食物繊維は100gあたり1.6gです。この値も他の食材と比較して「普通」と評価されています。食物繊維は腸内環境の改善や便通の促進に役立つ栄養素です。ぎんなんには適度な量の食物繊維が含まれており、健康な食生活をサポートすることができます。
タンパク質
ぎんなんのタンパク質は100gあたり4.7gです。この値は他の食材と比較して「低い」と評価されています。タンパク質は体の組織や筋肉の構成要素として重要な栄養素です。ぎんなんには他の食材と比べて比較的少ないタンパク質が含まれていますが、他の食材との組み合わせやバランスの取れた食事によって、必要なタンパク質を摂取することができます。
脂質
ぎんなんの脂質は100gあたり1.6gです。この値も他の食材と比較して「低い」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、摂り過ぎると体重の増加や生活習慣病のリスクが高まることもあります。ぎんなんには他の食材と比べて比較的少ない脂質が含まれており、バランスの良い食事に取り入れることができます。
以上の栄養データからわかるように、ぎんなんはカロリーを含めた栄養素のバランスが取れており、「平均的」と評価されています。健康な食生活を送るためには、バランスの良い食事が重要です。ぎんなんはその一部として、食事のバリエーションを豊かにすることができる食材です。ぜひ、ぎんなんを取り入れた料理を楽しんでみてください。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ぎんなん」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 33.9g | 4 | 135.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 1.6g | 2 | 3.2kcal |
たんぱく質 | 4.7g | 4 | 18.8kcal |
脂質 | 1.6g | 9 | 14.4kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ぎんなん」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、135.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ぎんなんは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:キューピー
ぎんなんは、低糖質ダイエットに使える?
ぎんなんは、種実(種実)の一種であり、その糖質量は33.9gです。この数値からも明らかなように、ぎんなんは低糖質ダイエットには不向きです。
ぎんなんの糖質量
ぎんなんは、糖質量が33.9gと非常に高いです。低糖質ダイエットを行う際には、糖質摂取量を制限することが重要ですが、ぎんなんはその制限には適していません。
低糖質ダイエットとは
低糖質ダイエットは、糖質の摂取量を制限することで体重を減らすダイエット方法です。糖質は体内でエネルギー源として利用されますが、摂り過ぎると余分なエネルギーとして蓄積され、体重増加の原因となります。
ぎんなんの糖質制限に向かない理由
ぎんなんは、その糖質量が33.9gと高いため、低糖質ダイエットを行う際には制限する必要があります。しかし、ぎんなんはそのままでは糖質を制限することができません。そのため、ぎんなんを低糖質ダイエットに取り入れる場合は、摂取量を非常に制限する必要があります。
代替となる食材
ぎんなんが低糖質ダイエットに向かない場合、代替となる食材を選ぶことが重要です。例えば、野菜や果物の中には糖質量が低いものがあります。これらを積極的に摂取することで、糖質摂取量を制限することができます。
まとめ
ぎんなんは、糖質量が33.9gと高く、低糖質ダイエットには不向きです。糖質制限を行う際には、ぎんなんの摂取を控えるか、代替となる食材を選ぶことが重要です。糖質摂取量を制限することで、効果的なダイエットを実践することができます。
ぎんなんは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:キッコーマン
ぎんなんは、低脂質ダイエットに使える?
ぎんなんは、種実の一種であり、低脂質ダイエットに少し効果的な食材として利用されることがあります。ぎんなんは、脂肪含有量が比較的低く、1.6gという数値が示しています。
ぎんなんの脂肪含有量
ぎんなんは、低脂質ダイエットを実践している方にとって、良い選択肢となる可能性があります。1.6gという低脂質な数値は、脂肪を制限することを目指す方にとっては望ましい値と言えるでしょう。
ぎんなんの栄養価
ぎんなんは、低脂質だけでなく、他の栄養素も含んでいます。例えば、食物繊維やビタミンE、マグネシウム、カリウムなどが含まれており、バランスの良い食事を摂るためには適している食材と言えます。
ぎんなんの調理方法
ぎんなんを食事に取り入れる方法は様々です。まずは、ぎんなんを茹でてそのまま食べる方法があります。また、ぎんなんをサラダやスープに加えることもできます。さらに、ぎんなんを炒め物や煮物に使うこともできます。自分の好みや料理のバリエーションに合わせて、ぎんなんを活用してみてください。
まとめ
ぎんなんは、低脂質ダイエットに少し効果的な食材として利用できます。その低脂質な数値と栄養価の高さから、健康的な食事を目指す方にとっては適した選択肢と言えるでしょう。ぎんなんを上手に取り入れながら、バランスの良い食事を心掛けてください。
最後に、ぎんなんの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ぎんなん」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 168 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 34.8 | g | |
└糖質 | 33.9 | g | 普通 |
└食物繊維 | 1.6 | g | 普通 |
たんぱく質 | 4.7 | g | 低い |
脂質 | 1.6 | g | 低い |
「ぎんなん」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 25 | % | 特になし |
水分 | 57.4 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.5 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「ぎんなん」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | Tr | mg | 無し |
カリウム | 710 | mg | 多い |
カルシウム | 5 | mg | 低い |
マグネシウム | 48 | mg | 多い |
リン | 120 | mg | 普通 |
鉄 | 1.0 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.25 | mg | 多い |
マンガン | 0.26 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 2 | μg | 多い |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 3 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 290 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 24 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.5 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 0.6 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 3 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.28 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.08 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.2 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.07 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.27 | mg | 多い |
ビオチン | 6.2 | μg | 多い |
ビタミンC | 23 | mg | 多い |
廃棄部位: 殻及び薄皮
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ぎんなんと同じ種実の種実ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
アーモンド | 609 | 11.5 | 19.6 | 51.8 | 10.1 |
あさ | 450 | 14.0 | 29.9 | 28.3 | 23.0 |
えごま | 523 | 12.2 | 17.7 | 43.4 | 20.8 |
カシューナッツ | 591 | 20.2 | 19.8 | 47.6 | 6.7 |
ぎんなん | 168 | 33.9 | 4.7 | 1.6 | 1.6 |
栗 | 147 | 33.2 | 2.8 | 0.5 | 4.2 |
くるみ | 713 | 3.7 | 14.6 | 68.8 | 7.5 |
けし | 555 | 5.8 | 19.3 | 49.1 | 16.5 |
ココナッツパウダー | 676 | 11.5 | 6.1 | 65.8 | 14.1 |
ごま | 604 | 7.0 | 19.8 | 53.8 | 10.8 |
ピスタチオ(味付き) | 617 | 13.1 | 17.4 | 56.1 | 9.2 |
ブラジルナッツ(味付き) | 703 | 3.4 | 14.9 | 69.1 | 7.2 |
ヘーゼルナッツ(味付き) | 701 | 9.1 | 13.6 | 69.3 | 7.4 |
マカダミアナッツ(味付き) | 751 | 6.7 | 8.3 | 76.7 | 6.2 |
落花生 | 572 | 12.4 | 25.2 | 47.0 | 8.5 |
あまに | 540 | 10.2 | 21.8 | 43.3 | 23.8 |
チアシード | 446 | 0 | 19.4 | 33.9 | 36.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。