紅茶のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

紅茶のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは紅茶の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	1	Kcal	かなり低い
炭水化物	0.1	g
└糖質	0.1	g	かなり低い
└食物繊維	-	g	無し
たんぱく質	0.1	g	かなり低い
脂質	(0)	g	無し
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、嗜好品分類に所属する正式名称「＜茶類＞　（発酵茶類）　紅茶　浸出液」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、紅茶がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

紅茶はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

紅茶とは？どんな食材？

紅茶は、お茶の一種であり、茶葉から作られる飲み物です。紅茶は、茶葉を摘み取り、発酵させることで作られます。そのため、茶葉の色が赤みを帯びていることが特徴です。

紅茶の主な成分

紅茶には、カフェインやテアニン、ポリフェノールなどの成分が含まれています。カフェインは、目を覚まして集中力を高める効果があります。テアニンは、リラックス効果やストレス軽減効果があります。ポリフェノールは、抗酸化作用や免疫力向上の効果があります。

紅茶の種類

紅茶には、アッサム、ダージリン、ウバなど、さまざまな種類があります。アッサム紅茶は、インドで生産される濃厚な味わいが特徴です。ダージリン紅茶は、インドのダージリン地方で栽培される茶葉から作られ、芳醇な香りがあります。ウバ紅茶は、スリランカで生産される爽やかな味わいがあります。

紅茶は、その独特な風味や香りから、多くの人に愛されています。食事と一緒に楽しむだけでなく、リラックスタイムやおもてなしの場でも用いられることがあります。是非、紅茶の魅力を味わってみてください。

紅茶はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している

紅茶は1kcalと非常に低カロリーな飲み物です。ダイエット中の方やカロリー摂取を気にされている方にとっては、優れた選択肢と言えます。摂取カロリーを抑えながらも、お茶の香りや味わいを楽しむことができます。

2. 糖質がかなり低いため、血糖値の上昇を抑えられる

紅茶に含まれる糖質は0.1gと非常に少ないです。血糖値の上昇を抑えるために糖質制限が必要な方にとっては、紅茶は適した飲み物と言えます。また、糖尿病の管理にも役立つかもしれません。

3. 脂質と塩分が無いため、健康に配慮した飲み物となる

紅茶には脂質や塩分が含まれていません。脂質や塩分の摂り過ぎは健康に悪影響を与えることがあるため、健康に配慮した飲み物と言えます。特に高血圧や心臓病のリスクを抱えている方にとっては、紅茶は良い選択肢となるでしょう。

おすすめ：紅茶のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

紅茶に含まれる無機質の栄養を解説！

紅茶の特徴

紅茶は、無機質栄養データを見ると、以下の3つの特徴が挙げられます。

1. 低いナトリウム含有量

紅茶はナトリウムの含有量が非常に低いです。ナトリウムは高血圧や心臓病の原因となることがありますが、紅茶を摂取することでそれらのリスクを抑えることができます。

2. 低いカリウム含有量

紅茶にはカリウムもほとんど含まれていません。カリウムは体内の水分バランスを調整する役割を持っていますが、摂りすぎると心臓のリズムを乱す可能性があります。紅茶はカリウムを制限する必要がある人に適しています。

3. 普通のマンガン含有量

紅茶に含まれるマンガンの含有量は普通です。マンガンは骨や結合組織の形成に関与しており、体内の酵素の働きを助ける重要な栄養素です。紅茶を摂取することで、マンガンの摂取量を適切に保つことができます。

以上のように、紅茶は低いナトリウムとカリウムの含有量が特徴的であり、また普通のマンガンの含有量もあります。これらの特徴を考慮して、紅茶を適切に摂取することで健康を維持することができます。

紅茶に含まれるビタミンを解説！

紅茶のビタミン含有量の特徴

紅茶に含まれるビタミンの特徴について、以下の3つを論じます。

1. ビタミンKが豊富

紅茶にはビタミンKが含まれており、可食部100gあたり6 μgという量が含まれています。ビタミンKは血液凝固や骨の健康に関与しており、血液の凝固機能をサポートする重要な栄養素です。紅茶を摂取することで、ビタミンKを効果的に摂取することができます。

2. ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6が低い

一方で、紅茶に含まれるビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6の含有量は低いです。可食部100gあたりの含有量は、ビタミンB2が0.01 mg、ナイアシンが0.1 mg、ビタミンB6が0.01 mgです。これらのビタミンはエネルギー代謝や神経機能の維持に関与しており、十分な摂取が必要です。紅茶のみでこれらのビタミンを摂取する場合は、他の食品からの補給が必要となります。

3. ビオチンが普通

紅茶に含まれるビオチンの量は、可食部100gあたり0.2 μgという量で、普通の範囲に含まれます。ビオチンは肌や髪の健康維持に関与しており、紅茶を通じて適切な量を摂取することができます。

紅茶を使ったレシピ20選！

「紅茶」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	1	Kcal	かなり低い
炭水化物	0.1	g
└糖質	0.1	g	かなり低い
└食物繊維	-	g	無し
たんぱく質	0.1	g	かなり低い
脂質	(0)	g	無し
「紅茶」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	99.7	g	多い
有機酸	-	g	無し
灰分	Tr	g	無し
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「紅茶」のビタミン・無機質等
ナトリウム	1	mg	低い
カリウム	8	mg	低い
カルシウム	1	mg	低い
マグネシウム	1	mg	低い
リン	2	mg	低い
鉄	0	mg	無し
亜鉛	Tr	mg	無し
銅	0.01	mg	低い
マンガン	0.22	mg	普通
ヨウ素	0	μg	無し
セレン	0	μg	無し
クロム	0	μg	無し
モリブデン	0	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	(0)	μg	無し
└レチノール活性当量	(0)	μg	無し
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	-	mg	無し
└β-トコフェロール	-	mg	無し
└γ-トコフェロール	-	mg	無し
└δ-トコフェロール	-	mg	無し
ビタミンK	6	μg	普通
ビタミンB1	0	mg	無し
ビタミンB2	0.01	mg	低い
ナイアシン	0.1	mg	低い
ビタミンB6	0.01	mg	低い
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0	mg	無し
ビオチン	0.2	μg	普通
ビタミンC	0	mg	無し

浸出法： 茶 5 g/熱湯 360 mL、1.5分～4分／カフェイン： 0.03 g、タンニン： 0.10 g

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

紅茶と同じ嗜好品のお茶ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
玉露	5	0.3	1.3	(0)	-
抹茶	237	9.5	29.6	5.3	38.5
せん茶	2	0.3	0.2	(0)	-
かまいり茶	1	0.1	0.1	(0)	-
番茶	0	0.1	Tr	(0)	-
ほうじ茶	0	Tr	Tr	(0)	-
玄米茶	0	0	0	(0)	0
ウーロン茶	0	0.1	Tr	(0)	-
紅茶	1	0.1	0.1	(0)	-
昆布茶	173	34.5	5.2	0.2	2.8
麦茶	1	0.3	Tr	(0)	-
なぎなたこうじゅ	0	Tr	0	Tr	-

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。