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麦茶のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、嗜好品の麦茶を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

麦茶のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずは麦茶の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー1Kcalかなり低い
炭水化物0.3g
└糖質0.3gかなり低い
└食物繊維-g無し
たんぱく質Trg無し
脂質(0)g無し
食塩相当量0mg無し

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、嗜好品分類に所属する正式名称「<その他> 麦茶 浸出液」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、麦茶がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

麦茶はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

引用元:DELISH KITCHEN

麦茶とは?どんな食材?


麦茶は、日本で広く愛されている嗜好品の一つです。その名の通り、主成分は麦です。麦茶は、麦の実を焙煎して作られます。焙煎によって、香ばしさやコクが引き出され、独特の風味が生まれます。

1. 麦


麦は、主に穀物として栽培される作物であり、世界中で広く利用されています。麦茶に使用される麦は、一般的に大麦と呼ばれる種類です。大麦は、食物繊維やビタミンB群、ミネラルなどの栄養素を豊富に含んでいます。また、大麦には、血糖値の上昇を緩やかにする効果もあります。

2. 焙煎


麦茶の特徴的な風味は、麦の実を焙煎することで生まれます。焙煎とは、高温で麦を加熱し、香りや風味を引き出す加工方法です。麦を焙煎することで、麦の香ばしさやコクが増し、さわやかな味わいが生まれます。焙煎の度合いによって、麦茶の風味や色合いが異なるため、個々の好みに合わせて選ぶことができます。

3. 麦茶の効能


麦茶には、さまざまな効能があります。まず、利尿作用があり、体内の余分な水分を排出する助けとなります。また、カフェインを含まないため、リラックス効果があり、安眠の促進にも役立ちます。さらに、食物繊維を豊富に含んでいるため、腸内環境の改善や便通の促進にも効果的です。麦茶は、夏には冷たく、冬には温かく楽しむことができ、一年を通して愛されています。
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ざっくり説明するとこんな感じです!次は麦茶がダイエットにどう役立つか説明します!

麦茶はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

引用元:DELISH KITCHEN

1. 低カロリーでダイエットに適している


麦茶は可食部100gあたり1kcalと、非常に低カロリーです。これは、ダイエット中やカロリー摂取を気にする方にとって非常に魅力的な点です。麦茶を飲むことで、飲み物のカロリー摂取を抑えることができます。また、食事の際に麦茶を飲むことで、満腹感を得ることができるため、食べ過ぎを防ぐことにも役立ちます。

2. 糖質がかなり低いため、血糖値の上昇を抑える効果がある


麦茶は糖質が0.3gと非常に低いです。これは、血糖値の上昇を抑える効果があるため、糖尿病や血糖値のコントロールを必要とする方にとって特に有益です。糖質の摂取を抑えることで、血糖値の急激な上昇を防ぎ、健康を維持することができます。

3. 脂質や塩分が無いため、健康的な飲み物として適している


麦茶には脂質や塩分が含まれていません。脂質は体に必要な栄養素ですが、摂り過ぎると健康に悪影響を及ぼすことがあります。また、塩分の摂り過ぎは高血圧や心臓病のリスクを高めることが知られています。そのため、脂質や塩分を気にする方にとって、麦茶は健康的な飲み物として適しています。

おすすめ麦茶のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

麦茶に含まれる無機質の栄養を解説!

引用元:DELISH KITCHEN

麦茶の特徴


麦茶は以下のような特徴を持っています。

1. 低い無機質栄養素含有量


麦茶はナトリウム、カリウム、カルシウム、リン、亜鉛などの無機質栄養素を含んでいますが、その含有量は非常に低いです。特にマグネシウム、鉄、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンはほとんど含まれていません。したがって、麦茶を摂取してもこれらの栄養素を十分に摂ることはできません。

2. ナトリウムの低さ


麦茶はナトリウムの含有量が非常に低いです。ナトリウムは体内の水分バランスを調整する重要な栄養素ですが、過剰摂取は高血圧や心血管疾患のリスクを高める可能性があります。麦茶は低ナトリウム食を心がける方に適している飲み物です。

3. カフェインフリー


麦茶はカフェインを含まない飲み物です。カフェインは中枢神経を刺激し、覚醒作用や利尿作用がありますが、摂りすぎると不眠や神経過敏の原因となることがあります。麦茶はカフェインを摂りたくない方や就寝前に飲みたい方におすすめの飲み物です。

麦茶に含まれるビタミンを解説!

引用元:Eレシピ

麦茶のビタミンの特徴



麦茶に含まれるビタミンの特徴を3つに絞って論じます。

1. ビオチンの含有量が普通


麦茶にはビオチンが含まれており、可食部100gあたりの含有量は0.1 μgです。ビオチンは体内でエネルギー代謝に関与し、健康な皮膚や髪の成長にも重要な役割を果たしています。麦茶はビオチンを摂取するための一つの手段として考えられます。

2. 他のビタミンは含まれない


麦茶にはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビタミンCは含まれていません。これらのビタミンは他の食品やサプリメントから摂取する必要があります。麦茶はビタミンの補給源としては限定的な役割を持っています。

3. ビオチンの摂取に適した飲み物


麦茶はビオチンの摂取に適した飲み物と言えます。ビオチンは水溶性ビタミンであり、体内で貯蔵されず、定期的な摂取が必要です。麦茶は飲みやすく、日常的に摂取しやすいため、ビオチンの補給に適しています。

以上のように、麦茶はビオチンを含むが他のビタミンは含まれないため、ビオチンの摂取に適した飲み物と言えます。ただし、他のビタミンの補給には他の食品やサプリメントを摂取する必要があります。
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ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は麦茶の使用例としてレシピをご紹介します。

麦茶を使ったレシピ7選!

#1 麦茶でさらさら♪ 冷やし鶏茶漬け

白ごはんわさび麦茶めんつゆ

356 kcal調理時間約15分

このレシピは麦茶を使った冷たいお茶漬けの料理です。梅干の酸味とささみと塩昆布の旨味で美味しさがアップします。…

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#2 料理の基本! 麦茶の作り方

麦茶パック麦茶パック[水出し用丸粒麦茶

調理時間-

このレシピは麦茶を使った料理です。麦茶パックを使用すれば、簡単に麦茶が作れて忙しい日にとっても便利です。…

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#3 片栗粉で作ろう! 麦茶わらびもち風

麦茶片栗粉砂糖黒蜜

199 kcal調理時間約30分

もっちり食感がくせになるわらびもち風のレシピ。麦茶を使って作る香ばしさがクセになるお菓子です。…

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#4 麦茶寒天

粉寒天ハチミツ麦茶ゆで小豆

124 kcal調理時間40分

やさしい甘さの麦茶寒天のレシピ。海藻から作られた粉寒天を使用しているので、食物繊維が豊富な和風スイーツです。…

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#5 グリーンヨーグルトドリンク

大葉ホウレン草ピーナッツ練り白ゴマプレーンヨーグルト

調理時間5分

このレシピは大葉を使ったグリーンヨーグルトドリンクです。大葉には強い抗酸化作用があり、炎症を和らげる効果があります。…

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#6 豚バラと大根の甘辛煮込み

豚バラ肉大根麦茶パックしょうがしょうゆみりん砂糖かたくり粉

600 kcal塩分2.7 g調理時間100分

このレシピは、豚バラ肉と大根を甘辛煮込みにした料理です。豚肉と大根は冷凍することで繊維が壊れて柔らかくなり、麦茶を使った煮汁が添えることで美味しい仕上がりになります。…

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#7 塩鮭茶漬け

ご飯塩鮭ぶぶあられミツバ七味唐辛子一味唐辛子麦茶お漬け物

458 kcal調理時間15分

このレシピは塩鮭を使ったお茶漬けの作り方です。まずは麦茶を作ります。…

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最後に、麦茶の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「麦茶」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー1Kcalかなり低い
炭水化物0.3g
└糖質0.3gかなり低い
└食物繊維-g無し
たんぱく質Trg無し
脂質(0)g無し

「麦茶」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分99.7g多い
有機酸-g無し
灰分Trg無し
コレステロール(0)mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「麦茶」のビタミン・無機質等

ナトリウム1mg低い
カリウム6mg低い
カルシウム2mg低い
マグネシウムTrmg無し
リン1mg低い
Trmg無し
亜鉛0.1mg低い
Trmg無し
マンガンTrmg無し
ヨウ素0μg無し
セレン0μg無し
クロム0μg無し
モリブデン0μg無し
ビタミンA
└レチノール(0)μg無し
└α-カロテン-μg無し
└β-カロテン-μg無し
└β-クリプトキサンチン-μg無し
└β-カロテン当量(0)μg無し
└レチノール活性当量(0)μg無し
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0mg無し
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK0μg無し
ビタミンB10mg無し
ビタミンB20mg無し
ナイアシン0mg無し
ビタミンB60mg無し
ビタミンB12-μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0mg無し
ビオチン0.1μg普通
ビタミンC(0)mg無し

浸出法: 麦茶 50 g/ 湯 1500 mL、沸騰後 5 分放置

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

麦茶と同じ嗜好品のお茶ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
玉露50.31.3(0)-
抹茶2379.529.65.338.5
せん茶20.30.2(0)-
かまいり茶10.10.1(0)-
番茶00.1Tr(0)-
ほうじ茶0TrTr(0)-
玄米茶000(0)0
ウーロン茶00.1Tr(0)-
紅茶10.10.1(0)-
昆布茶17334.55.20.22.8
麦茶10.3Tr(0)-
なぎなたこうじゅ0Tr0Tr-

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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