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せん茶のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、嗜好品のせん茶を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

せん茶のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずはせん茶の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー2Kcalかなり低い
炭水化物0.2g
└糖質0.3gかなり低い
└食物繊維-g無し
たんぱく質0.2gかなり低い
脂質(0)g無し
食塩相当量0mg無し

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、嗜好品分類に所属する正式名称「<茶類> (緑茶類) せん茶 浸出液」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、せん茶がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

せん茶はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

せん茶とは?どんな食材?


せん茶は、日本の伝統的なお茶の一種です。茶葉を摘み取った後、乾燥させることで作られます。その特徴は、新芽や若葉を使用していることです。新芽や若葉は、茶葉の中でも一番柔らかくて繊細な部分であり、香り高く味わい深いお茶に仕上がります。

せん茶の特徴


せん茶は、そのまま飲むだけでなく、料理やお菓子作りにも幅広く利用されます。その特徴は以下の通りです。

1. 鮮やかな緑色:せん茶は、茶葉が乾燥する際に酸化を防ぐため、高温で加熱されます。この加熱により、茶葉が鮮やかな緑色になります。

2. 渋みと香り:せん茶は、茶葉の中でも苦みや渋みが少なく、爽やかな香りが特徴です。そのため、飲みやすくて香り高いお茶として人気があります。

3. 栄養素:せん茶には、カテキンやビタミンCなどの栄養素が豊富に含まれています。これらの成分は、抗酸化作用や免疫力の向上に役立ちます。

せん茶の使い方


せん茶は、様々な使い方があります。以下に代表的な使い方をいくつかご紹介します。

1. お茶として楽しむ:せん茶は、そのままお湯で淹れて飲むことができます。熱湯を注いで蒸らし、適温になったら飲むと、香り高いお茶が楽しめます。

2. 料理に使う:せん茶は、料理にも利用できます。例えば、せん茶を使った和風ドレッシングやせん茶ソースを作ることができます。また、せん茶パウダーを使ったスイーツや和菓子も人気です。

3. 美容に活用する:せん茶に含まれるカテキンは、肌の老化を防ぐ効果があります。せん茶を顔に塗ったり、入浴剤として使用することで、美肌効果を期待することができます。

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ざっくり説明するとこんな感じです!次はせん茶がダイエットにどう役立つか説明します!

せん茶はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. 低カロリーでダイエットに適している


せん茶は、可食部100gあたり2kcalと非常に低カロリーです。この低カロリー性は、ダイエット中の方にとって非常に魅力的な特徴です。せん茶を飲むことで、食事のカロリー摂取量を抑えることができます。また、カロリーが低いため、飲み物として気軽に摂取することができます。



2. 糖質が少なく血糖値の上昇を抑える


せん茶の糖質は可食部100gあたり0.3gと非常に少ないです。糖質が少ないため、血糖値の上昇を抑える効果があります。血糖値が急激に上昇すると、インスリンの分泌が増えてしまい、体内の脂肪の蓄積を促進してしまいます。せん茶を摂取することで、血糖値の上昇を抑え、健康的な体重管理をサポートすることができます。



3. 脂質と塩分がゼロで健康に配慮されている


せん茶は、脂質と塩分がゼロです。脂質や塩分の摂り過ぎは、生活習慣病のリスクを高める要因となります。脂質がゼロであるため、脂肪の摂取を抑えることができます。また、塩分がゼロであるため、高血圧や腎臓の負担を軽減することができます。健康に配慮された食事を心掛けたい方にとって、せん茶は理想的な飲み物です。

おすすめせん茶のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

せん茶に含まれる無機質の栄養を解説!

「せん茶」の特徴



「せん茶」は、無機質栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。

1. 低いナトリウム含有量


「せん茶」は、ナトリウムの含有量が非常に低いです。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や体の浮腫の原因となることもあります。その点で、「せん茶」はナトリウムの摂りすぎを気にする方にとって適した飲み物と言えます。

2. 多いマンガン含有量


一方、「せん茶」にはマンガンの含有量が比較的多いです。マンガンは酵素の働きを助ける役割を持ち、エネルギー代謝や抗酸化作用にも関与しています。そのため、「せん茶」を摂取することで、体内の代謝をサポートし、健康維持に役立つ可能性があります。

3. 亜鉛やヨウ素、セレン、クロム、モリブデンの欠如


「せん茶」には、亜鉛、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった栄養素がほとんど含まれていません。これらの栄養素は体内で様々な役割を果たし、健康維持に重要な役割を果たしています。そのため、「せん茶」の摂取だけではこれらの栄養素を十分に摂ることができず、バランスの良い食事を心がける必要があります。

せん茶に含まれるビタミンを解説!

1. ビタミンB2は普通の含有量


せん茶に含まれるビタミンB2の含有量は0.05 mgで、普通の範囲にあります。

2. ナイアシン・ビタミンB6・パントテン酸は低い含有量


せん茶に含まれるナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸の含有量は低いです。それぞれの含有量は、ナイアシンが0.2 mg、ビタミンB6が0.01 mg、パントテン酸が0.04 mgです。

3. ビオチンは普通の含有量、ビタミンCは多い含有量


せん茶に含まれるビオチンの含有量は0.8 μgで、普通の範囲にあります。一方、ビタミンCの含有量は6 mgで、多い範囲にあります。

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最後に、せん茶の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「せん茶」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー2Kcalかなり低い
炭水化物0.2g
└糖質0.3gかなり低い
└食物繊維-g無し
たんぱく質0.2gかなり低い
脂質(0)g無し

「せん茶」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分99.4g多い
有機酸-g無し
灰分0.1g低い
コレステロール(0)mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「せん茶」のビタミン・無機質等

ナトリウム3mg低い
カリウム27mg低い
カルシウム3mg低い
マグネシウム2mg低い
リン2mg低い
0.2mg低い
亜鉛Trmg無し
0.01mg低い
マンガン0.31mg多い
ヨウ素0μg無し
セレン0μg無し
クロム0μg無し
モリブデン0μg無し
ビタミンA
└レチノール(0)μg無し
└α-カロテン-μg無し
└β-カロテン-μg無し
└β-クリプトキサンチン-μg無し
└β-カロテン当量(0)μg無し
└レチノール活性当量(0)μg無し
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール-mg無し
└β-トコフェロール-mg無し
└γ-トコフェロール-mg無し
└δ-トコフェロール-mg無し
ビタミンKTrμg無し
ビタミンB10mg無し
ビタミンB20.05mg普通
ナイアシン0.2mg低い
ビタミンB60.01mg低い
ビタミンB12(0)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0.04mg低い
ビオチン0.8μg普通
ビタミンC6mg多い

浸出法: 茶 10 g/90 °C 430 mL、1分/カフェイン: 0.02 g、タンニン: 0.07 g

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

せん茶と同じ嗜好品のお茶ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
玉露50.31.3(0)-
抹茶2379.529.65.338.5
せん茶20.30.2(0)-
かまいり茶10.10.1(0)-
番茶00.1Tr(0)-
ほうじ茶0TrTr(0)-
玄米茶000(0)0
ウーロン茶00.1Tr(0)-
紅茶10.10.1(0)-
昆布茶17334.55.20.22.8
麦茶10.3Tr(0)-
なぎなたこうじゅ0Tr0Tr-

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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