このページではマヨネーズ(卵黄型)のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
マヨネーズ(卵黄型)のカロリーは668kcal(100gあたり)!これってどうなの?
マヨネーズ(卵黄型)の可食部100gあたりのカロリーは、668kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中36位です。これは多い順にすると上位2%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「調味料」ジャンルのでマヨネーズ(卵黄型)のカロリーを評価すると、142件中3位です。これは上位から2%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 668Kcal |
全体での評価 | 36位 / 1592件中(上位2%…高い) |
「調味料」ジャンル内での評価 | 3位 / 142件中(上位2%…高い) |
マヨネーズ(卵黄型)はカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜマヨネーズ(卵黄型)のカロリーは高いの?なにが含まれているの?
なぜマヨネーズ(卵黄型)のカロリーは高いのか?
マヨネーズ(卵黄型)は、調味料の中でもカロリーが非常に高いと言われています。その理由について考えてみましょう。
カロリー:668kcal(高い)
マヨネーズ(卵黄型)のカロリーは、可食部100gあたり668kcalと非常に高いです。これは他の食材と比較しても高い部類に入ります。
糖質:2.8g(かなり低い)
マヨネーズ(卵黄型)の糖質は、可食部100gあたり2.8gとかなり低いです。糖質が低いため、糖分の摂取を気にする方にとっては選びやすい調味料と言えるでしょう。
食物繊維:0g(無し)
マヨネーズ(卵黄型)には食物繊維が含まれておらず、可食部100gあたり0gです。食物繊維は消化を助ける役割があり、健康に良いとされていますが、マヨネーズ(卵黄型)には含まれていないため、注意が必要です。
タンパク質:2.5g(低い)
マヨネーズ(卵黄型)のタンパク質は、可食部100gあたり2.5gと低いです。タンパク質は体の組織を作るために必要な栄養素ですが、マヨネーズ(卵黄型)にはそれほど含まれていないため、他の食材と組み合わせることが大切です。
脂質:74.7g(多い)
マヨネーズ(卵黄型)の脂質は、可食部100gあたり74.7gと非常に多いです。脂質はエネルギー源となるだけでなく、体温調節や細胞の構成要素としても重要な役割を果たしていますが、過剰摂取は肥満や生活習慣病のリスクを高める恐れがあります。
以上のように、マヨネーズ(卵黄型)のカロリーが高い理由は、糖質が低く、食物繊維やタンパク質が少ない一方で、脂質が非常に多いからです。カロリーを気にする方やダイエット中の方は、摂取量に注意する必要があります。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「マヨネーズ(卵黄型)」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 2.8g | 4 | 11.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 2.5g | 4 | 10kcal |
脂質 | 74.7g | 9 | 672.3kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「マヨネーズ(卵黄型)」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、672.3kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
マヨネーズ(卵黄型)は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:キューピー
マヨネーズ(卵黄型)は、低糖質ダイエットに使える?
マヨネーズ(卵黄型)は、糖質量が2.8gで、低糖質ダイエットに少し効果的と言えます。
マヨネーズ(卵黄型)の糖質量
マヨネーズ(卵黄型)は、一般的に使用される調味料の一つですが、その糖質量は2.8gと比較的低いです。低糖質ダイエットを行っている方にとっては、糖質摂取を抑えるために適した選択肢と言えるでしょう。
低糖質ダイエットとは?
低糖質ダイエットとは、炭水化物の摂取を制限し、血糖値の急激な上昇を抑えることで、体脂肪を減らすダイエット方法です。糖質を摂りすぎると、余分なエネルギーが脂肪として蓄積されてしまいますが、低糖質ダイエットではその脂肪蓄積を抑えることができます。
マヨネーズ(卵黄型)の効果
マヨネーズ(卵黄型)は、糖質量が2.8gと比較的低いため、低糖質ダイエットにおいて少し効果的と言えます。他の調味料に比べて糖質が少ないため、食事において糖質制限を意識する方にとっては、マヨネーズ(卵黄型)を使用することで、美味しさを損なわずに糖質摂取を抑えることができます。
注意点
ただし、低糖質ダイエットを行う際には、マヨネーズ(卵黄型)の使用量にも注意が必要です。適量を守り、摂取することが大切です。また、マヨネーズ(卵黄型)には脂質が多く含まれているため、摂取する脂質の量にも気をつける必要があります。
まとめ
マヨネーズ(卵黄型)は、糖質量が2.8gと比較的低いため、低糖質ダイエットに少し効果的と言えます。適量を守り、脂質の摂取量にも気をつけながら利用することで、美味しさを損なわずに糖質摂取を抑えることができます。低糖質ダイエットを行う方にとって、マヨネーズ(卵黄型)は有用な調味料と言えるでしょう。
マヨネーズ(卵黄型)は、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:キューピー
マヨネーズ(卵黄型)は、低脂質ダイエットに使える?
マヨネーズは、多くの人々にとって欠かせない調味料の一つです。特に卵黄型のマヨネーズは、その濃厚な味わいが人気です。しかし、低脂質ダイエットを実践している方にとっては、マヨネーズの脂質含有量が気になるところです。
マヨネーズ(卵黄型)の低脂質量は74.7g
調査によると、マヨネーズ(卵黄型)の低脂質量は74.7gとされています。この数字を見ると、低脂質ダイエットにとってはあまり適していないと言わざるを得ません。
マヨネーズ(卵黄型)は低脂質ダイエットに不向き
低脂質ダイエットを実践している方にとって、摂取する脂質量は非常に重要です。マヨネーズ(卵黄型)の脂質量が74.7gということは、ごく少量でも多くの脂質を摂取してしまうことになります。
低脂質ダイエットを成功させるためには、脂質の摂取量を制限する必要があります。そのため、マヨネーズ(卵黄型)は低脂質ダイエットには不向きと言えるでしょう。
代替品の選択肢
低脂質ダイエットを実践する際には、マヨネーズ(卵黄型)の代わりに他の調味料を選ぶことがおすすめです。例えば、ヨーグルトや豆乳をベースにしたドレッシングやソースを使用することで、低脂質でありながら味わいも楽しめます。
また、マヨネーズ(卵黄型)自体も種類によっては低脂質のものも存在します。ラベルをよく確認し、脂質含有量の少ない商品を選ぶことも大切です。
まとめ
マヨネーズ(卵黄型)は、低脂質ダイエットには不向きな調味料です。脂質含有量が74.7gと高いため、低脂質ダイエットを実践する際には他の調味料を選ぶことがおすすめです。ヨーグルトや豆乳をベースにしたドレッシングやソースを使用することで、低脂質でありながら味わいも楽しめます。マヨネーズ(卵黄型)自体も脂質含有量の少ない商品を選ぶことができますので、ラベルを確認することも重要です。
最後に、マヨネーズ(卵黄型)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「マヨネーズ(卵黄型)」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 668 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0.6 | g | |
└糖質 | 2.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 2.5 | g | 低い |
脂質 | 74.7 | g | 多い |
「マヨネーズ(卵黄型)」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 19.7 | g | 低い |
有機酸 | 0.5 | g | 多い |
灰分 | 2.0 | g | 多い |
コレステロール | 140 | mg | 多い |
食塩相当量 | 2.0 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「マヨネーズ(卵黄型)」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 770 | mg | 多い |
カリウム | 21 | mg | 低い |
カルシウム | 20 | mg | 普通 |
マグネシウム | 3 | mg | 低い |
リン | 72 | mg | 普通 |
鉄 | 0.6 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.02 | mg | 低い |
ヨウ素 | 9 | μg | 多い |
セレン | 8 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 2 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | 53 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 1 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 6 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 3 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 54 | μg | 多い |
ビタミンD | 0.6 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 11.0 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0.7 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 41.0 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 10.0 | mg | 多い |
ビタミンK | 140 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.07 | mg | 普通 |
ナイアシン | Tr | mg | 無し |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0.4 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.43 | mg | 普通 |
ビオチン | 7.2 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
使用油: なたね油 、大豆油、 とうもろこし油/(100 g:105mL、100 mL:95g)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
マヨネーズ(卵黄型)と同じ調味料のソース・ドレッシング・味付けジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
ウスターソース | 117 | 27.0 | 1.0 | 0.1 | 0.5 |
中濃ソース | 129 | 30.1 | 0.8 | 0.1 | 1.0 |
濃厚ソース | 130 | 29.8 | 0.9 | 0.1 | 1.0 |
和風ノンオイルドレッシング | 83 | 17.2 | 3.1 | 0.1 | 0.2 |
フレンチドレッシング | 325 | (13.4) | (Tr) | (31.5) | 0 |
サウザンアイランドドレッシング | 392 | (13.4) | (0.3) | (39.2) | (0.4) |
マヨネーズ(卵黄型) | 668 | 2.8 | 2.5 | 74.7 | (0) |
お好み焼きソース | 144 | 33.5 | 1.6 | 0.1 | 0.9 |
ゆずこしょう | 37 | 3.1 | 1.3 | 0.8 | 6.2 |
和風ドレッシング | 179 | (9.7) | (1.9) | (14.5) | (0.2) |
ごまドレッシング | 399 | (15.5) | (2.7) | (38.3) | (0.8) |
マヨネーズ(ヘルシータイプ) | 262 | 4.7 | 2.9 | 28.3 | 0.8 |
フレンチドレッシング | 376 | (10.3) | (0.1) | (38.8) | 0 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。