このページでは、調味料のフレンチドレッシングを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
フレンチドレッシングのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはフレンチドレッシングの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 325 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (12.4) | g | |
└糖質 | (13.4) | g | 普通 |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | (Tr) | g | 無し |
脂質 | (31.5) | g | 多い |
食塩相当量 | (6.3) | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、調味料分類に所属する正式名称「<調味料類> (ドレッシング類) 分離液状ドレッシング フレンチドレッシング 分離液状」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、フレンチドレッシングがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
フレンチドレッシングはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:ニッスイ
フレンチドレッシングとは?どんな食材?
フレンチドレッシングは、さまざまな野菜やサラダにかけるための調味料です。その名前からもわかるように、フランス料理に由来するドレッシングです。フレンチドレッシングは、さっぱりとした味わいでありながら、程よい酸味と甘みが特徴です。
フレンチドレッシングの主な食材
フレンチドレッシングの主な食材は、以下の3つです。
1. オリーブオイル
フレンチドレッシングのベースとなるのは、オリーブオイルです。オリーブオイルはヘルシーでありながら、豊かな風味を持っています。フレンチドレッシングには、エキストラバージンオリーブオイルが使用されることが一般的です。
2. レモンジュース
フレンチドレッシングには、レモンジュースが欠かせません。レモンジュースには爽やかな酸味があり、ドレッシングにぴったりの風味を与えます。また、レモンジュースに含まれるビタミンCは、野菜の栄養素を引き出す効果もあります。
3. ディジョンマスタード
フレンチドレッシングには、ディジョンマスタードが使われることがあります。ディジョンマスタードはフランス発祥のマスタードであり、辛味とコクがあります。このディジョンマスタードがフレンチドレッシングに深みと風味を与えます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はフレンチドレッシングがダイエットにどう役立つか説明します!
フレンチドレッシングはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:NHKきょうの料理
1. カロリーが高いが、少量で満足感を得られる
フレンチドレッシングはカロリーが高いですが、少量でも満足感を得ることができます。そのため、ダイエット中でも少量の使用で満足感を得ることができ、食事の制限を守りやすくなります。
2. 糖質が普通であるため、糖質制限中の食事に適している
フレンチドレッシングの糖質は普通です。糖質制限中の食事に適しており、低糖質の食材と組み合わせることでバランスの取れた食事を摂ることができます。
3. 脂質や塩分が多いため、味付けに少量で済む
フレンチドレッシングは脂質や塩分が多いですが、少量で味付けすることができます。そのため、健康的な食事に必要な脂質や塩分を摂りながらも、過剰摂取を防ぐことができます。また、他の調味料と組み合わせることで、より豊かな味わいを楽しむことができます。
おすすめ:フレンチドレッシングのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
フレンチドレッシングに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:DELISH KITCHEN
1. ナトリウムが多い
フレンチドレッシングは、可食部100gあたりに2500mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは塩分の主成分であり、過剰摂取は高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性があります。そのため、フレンチドレッシングを摂取する際には塩分摂取量に注意が必要です。
2. カリウムが低い
フレンチドレッシングは、可食部100gあたりにわずか2mgのカリウムを含んでいます。カリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与しており、不足すると筋肉の機能や心臓の健康に影響を及ぼす可能性があります。そのため、フレンチドレッシングを摂取する場合には、他の食材からカリウムを摂ることが重要です。
3. カルシウムが低い
フレンチドレッシングは、可食部100gあたりにわずか1mgのカルシウムを含んでいます。カルシウムは骨や歯の形成に重要な役割を果たしており、不足すると骨粗しょう症のリスクが高まる可能性があります。そのため、フレンチドレッシングを摂取する場合には、他の食材からカルシウムを摂ることが必要です。
以上のように、フレンチドレッシングはナトリウムが多く、カリウムやカルシウムが低い特徴を持っています。塩分摂取量には注意が必要であり、他の食材からカリウムやカルシウムを摂ることが重要です。
フレンチドレッシングに含まれるビタミンを解説!
引用元:ぐるなびシェフごはん
フレンチドレッシングのビタミン含有量
フレンチドレッシングに含まれるビタミンの特徴を3つに絞って論じます。
ビタミンEの含有量
フレンチドレッシングにはビタミンEが豊富に含まれています。具体的には、α-トコフェロールが4 mg、β-トコフェロールが0.4 mg、γ-トコフェロールが18 mg、δ-トコフェロールが3.4 mg含まれています。これらの含有量は多いと言えます。
ビタミンKの含有量
また、フレンチドレッシングにはビタミンKも多く含まれています。100gあたりの含有量は54 μgです。ビタミンKは血液凝固や骨の健康に関与しており、適切な量を摂取することが重要です。
その他のビタミン含有量
ただし、フレンチドレッシングにはビタミンA、ビタミンD、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていません。これらのビタミンは他の食品から摂取する必要があります。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はフレンチドレッシングの使用例としてレシピをご紹介します。
フレンチドレッシングを使ったレシピ20選!
#1 おさかなのソーセージのミモザサラダとフレンチドレッシング
魚肉ソーセージ、ゆでたまご、レタス、ブロッコリー、白ワインビネガー、こしょう、オリーブ油
おさかなソーセージを乗せたミモザサラダのレシピ。ゆでたまごは黄身と白身に分けて細かくします。…
レシピを見る#2 輿水治比古先生のフレンチドレッシングのつくり方
こしょう、オリーブ油
このレシピは、酢、燻製塩、こしょうにオリーブ油を加えた簡単なフレンチドレッシングの作り方です。塩分は0でカロリーも低めで、ヘルシーなサラダにぴったりです。…
レシピを見る#3 料理の基本! フレンチドレッシングの作り方
砂糖、こしょう、オリーブオイル
このレシピは酢を使ったフレンチドレッシングの作り方です。サラダにぴったりの簡単手作りドレッシングをご紹介します。…
レシピを見る#4 人参のフレンチドレッシング タマネギのかわりにボイル人参で。
赤ワインビネガー、グレープシードオイル、砂糖、コショウ、マンゴーヤンリキュール、ボイル人参、赤ワイン
フレンチドレッシングの常識を変えるようなメニューです。にんじんとマンゴーヤン リキュールのような甘味が強い素材を使用してミキサーで仕上げています。…
レシピを見る#5 基本のフレンチドレッシングを私好みのレシピで。
白ワインビネガー、グレープシードオイル、砂糖、こしょう、レモンリキュール、玉葱、白ワイン
いつも使うフレンチドレッシングを今日は手作りに。全国大会で優勝経験もある嶋倉シェフが考案するフレンチドレッシングの作り方です。…
レシピを見る#6 白ワインビネガーで作る! フレンチドレッシング
白ワインビネガー、砂糖、こしょう、オリーブオイル
さわやかな酸味で食べやすい、フレンチドレッシングのレシピ。白ワインビネガーをベースに使用するので、マイルドな酸味に仕上がります。…
レシピを見る#7 基本のフレンチドレッシング
マスタード、こしょう、白ワインビネガー、オリーブ油
本格的な味わいが楽しめる、正統派フレンチドレッシングのレシピ。野菜の風味を引き立てる基本のドレッシングが手軽につくれます。…
レシピを見る#8 ミキサーで作る簡単フレンチドレッシング
卵黄、玉ねぎ、白ワインビネガー、マスタード、サラダ油
ミキサーでつくるお手軽フレンチドレッシングのレシピ。材料をミキサーで混ぜ込むだけで完成です。…
レシピを見る#9 フレンチドレッシング
粉がらし、白こしょう、オニオンジュース、白ワインビネガー、サラダ油
自家製フレンチドレッシングのレシピ。ホテルシェフ直伝のドレッシングはさわやかな酸味が野菜によく馴染みます。…
レシピを見る#10 ツナとお花のサラダライス
ご飯、きゅうり、にんじん、ツナ(缶詰)、イタリアンパセリ、キユーピーマヨネーズ、キユーピーフレンチドレッシング(セパレート)、玉九錦糸たまご
ツナを使った、お花のサラダライスのレシピ。見た目もかわいらしい一品です。…
レシピを見る#11 おさかなのソーセージのミモザサラダ
魚肉ソーセージ、トマト、いんげん、レタス、ゆで卵、フレンチドレッシング
ハムの代わりに魚肉ソーセージを使ったサラダです。魚肉ソーセージを少し厚めに切ればサラダにボリューム感が出て、見た目が華やかに見えます。…
レシピを見る#12 海からサラダフレークと新たまねぎの簡単和風サラダ
海からサラダフレーク」、新たまねぎ、かいわれ大根、削りがつお、和風ドレッシング(市販品)
かに風味かまぼこを使用した時短サラダのレシピ。薄切りの新たまねぎは水にさらさず新鮮な甘みを楽しみます。…
レシピを見る#13 お花のひな祭りサラダライス
ご飯、レタス、ハム、スライスチーズ、キユーピーマヨネーズ、キユーピーフレンチドレッシング(セパレート)、サラダクラブ北海道コーン(ホール)
可愛いお花の、サラダライスレシピ。キユーピーフレンチドレッシングとコーンの甘味が、ご飯とよく合います。…
レシピを見る#14 海からサラダフレークと春キャベツのサラダ
海からサラダフレーク」、春キャベツ、サラダほうれん草、酢または白ワインビネガー、サラダ油、こしょう
葉が柔らかな春キャベツとかに風味かまぼこ、サラダほうれん草をフレンチドレッシングで和えたみずみずしいサラダです。春キャベツは葉が柔らかなので少し太めに切ると葉の食感が楽しめます。…
レシピを見る#15 おさかなのソーセージと春雨のスイートチリサラダ
魚肉ソーセージ、春雨、きゅうり、レタス、ミニトマト、香菜、スイートチリソース(市販品)、フレンチドレッシング(市販品)
春雨を戻したらあとは切って混ぜるだけのカンタンスピードレシピ。きゅうりやレタスの歯ごたえと春雨のつるつるし食感が楽しいレシピ。…
レシピを見る#16 サーモンとえびのライスサラダ
ご飯、きゅうり、スナップえんどう、ベビーリーフ、サーモン(刺身用)、ゆでえび(小)、キユーピーマヨネーズ、キユーピーフレンチドレッシング(セパレート)
サーモンとえびを使った、デコレーションケーキのようなライスサラダのレシピ。ドレッシングで和えたご飯をケーキ型などに詰め、色とりどりの具材を飾りつけて作ります。…
レシピを見る#17 海からサラダフレークのキャベツサラダ
海からサラダフレーク」、キャベツ、きゅうり、にんじん、セロリ、マヨネーズ、市販のフレンチドレッシング
カニカマを使ったコールスローサラダのレシピ。キャベツの甘みと「海からサラダフレーク」のジューシーな味わいのヘルシーサラダです。…
レシピを見る#18 ふわふわ卵とトマトの酸味が魅力の"炒り卵とアボカドのサラダ"
オリーブオイル、アボカド、レモン汁、ミニトマト、イタリアンパセリ、フレンチドレッシング
アボカドとトマト、卵をメインにしたサラダのレシピ。卵はふんわりと仕上げるために、中華鍋を使っています。…
レシピを見る#19 あらびきマスタード入りチキンのマカロニサラダ
マカロニ、ブロッコリー、にんじん、サラダチキン、キユーピーマヨネーズ、キユーピーあらびきマスタード
サラダチキンを使った簡単なマカロニサラダのレシピ。ブロッコリーや人参も入っており、色鮮やかなサラダに仕上げています。…
レシピを見る#20 ゴロっと食べごたえのある"ゆでカリフラワーと海老のサラダ"
カリフラワー、むき海老、海老をゆでる塩、じゃがいも、フレンチドレッシング、マヨネーズ、胡椒
ゆでたじゃがいも・カリフラワー・海老を、フレンチドレッシングとマヨネーズで和えたサラダのレシピ。白いサラダの中にほんのりピンク色をしたエビが見えて、色合いもかわいらしい一品です。…
レシピを見る最後に、フレンチドレッシングの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「フレンチドレッシング」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 325 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (12.4) | g | |
└糖質 | (13.4) | g | 普通 |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | (Tr) | g | 無し |
脂質 | (31.5) | g | 多い |
「フレンチドレッシング」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (47.8) | g | 普通 |
有機酸 | (1.9) | g | 多い |
灰分 | (6.3) | g | 多い |
コレステロール | (1) | mg | 普通 |
食塩相当量 | (6.3) | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「フレンチドレッシング」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (2500) | mg | 多い |
カリウム | (2) | mg | 低い |
カルシウム | (1) | mg | 低い |
マグネシウム | (Tr) | mg | 無し |
リン | (1) | mg | 低い |
鉄 | (Tr) | mg | 無し |
亜鉛 | (Tr) | mg | 無し |
銅 | 0 | mg | 無し |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | (Tr) | μg | 無し |
モリブデン | (Tr) | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (4.0) | mg | 多い |
└β-トコフェロール | (0.4) | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | (18.0) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (3.4) | mg | 多い |
ビタミンK | (54) | μg | 多い |
ビタミンB1 | (Tr) | mg | 無し |
ビタミンB2 | (Tr) | mg | 無し |
ナイアシン | (Tr) | mg | 無し |
ビタミンB6 | (Tr) | mg | 無し |
ビタミンB12 | (Tr) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0 | mg | 無し |
ビオチン | (Tr) | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
フレンチドレッシングと同じ調味料のソース・ドレッシング・味付けジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
ウスターソース | 117 | 27.0 | 1.0 | 0.1 | 0.5 |
中濃ソース | 129 | 30.1 | 0.8 | 0.1 | 1.0 |
濃厚ソース | 130 | 29.8 | 0.9 | 0.1 | 1.0 |
和風ノンオイルドレッシング | 83 | 17.2 | 3.1 | 0.1 | 0.2 |
フレンチドレッシング | 325 | (13.4) | (Tr) | (31.5) | 0 |
サウザンアイランドドレッシング | 392 | (13.4) | (0.3) | (39.2) | (0.4) |
マヨネーズ(卵黄型) | 668 | 2.8 | 2.5 | 74.7 | (0) |
お好み焼きソース | 144 | 33.5 | 1.6 | 0.1 | 0.9 |
ゆずこしょう | 37 | 3.1 | 1.3 | 0.8 | 6.2 |
和風ドレッシング | 179 | (9.7) | (1.9) | (14.5) | (0.2) |
ごまドレッシング | 399 | (15.5) | (2.7) | (38.3) | (0.8) |
マヨネーズ(ヘルシータイプ) | 262 | 4.7 | 2.9 | 28.3 | 0.8 |
フレンチドレッシング | 376 | (10.3) | (0.1) | (38.8) | 0 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。