やつがしら（水煮）のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

やつがしら（水煮）のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはやつがしら（水煮）の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	92	Kcal	やや低い
炭水化物	20.0	g
└糖質	17.9	g	普通
└食物繊維	2.8	g	多い
たんぱく質	2.7	g	低い
脂質	0.6	g	低い
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、芋分類に所属する正式名称「＜いも類＞　（さといも類）　やつがしら　球茎　水煮」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、やつがしら（水煮）がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

やつがしら（水煮）はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

引用元：Nadia

やつがしら（水煮）とは？どんな食材？

やつがしら（水煮）は、芋（芋加工品）の一種です。芋を水煮にして作られており、食材として利用されます。

1. 芋を水煮にした食材

やつがしら（水煮）は、芋を水煮にした食材です。芋は皮をむき、適切な大きさにカットされた後、水煮にされます。この水煮にすることで、芋の食感や風味が引き立ちます。

2. 柔らかくて食べやすい

やつがしら（水煮）は、水煮にすることで芋が柔らかくなり、食べやすくなります。芋本来の優しい甘さがあり、口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。

3. 様々な料理に利用できる

やつがしら（水煮）は、そのまま食べるだけでなく、様々な料理に利用することができます。サラダや煮物、炒め物など、幅広い料理に取り入れることができます。そのままの形状や食感を活かした料理もありますし、刻んで使うこともできます。

以上のように、やつがしら（水煮）は芋を水煮にした食材であり、柔らかくて食べやすい特徴があります。様々な料理に利用することができるので、幅広い食べ方を楽しむことができます。

やつがしら（水煮）はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

やつがしら（水煮）の栄養データ

やつがしら（水煮）の栄養データを見ると、以下のような特徴があります。

1. カロリーがやや低い

やつがしら（水煮）は、可食部100gあたり92kcalと、比較的低いカロリーです。カロリーが低いため、ダイエットやカロリーコントロールを目指す方にとっては、健康的な食事の一部として取り入れることができます。

2. 糖質が普通、食物繊維が多い

やつがしら（水煮）には炭水化物が20.0g含まれており、そのうち糖質は17.9gです。糖質は普通の範囲ですが、食物繊維は2.8gと多いです。食物繊維は腸内環境を整えたり、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の満足感を高めることができます。

3. タンパク質や脂質が低い

やつがしら（水煮）にはタンパク質が2.7g、脂質が0.6g含まれています。タンパク質は筋肉や細胞の材料となり、脂質はエネルギー源として重要ですが、やつがしら（水煮）はそれぞれ低い量です。これにより、脂肪やカロリーの摂り過ぎを気にする方にとっては、バランスの良い食事の一部として取り入れることができます。

以上のように、やつがしら（水煮）はカロリーや糖質が比較的低く、食物繊維が多いため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。特に、ダイエットやカロリーコントロールを目指す方や、脂肪やカロリーの摂り過ぎを気にする方におすすめです。

おすすめ：やつがしら（水煮）のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

やつがしら（水煮）に含まれる無機質の栄養を解説！

やつがしら（水煮）の特徴

1. カリウムが多い

やつがしら（水煮）は、可食部100gあたり520mgのカリウムを含んでいます。カリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能を維持する重要な栄養素です。カリウムの摂取は高血圧の予防や心臓の健康維持にも役立ちます。

2. マグネシウムや亜鉛も多い

やつがしら（水煮）には、マグネシウムや亜鉛などの無機質栄養素も豊富に含まれています。マグネシウムは骨の形成や神経伝達に関与し、亜鉛は免疫機能の維持や傷の治癒に重要な役割を果たします。これらの栄養素の摂取は、体の健康維持に貢献します。

3. ナトリウムが低い

やつがしら（水煮）は、可食部100gあたり1mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは塩分の主成分であり、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まります。やつがしら（水煮）はナトリウムが低いため、塩分制限が必要な方にも適しています。

以上のように、やつがしら（水煮）はカリウムやマグネシウム、亜鉛が多く含まれており、ナトリウムが低い特徴を持っています。これらの栄養素のバランスが整っているため、健康的な食事に取り入れることができます。

やつがしら（水煮）に含まれるビタミンを解説！

やつがしら（水煮）のビタミンの特徴

ビタミンEの特徴
- α-トコフェロールが1.1 mg含まれており、他のビタミンに比べて多いです。
- β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。

ビタミンB1の特徴
- ビタミンB1が0.11 mg含まれており、他のビタミンに比べて多いです。

ビタミンB2の特徴
- ビタミンB2が0.04 mg含まれており、他のビタミンに比べて普通です。

ナイアシンの特徴
- ナイアシンが0.5 mg含まれており、他のビタミンに比べて普通です。

ビタミンB6の特徴
- ビタミンB6が0.17 mg含まれており、他のビタミンに比べて多いです。

パントテン酸の特徴
- パントテン酸が0.49 mg含まれており、他のビタミンに比べて普通です。

ビオチンの特徴
- ビオチンが2.6 μg含まれており、他のビタミンに比べて多いです。

ビタミンCの特徴
- ビタミンCが5 mg含まれており、他のビタミンに比べて多いです。

なお、「やつがしら（水煮）」にはビタミンA、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸は含まれていません。

やつがしら（水煮）を使ったレシピ1選！

「やつがしら（水煮）」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	92	Kcal	やや低い
炭水化物	20.0	g
└糖質	17.9	g	普通
└食物繊維	2.8	g	多い
たんぱく質	2.7	g	低い
脂質	0.6	g	低い
「やつがしら（水煮）」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	75.6	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	1.1	g	普通
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「やつがしら（水煮）」のビタミン・無機質等
ナトリウム	1	mg	低い
カリウム	520	mg	多い
カルシウム	34	mg	普通
マグネシウム	39	mg	多い
リン	56	mg	普通
鉄	0.6	mg	普通
亜鉛	1.3	mg	多い
銅	0.21	mg	多い
マンガン	1.25	mg	多い
ヨウ素	Tr	μg	無し
セレン	0	μg	無し
クロム	0	μg	無し
モリブデン	1	μg	普通
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	Tr	μg	無し
└レチノール活性当量	(0)	μg	無し
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	1.1	mg	多い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.11	mg	多い
ビタミンB2	0.04	mg	普通
ナイアシン	0.5	mg	普通
ビタミンB6	0.17	mg	多い
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.49	mg	普通
ビオチン	2.6	μg	多い
ビタミンC	5	mg	多い

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

やつがしら（水煮）と同じ芋の芋加工品ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
さといもの水煮	52	11.3	1.5	0.1	2.4
冷凍さといも	56	7.4	2.2	0.1	8.7
みずいも（水煮）	101	23.5	0.7	0.4	2.5
やつがしら（水煮）	92	17.9	2.7	0.6	2.8
蒸しじゃがいも	76	14.7	1.9	0.3	3.5
フライドポテト	229	30.2	2.9	10.6	3.1
マッシュポテト	347	76.1	6.6	0.6	6.6
ながいも（水煮）	58	11.9	2.0	0.3	1.4
蒸しさつまいも	129	29.7	0.9	0.2	3.8
さつまいもの天ぷら	205	35.6	1.4	6.8	3.1
蒸しむらさきいも	122	28.3	1.2	0.3	3.0
セレベス（水煮）	77	16.8	2.1	0.3	2.2
たけのこいも（水煮）	86	19.3	1.6	0.4	2.4
ヤーコン（水煮）	42	8.7	0.6	0.3	1.2

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。