このページではゴーダチーズのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ゴーダチーズのカロリーは356kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:DELISH KITCHEN
ゴーダチーズの可食部100gあたりのカロリーは、356kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中212位です。これは多い順にすると上位13%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「乳」ジャンルのでゴーダチーズのカロリーを評価すると、54件中14位です。これは上位から25%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 356Kcal |
全体での評価 | 212位 / 1592件中(上位13%…高い) |
「乳」ジャンル内での評価 | 14位 / 54件中(上位25%…高い) |
ゴーダチーズはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜゴーダチーズのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
引用元:ニッスイ
なぜゴーダチーズのカロリーは高いのか?
ゴーダチーズのカロリーは、可食部100gあたり356kcalと、他の食材と比較して「高い」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参考に説明します。
カロリー
ゴーダチーズのカロリーは、可食部100gあたり356kcalです。これは他のチーズや食材と比較すると高い値となります。その理由は、ゴーダチーズに含まれる脂質の量が多いためです。
糖質
ゴーダチーズの糖質は、可食部100gあたり3.7gとかなり低い値です。糖質の摂取量が少ないため、ダイエット中や低糖質の食事を心掛けている方には適しています。
食物繊維
ゴーダチーズには食物繊維が含まれておらず、0gとなっています。食物繊維は腸内環境を整えるために重要な栄養素ですが、ゴーダチーズでは摂取できませんので、他の食材との組み合わせを考える必要があります。
タンパク質
ゴーダチーズのタンパク質は、可食部100gあたり25.8gと多いです。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に必要な栄養素であり、ゴーダチーズはその摂取源として適しています。
脂質
ゴーダチーズの脂質は、可食部100gあたり29gと多いです。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂り過ぎるとカロリーの過剰摂取につながります。そのため、食べる量には注意が必要です。
以上のように、ゴーダチーズのカロリーが高い理由は、主に脂質の量が多いからです。カロリーを気にする方やダイエット中の方は、摂取量に注意しながら食べるようにしましょう。また、ゴーダチーズはタンパク質の摂取源として優れており、バランスの取れた食事に取り入れることが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ゴーダチーズ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 3.7g | 4 | 14.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 25.8g | 4 | 103.2kcal |
脂質 | 29.0g | 9 | 261kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ゴーダチーズ」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、261kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ゴーダチーズは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:dancyu
ゴーダチーズは、低糖質ダイエットに使える?
ゴーダチーズは、乳(チーズ)の一種であり、糖質量が3.7gとされています。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとって、ゴーダチーズは少し効果的な食材と言えるでしょう。
ゴーダチーズの特徴
ゴーダチーズは、オランダ原産のチーズであり、独特の風味とコクがあります。また、チーズの中でも比較的低脂肪であり、タンパク質やカルシウムを豊富に含んでいます。そのため、栄養面でも優れており、ダイエット中に必要な栄養素を摂取することができます。
ゴーダチーズの糖質量
ゴーダチーズは、糖質量が3.7gとされています。一般的なチーズに比べて糖質量が低いため、低糖質ダイエットを実践している方にとっては適しています。糖質を制限することで、血糖値の上昇を抑えることができますので、ダイエット効果が期待できるでしょう。
ゴーダチーズの食べ方
ゴーダチーズは、そのまま食べるだけでなく、様々な料理に使用することができます。サラダやスープにトッピングするだけで、風味豊かな味わいを楽しむことができます。また、焼いたり溶かしたりすることで、チーズの風味が一層引き立ちます。ダイエット中でも、美味しく食べることができるので、飽きることなく続けることができます。
まとめ
ゴーダチーズは、低糖質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。糖質量が3.7gと低いため、血糖値の上昇を抑えることができます。また、栄養価も高く、美味しく食べることができるため、ダイエット中でも楽しみながら続けることができます。ゴーダチーズを上手に活用して、健康的な生活を送りましょう。
ゴーダチーズは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:ヤマサ
ゴーダチーズは、低脂質ダイエットに使える?
ゴーダチーズは、乳製品の一種であり、多くの人にとって美味しい食材として親しまれています。しかし、低脂質ダイエットを実践している方々にとっては、ゴーダチーズは避けるべき食品とされています。なぜなら、ゴーダチーズには比較的高い脂質が含まれているため、ダイエットには不向きだからです。
ゴーダチーズの脂質量は29g
ゴーダチーズには、100gあたり29gの脂質が含まれています。これは、低脂質ダイエットを目指す方々にとってはかなり高い数値です。低脂質ダイエットでは、1日の摂取カロリーのうち脂質の割合を減らすことが重要ですが、ゴーダチーズを摂取することでこの目標を達成することは難しいでしょう。
ゴーダチーズの脂質は飽和脂肪酸が多い
さらに、ゴーダチーズに含まれる脂質は、飽和脂肪酸が多い特徴があります。飽和脂肪酸は、体内での脂肪蓄積や動脈硬化のリスクを高めるとされています。低脂質ダイエットでは、飽和脂肪酸の摂取量を制限することが推奨されており、ゴーダチーズはこの点でも不向きな食品と言えるでしょう。
代替品としての選択肢
低脂質ダイエットを実践する際には、ゴーダチーズの代わりに低脂肪チーズを選ぶことをおすすめします。低脂肪チーズは、脂質の量が少なく、飽和脂肪酸の含有量も抑えられています。また、他の乳製品や大豆製品なども低脂肪であり、ダイエットに適しています。
まとめ
ゴーダチーズは、低脂質ダイエットを実践する方々にとっては避けるべき食品です。その高い脂質量と飽和脂肪酸の含有量から、ダイエットの目標を達成することが難しくなります。代わりに、低脂肪チーズや他の低脂肪食品を選ぶことで、健康的なダイエットを実践することができます。
最後に、ゴーダチーズの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ゴーダチーズ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 356 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 1.4 | g | |
└糖質 | 3.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 25.8 | g | 多い |
脂質 | 29.0 | g | 多い |
「ゴーダチーズ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 40.0 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 3.8 | g | 多い |
コレステロール | 83 | mg | 多い |
食塩相当量 | 2.0 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「ゴーダチーズ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 800 | mg | 多い |
カリウム | 75 | mg | 低い |
カルシウム | 680 | mg | 多い |
マグネシウム | 31 | mg | 普通 |
リン | 490 | mg | 多い |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 3.6 | mg | 多い |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 260 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 170 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 270 | μg | 多い |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.8 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 12 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.33 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 1.9 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.32 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ゴーダチーズと同じ乳のチーズジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
エダムチーズ | 321 | 3.2 | 28.9 | 25.0 | (0) |
エメンタールチーズ | 398 | 5.8 | 27.3 | 33.6 | (0) |
カテージチーズ | 99 | 2.2 | 13.3 | 4.5 | (0) |
カマンベールチーズ | 291 | 4.2 | 19.1 | 24.7 | (0) |
クリームチーズ | 313 | 5.3 | 8.2 | 33.0 | (0) |
ゴーダチーズ | 356 | 3.7 | 25.8 | 29.0 | (0) |
チェダーチーズ | 390 | 3.7 | 25.7 | 33.8 | (0) |
パルメザンチーズ | 445 | 8.0 | 44.0 | 30.8 | (0) |
ブルーチーズ | 326 | 5.3 | 18.8 | 29.0 | (0) |
プロセスチーズ | 313 | 2.4 | 22.7 | 26.0 | (0) |
チーズスプレッド | 284 | 3.2 | 15.9 | 25.7 | (0) |
マスカルポーネチーズ | 273 | 7.2 | 4.4 | 28.2 | (0) |
モッツァレラチーズ | 269 | 4.2 | 18.4 | 19.9 | (0) |
ヤギチーズ | 280 | 5.9 | 20.6 | 21.7 | (0) |
リコッタチーズ | 159 | 6.7 | 7.1 | 11.5 | (0) |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。