このページでは昆布巻きかまぼこのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
昆布巻きかまぼこのカロリーは83kcal(100gあたり)!これってどうなの?
昆布巻きかまぼこの可食部100gあたりのカロリーは、83kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1049位です。これは多い順にすると上位65%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルので昆布巻きかまぼこのカロリーを評価すると、296件中220位です。これは上位から74%に位置するカロリーで、評価は「低い」となります。
カロリー | 83Kcal |
全体での評価 | 1049位 / 1592件中(上位65%…やや低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 220位 / 296件中(上位74%…低い) |
昆布巻きかまぼこはカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜ昆布巻きかまぼこのカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
昆布巻きかまぼこのカロリーはやや低い理由
昆布巻きかまぼこのカロリーは、可食部100gあたり83kcalと評価され、「やや低い」とされています。この低いカロリーの理由について、以下の栄養データを参考に解説します。
糖質が低い
昆布巻きかまぼこの糖質は、可食部100gあたり11.2gと評価されています。この数値は「低い」とされており、他の食材と比較しても糖質の摂取量を抑えることができます。糖質が低いため、血糖値の上昇を抑えることができ、ダイエットや血糖管理に適しています。
食物繊維は無し
昆布巻きかまぼこの食物繊維は、可食部100gあたり0gと評価されています。食物繊維は、腸の働きを促進し便通を改善する効果がありますが、昆布巻きかまぼこにはほとんど含まれていません。そのため、食物繊維を摂取するためには他の食材との組み合わせが必要です。
タンパク質は普通
昆布巻きかまぼこのタンパク質は、可食部100gあたり8.9gと評価されています。この数値は「普通」とされており、他の食材と比較しても適度なタンパク質を摂取することができます。タンパク質は、筋肉や細胞の修復に必要な栄養素であり、健康的な体作りに役立ちます。
脂質が低い
昆布巻きかまぼこの脂質は、可食部100gあたり0.5gと評価されています。この数値は「低い」とされており、他の食材と比較しても脂質の摂取量を抑えることができます。脂質が低いため、カロリーの割には脂肪分が少なく、ダイエットや健康管理に適しています。
以上のように、昆布巻きかまぼこのカロリーがやや低い理由は、糖質や脂質が低く、タンパク質も適度に含まれているからです。健康的な食事やダイエットに取り入れる際には、昆布巻きかまぼこは良い選択肢と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「昆布巻きかまぼこ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 11.2g | 4 | 44.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | -g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 8.9g | 4 | 35.6kcal |
脂質 | 0.5g | 9 | 4.5kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「昆布巻きかまぼこ」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、44.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
昆布巻きかまぼこは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
昆布巻きかまぼこは、低糖質ダイエットに使える?
昆布巻きかまぼこは、魚の練り物の一つであり、糖質量が11.2gとなっています。低糖質ダイエットを行う際には、食品の糖質量を把握することが重要です。そのため、昆布巻きかまぼこの糖質量についても注目が集まっています。
昆布巻きかまぼこは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きだが、糖質量は控えめ
低糖質ダイエットを行う際には、糖質の摂取量を制限することが求められます。一般的には、糖質の摂取量を15g以下に抑えることが推奨されています。昆布巻きかまぼこの糖質量は11.2gとなっており、この目安に近い数値です。
昆布巻きかまぼこは低糖質ダイエットにどちらかというと不向き
しかし、昆布巻きかまぼこは低糖質ダイエットにおいて、どちらかというと不向きな食品とされています。なぜなら、昆布巻きかまぼこの主成分は魚の練り物であり、その中には小麦粉やデンプンが含まれていることがあります。これらの成分は糖質を多く含んでおり、低糖質ダイエットには適していないとされています。
糖質量は控えめ
ただし、昆布巻きかまぼこの糖質量は他のお菓子や加工食品に比べると控えめです。そのため、糖質制限を行っている方が少量の昆布巻きかまぼこを摂取することで、糖質の摂取量を抑えることができるかもしれません。ただし、他の低糖質な食品を選ぶことが望ましいです。
まとめ
昆布巻きかまぼこは低糖質ダイエットにおいて、どちらかというと不向きな食品ですが、糖質量は控えめです。糖質制限を行っている方が少量摂取することで、糖質の摂取量を抑えることができるかもしれません。ただし、他の低糖質な食品を選ぶことが望ましいです。低糖質ダイエットを行う際には、食品の糖質量をしっかりと把握し、バランスの良い食事を心がけましょう。
昆布巻きかまぼこは、低脂質ダイエットに使える!?
昆布巻きかまぼこは、低脂質ダイエットに使える?
低脂質ダイエットは、健康的な体重管理や心臓病、高血圧、糖尿病などの予防に効果的な方法として知られています。脂質は体に必要な栄養素ですが、摂り過ぎると体重増加や健康問題の原因になることもあります。そこで、低脂質ダイエットを実践する際に、魚の練り物である「昆布巻きかまぼこ」が特に効果的であると言われています。
昆布巻きかまぼこの低脂質性
昆布巻きかまぼこは、その特徴的な形状とプリプリとした食感で人気のある食品ですが、その低脂質性も魅力の一つです。昆布巻きかまぼこの脂質含有量は、わずか0.5gと非常に低いです。これは、他の練り物やお肉に比べても圧倒的に低い数値です。低脂質ダイエットを実践している方にとって、昆布巻きかまぼこは理想的な食品と言えるでしょう。
昆布巻きかまぼこの栄養価
低脂質なだけでなく、昆布巻きかまぼこは栄養価も高い食品です。魚は良質なタンパク質やビタミン、ミネラルを豊富に含んでおり、昆布巻きかまぼこも例外ではありません。特に、タンパク質はダイエットにおいて重要な栄養素であり、食事の満足感を高める効果もあります。昆布巻きかまぼこのタンパク質含有量は、約10gと十分な量です。また、昆布にはミネラルや食物繊維も含まれており、健康的な食事に欠かせない要素となっています。
昆布巻きかまぼこのダイエット効果
昆布巻きかまぼこは低脂質であり、栄養価も高いため、低脂質ダイエットに特に効果的な食品と言えます。低脂質な昆布巻きかまぼこを摂取することで、カロリー摂取を抑えながら満腹感を得ることができます。また、タンパク質の摂取量が増えることで、筋肉量を維持することもできます。さらに、昆布に含まれるミネラルや食物繊維が腸内環境を整え、便秘の解消にも役立ちます。
まとめ
低脂質ダイエットを実践する際には、昆布巻きかまぼこを積極的に取り入れることをおすすめします。その低脂質性と栄養価の高さから、昆布巻きかまぼこはダイエットに特に効果的な食品と言えます。健康的な体重管理や心臓病、高血圧、糖尿病の予防に役立つだけでなく、満腹感を得ることや筋肉量の維持、腸内環境の改善にも効果があります。ぜひ、昆布巻きかまぼこを取り入れて、低脂質ダイエットをサポートしましょう。
最後に、昆布巻きかまぼこの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「昆布巻きかまぼこ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 83 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 11.0 | g | |
└糖質 | 11.2 | g | 低い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 8.9 | g | 普通 |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
「昆布巻きかまぼこ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 76.4 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 3.2 | g | 多い |
コレステロール | 17 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 2.4 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「昆布巻きかまぼこ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 950 | mg | 多い |
カリウム | 430 | mg | 多い |
カルシウム | 70 | mg | 多い |
マグネシウム | 39 | mg | 多い |
リン | 55 | mg | 普通 |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.2 | mg | 低い |
銅 | 0.03 | mg | 低い |
マンガン | 0.03 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | Tr | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 75 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 6 | μg | 普通 |
ビタミンD | Tr | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.3 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.08 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.4 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.05 | mg | 低い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
昆布 10 %を使用したもの
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
昆布巻きかまぼこと同じ魚の練り物ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
かに風味かまぼこ | 89 | 10.2 | 12.1 | 0.5 | (0) |
昆布巻きかまぼこ | 83 | 11.2 | 8.9 | 0.5 | - |
す巻きかまぼこ | 89 | 9.7 | 12.0 | 0.8 | (0) |
蒸しかまぼこ | 93 | 11.0 | 12.0 | 0.9 | (0) |
焼き抜きかまぼこ | 102 | 8.7 | 16.2 | 1.0 | (0) |
焼き竹輪 | 107 | 12.1 | 13.2 | 0.4 | (0) |
だて巻 | 190 | 18.8 | 14.6 | 7.5 | (0) |
つみれ | 104 | 8.2 | 12.0 | 4.3 | (0) |
なると | 80 | 11.7 | 7.6 | 0.4 | (0) |
はんぺん | 93 | 11.5 | 9.9 | 1.0 | (0) |
さつま揚げ | 116 | 12 | 11.3 | 2.4 | (0) |
魚肉ハム | 155 | 13.1 | 13.4 | 6.7 | (0) |
魚肉ソーセージ | 158 | 14.5 | 11.5 | 7.2 | (0) |
黒はんぺん | 119 | 15.2 | 11.2 | 2.9 | 0.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。