このページではおにぎり(具なし)のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
おにぎり(具なし)のカロリーは170kcal(100gあたり)!これってどうなの?
おにぎり(具なし)の可食部100gあたりのカロリーは、170kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中698位です。これは多い順にすると上位43%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「穀物」ジャンルのでおにぎり(具なし)のカロリーを評価すると、100件中83位です。これは上位から83%に位置するカロリーで、評価は「低い」となります。
カロリー | 170Kcal |
全体での評価 | 698位 / 1592件中(上位43%…平均的) |
「穀物」ジャンル内での評価 | 83位 / 100件中(上位83%…低い) |
おにぎり(具なし)はカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜおにぎり(具なし)のカロリーは平均的?なにが含まれているの?
おにぎり(具なし)のカロリーは平均的な理由
おにぎり(具なし)は、穀物であるお米を主成分としているため、カロリーが平均的と評価されています。以下の栄養データを参照すると、その理由が明らかになります。
穀物のおにぎり(具なし)の栄養データ
可食部100gあたりの栄養データは以下の通りです。
- カロリー:170kcal(平均的)
- 糖質:39.3g(普通)
- 食物繊維:0.4g(普通)
- タンパク質:2.7g(低い)
- 脂質:0.3g(低い)
お米の特性による平均的なカロリー
おにぎり(具なし)のカロリーが平均的と評価される理由は、お米の特性によるものです。お米は主に炭水化物で構成されており、糖質が多く含まれています。このため、おにぎり(具なし)はエネルギー源として利用されやすく、カロリーが平均的な値になっているのです。
その他の栄養成分
一方で、おにぎり(具なし)はタンパク質や脂質の含有量が比較的低いです。これは、お米自体が主成分であるため、他の食材と比べるとタンパク質や脂質の含有量が少ない傾向にあるからです。
まとめ
おにぎり(具なし)のカロリーが平均的と評価される理由は、お米の特性によるものです。お米は炭水化物が豊富に含まれており、エネルギー源として利用されやすいため、カロリーが平均的な値になっています。一方で、タンパク質や脂質の含有量は比較的低いです。これは、お米が主成分であるため、他の食材と比べると含有量が少ない傾向にあります。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「おにぎり(具なし)」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 39.3g | 4 | 157.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 0.4g | 2 | 0.8kcal |
たんぱく質 | 2.7g | 4 | 10.8kcal |
脂質 | 0.3g | 9 | 2.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「おにぎり(具なし)」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、157.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
おにぎり(具なし)は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
おにぎり(具なし)は、低糖質ダイエットに使える?
おにぎり(具なし)は、低糖質ダイエットに不向き
おにぎり(具なし)の糖質量は39.3g
おにぎり(具なし)は、お米製品であるため、その糖質量は39.3gとなります。低糖質ダイエットを実践している方々にとっては、この糖質量はかなり高いものと言えるでしょう。
低糖質ダイエットにおいては糖質制限が重要
低糖質ダイエットでは、糖質の摂取量を制限することが重要です。糖質は体内でブドウ糖に変わり、エネルギー源として利用されますが、摂り過ぎると余った糖質は脂肪として蓄積されてしまいます。そのため、糖質制限を行うことで、脂肪を燃焼しやすい体質を作ることができます。
おにぎり(具なし)の糖質量は高い
おにぎり(具なし)は、お米を主成分とした食品です。お米は炭水化物の一種であり、糖質を多く含んでいます。そのため、おにぎり(具なし)一個には39.3gもの糖質が含まれているのです。低糖質ダイエットを実践している方々にとっては、この糖質量はかなり高いものと言えるでしょう。
低糖質ダイエットには他の選択肢がある
低糖質ダイエットを実践する際には、おにぎり(具なし)のような高糖質の食品は避けるべきです。代わりに、低糖質の食品を選ぶことが重要です。例えば、野菜や魚、豆腐などは糖質が少なく、ダイエットに適しています。また、糖質を制限したい場合は、おにぎり(具なし)の代わりに、糖質が少ないおにぎりの具材を選ぶこともできます。
まとめ
おにぎり(具なし)は、低糖質ダイエットには不向きな食品です。その糖質量は39.3gと高く、糖質制限を行う上で避けるべき食品と言えます。低糖質ダイエットを実践する際には、おにぎり(具なし)の代わりに、糖質が少ない食品を選ぶことが重要です。糖質制限を意識した食生活を心掛けることで、健康的なダイエットを実現することができるでしょう。
おにぎり(具なし)は、低脂質ダイエットに使える!?
おにぎり(具なし)は、低脂質ダイエットに使える?
おにぎりは、日本の伝統的な食べ物であり、お米を主成分としています。おにぎりは、具材を包み込んだり、シンプルにお米だけで作ったりすることができます。その中でも、具なしのおにぎりは、低脂質ダイエットに特に効果的な食品として注目されています。
おにぎり(具なし)の脂質量はわずか0.3g
おにぎり(具なし)は、主にお米を使用しているため、脂質量が非常に低いです。一個のおにぎりに含まれる脂質量はわずか0.3gです。これは、他の食品と比較しても非常に低い数値です。脂質は、エネルギー源として必要な栄養素ですが、摂りすぎると体重増加や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。そのため、脂質を制限したい方にとって、おにぎり(具なし)は理想的な食品と言えるでしょう。
おにぎり(具なし)の他の栄養素
おにぎり(具なし)は、脂質以外の栄養素もバランスよく含まれています。お米は、炭水化物の主要な供給源であり、エネルギーを補給するために必要な栄養素です。また、お米には食物繊維やビタミンB群も含まれており、健康維持に役立つ成分です。さらに、おにぎり(具なし)は、塩分や糖分の摂取量を調整することも可能です。具なしのおにぎりは、自分の好みや食事制限に合わせて、塩分や糖分を控えめにすることができます。
おにぎり(具なし)の食べ方の工夫
おにぎり(具なし)を低脂質ダイエットに活用するためには、食べ方の工夫も重要です。具なしのおにぎりには、おかずやサラダなどの低脂質な副菜を組み合わせることで、バランスの良い食事を摂ることができます。また、食事の量をコントロールするために、おにぎり(具なし)を小さめに作ることも有効です。食事の回数を増やし、おにぎり(具なし)を間食として摂ることも考えてみてください。
まとめ
おにぎり(具なし)は、低脂質ダイエットに特に効果的な食品です。脂質量がわずか0.3gと非常に低く、他の栄養素もバランスよく含まれています。食事のバランスを考えながら、おにぎり(具なし)を取り入れることで、健康的なダイエットをサポートすることができます。食事の工夫や食べ方のコントロールも重要ですので、自分の体に合った方法で取り組んでみてください。
最後に、おにぎり(具なし)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「おにぎり(具なし)」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 170 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 39.4 | g | |
└糖質 | 39.3 | g | 普通 |
└食物繊維 | 0.4 | g | 普通 |
たんぱく質 | 2.7 | g | 低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「おにぎり(具なし)」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 57.0 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.6 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.5 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「おにぎり(具なし)」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 200 | mg | 普通 |
カリウム | 31 | mg | 低い |
カルシウム | 3 | mg | 低い |
マグネシウム | 7 | mg | 低い |
リン | 37 | mg | 普通 |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.10 | mg | 普通 |
マンガン | 0.38 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.01 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.27 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
塩むすび(のり、具材なし)/食塩0.5 gを含む
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
おにぎり(具なし)と同じ穀物のお米製品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
おにぎり(具なし) | 170 | 39.3 | 2.7 | 0.3 | 0.4 |
焼きおにぎり(具なし) | 166 | 39.5 | 3.1 | 0.3 | 0.4 |
きりたんぽ | 200 | 46.2 | 3.2 | 0.4 | 0.4 |
上新粉 | 343 | 78.8 | 6.2 | 0.9 | 0.6 |
ビーフン | 360 | 80.3 | 7.0 | 1.6 | 0.9 |
米こうじ | 260 | 59.3 | 5.8 | 1.7 | 1.4 |
お餅 | 223 | 50.8 | 4.0 | 0.6 | 0.5 |
赤飯 | 186 | 41.1 | 4.3 | 0.6 | 1.6 |
あくまき | 131 | 26.1 | 2.3 | 1.8 | 0.2 |
白玉粉 | 347 | 80.4 | 6.3 | 1.0 | 0.5 |
道明寺粉 | 349 | 80.9 | 7.1 | 0.7 | 0.7 |
玄米粉 | 370 | 82.6 | 7.1 | 2.9 | 3.5 |
米ぬか | 374 | 32.9 | 13.4 | 19.6 | 20.5 |
ライスペーパー | 339 | 83.7 | 0.5 | 0.3 | 0.8 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。