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とうもろこし粉(コーンミール)のカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!
このページではとうもろこし粉(コーンミール)のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
とうもろこし粉(コーンミール)のカロリーは375kcal(100gあたり)!これってどうなの?
とうもろこし粉(コーンミール)の可食部100gあたりのカロリーは、375kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中173位です。これは多い順にすると上位10%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「穀物」ジャンルのでとうもろこし粉(コーンミール)のカロリーを評価すると、100件中5位です。これは上位から5%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 375Kcal |
全体での評価 | 173位 / 1592件中(上位10%…高い) |
「穀物」ジャンル内での評価 | 5位 / 100件中(上位5%…高い) |
とうもろこし粉(コーンミール)はカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜとうもろこし粉(コーンミール)のカロリーは高いの?なにが含まれているの?
なぜとうもろこし粉(コーンミール)のカロリーは高いのか?
とうもろこし粉(コーンミール)は、穀物(製粉)の一種であり、可食部100gあたり375kcalのカロリーがあります。このカロリーは他の食材と比較して「高い」と評価されています。では、なぜとうもろこし粉のカロリーは高いのでしょうか?以下の栄養データを参照しながら、その理由を探ってみましょう。
カロリーの高さ
とうもろこし粉(コーンミール)のカロリーは可食部100gあたり375kcalと高いです。これは、糖質や脂質の含有量が多いためです。
糖質の多さ
とうもろこし粉(コーンミール)には、可食部100gあたり66.1gの糖質が含まれています。糖質はエネルギー源として体内で利用されるため、多く摂取するとカロリーが高くなります。
食物繊維の多さ
とうもろこし粉(コーンミール)には、可食部100gあたり8gの食物繊維が含まれています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与える効果がありますが、同時にカロリーも高くなります。
タンパク質と脂質の含有量
とうもろこし粉(コーンミール)には、可食部100gあたり8.3gのタンパク質と4gの脂質が含まれています。タンパク質と脂質もエネルギー源として利用されるため、これらの含有量が多いとカロリーが高くなります。
以上の栄養データから分かるように、とうもろこし粉(コーンミール)のカロリーが高い理由は、糖質や脂質、食物繊維、タンパク質の含有量が多いためです。これらの栄養素が豊富に含まれているため、エネルギー源としてのカロリーも高くなっているのです。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「とうもろこし粉(コーンミール)」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 66.1g | 4 | 264.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 8.0g | 2 | 16kcal |
たんぱく質 | 8.3g | 4 | 33.2kcal |
脂質 | 4.0g | 9 | 36kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「とうもろこし粉(コーンミール)」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、264.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
とうもろこし粉(コーンミール)は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
とうもろこし粉(コーンミール)は、低糖質ダイエットに使える?
とうもろこし粉(コーンミール)は、穀物の一種であり、多くの方にとっては美味しい食材の一つです。しかし、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、その糖質量が気になるところでしょう。
とうもろこし粉(コーンミール)の糖質量
とうもろこし粉(コーンミール)の糖質量は、なんと66.1gもあります。これは、低糖質ダイエットを実践している方にとってはかなり高い数値です。低糖質ダイエットでは、通常、1日の糖質摂取量を50g以下に抑えることが推奨されていますので、この糖質量は制限を超えてしまいます。
低糖質ダイエットに不向きな理由
とうもろこし粉(コーンミール)は、その糖質量の高さから、低糖質ダイエットには不向きな食材と言えます。低糖質ダイエットでは、糖質の摂取を抑えることで血糖値の急激な上昇を避け、脂肪の燃焼を促進することが目的です。しかし、とうもろこし粉(コーンミール)の糖質量が高いため、血糖値の上昇を引き起こし、脂肪燃焼を阻害してしまう可能性があります。
代替品としての利用
ただし、低糖質ダイエットを実践している方でも、完全にとうもろこし粉(コーンミール)を避けなければならないわけではありません。代替品として、他の低糖質な粉類を使用することができます。例えば、アーモンド粉やココナッツ粉などは、糖質量が低く、低糖質ダイエットに適しています。これらの代替品を使用することで、美味しい料理を楽しみながら、低糖質ダイエットを続けることができます。
まとめ
とうもろこし粉(コーンミール)は、その糖質量の高さから、低糖質ダイエットには不向きな食材と言えます。糖質の摂取を抑えることが目的の低糖質ダイエットでは、他の低糖質な粉類を使用することが推奨されます。代替品としてアーモンド粉やココナッツ粉などを使用することで、美味しい料理を楽しみながら、低糖質ダイエットを続けることができます。
とうもろこし粉(コーンミール)は、低脂質ダイエットに使える!?
とうもろこし粉(コーンミール)は、低脂質ダイエットに使える?
とうもろこし粉(コーンミール)は、穀物(製粉)の一種です。低脂質ダイエットを考えている方にとって、食品の脂質含有量は非常に重要なポイントです。そこで、とうもろこし粉(コーンミール)の脂質含有量について調査しました。
とうもろこし粉(コーンミール)の脂質含有量は、100gあたり4gとされています。これは、低脂質とは言えない数値ですが、他の穀物や粉類と比べると比較的控えめな量です。
とうもろこし粉(コーンミール)は低脂質ダイエットにどちらかというと不向き
低脂質ダイエットを目指している方にとっては、脂質の摂取量を抑えることが重要です。そのため、とうもろこし粉(コーンミール)はどちらかというと低脂質ダイエットには不向きな食品と言えます。
ただし、脂質の量は控えめであるため、適量を摂取することで他の高脂質な食品と比べるとよりヘルシーな選択となります。また、とうもろこし粉(コーンミール)には食物繊維やビタミンB1、B6などの栄養素も含まれており、バランスの良い食事に取り入れることができます。
まとめ
とうもろこし粉(コーンミール)は、低脂質ダイエットに使える食品ではありますが、脂質の量は控えめです。そのため、低脂質ダイエットを重視する方にとっては、他の穀物や粉類を選ぶ方が良いでしょう。ただし、栄養素や食物繊維も含まれているため、バランスの良い食事に取り入れることで、健康的な食生活をサポートすることができます。
最後に、とうもろこし粉(コーンミール)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「とうもろこし粉(コーンミール)」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 375 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 72.4 | g | |
└糖質 | 66.1 | g | 多い |
└食物繊維 | 8.0 | g | 多い |
たんぱく質 | 8.3 | g | 普通 |
脂質 | 4.0 | g | 普通 |
「とうもろこし粉(コーンミール)」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 14.0 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「とうもろこし粉(コーンミール)」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2 | mg | 低い |
カリウム | 220 | mg | 普通 |
カルシウム | 5 | mg | 低い |
マグネシウム | 99 | mg | 多い |
リン | 130 | mg | 普通 |
鉄 | 1.5 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.4 | mg | 多い |
銅 | 0.16 | mg | 多い |
マンガン | 0.38 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 11 | μg | 多い |
└β-カロテン | 100 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 100 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 160 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 13 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.1 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 4.1 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.08 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.9 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.43 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.57 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
別名: とうきび/歩留り: 75~80 %
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
とうもろこし粉(コーンミール)と同じ穀物の製粉ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
小麦粉(薄力粉) | 349 | 74.1 | 8.3 | 1.5 | 2.5 |
小麦粉(中力粉) | 337 | 73.2 | 9.0 | 1.6 | 2.8 |
小麦粉(強力粉) | 337 | 70.1 | 11.8 | 1.5 | 2.7 |
パン粉 | 277 | 47.0 | 11.0 | 5.1 | 3.0 |
そば粉 | 339 | 67.3 | 12.0 | 3.1 | 4.3 |
とうもろこし粉(玄穀) | 341 | 63.3 | 8.6 | 5.0 | 9.0 |
とうもろこし粉(コーンミール) | 375 | 66.1 | 8.3 | 4.0 | 8.0 |
とうもろこし粉(コーングリッツ) | 352 | 74.7 | 8.2 | 1.0 | 2.4 |
とうもろこし粉(コーンフラワー) | 347 | 75.6 | 6.6 | 2.8 | 1.7 |
はとむぎ(精白粒) | 353 | 72.4 | 13.3 | 1.3 | 0.6 |
ひえ(精白粒) | 361 | 70.2 | 9.4 | 3.3 | 4.3 |
もろこし(玄穀) | 344 | 62.7 | 10.3 | 4.7 | 9.7 |
もろこし(精白粒) | 348 | 71.5 | 9.5 | 2.6 | 4.4 |
ライむぎ(全粒粉) | 317 | 60.0 | 12.7 | 2.7 | 13.3 |
ライむぎ(ライ麦粉) | 324 | 64.0 | 8.5 | 1.6 | 12.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。